カプサイシンは危険！？効果を知って、ダイエットに利用できる7項目！

3.カプサイシンの悪い効果

3.1.発がん性があるってほんとう？

カプサイシンについて少し調べてみると「発がん性」という単語が出てくるのを知っていましたか？
キムチや辛さが売りのラーメン、七味など、とうがらしは食生活に切っても切れない縁がありますよね。
そのとうがらしに発がん性があるって、みんな毎日“リスクを抱えて食べている”っていうことになりませんか？

とうがらしに問題があるのは『食べ過ぎたときだけ』なんです。
カプサイシンには、発がん性はないんです。
でも、カプサイシンを過剰に摂取してしまうと、“ナチュラルキラー細胞”という、がん細胞を壊してくれる免疫細胞に障害が発生してしまいます。

その結果、がんの発生を促進するということに繋がってしまうわけです。
サプリメントや、一般的な食生活で、がんに繋がる量のカプサイシンの摂取には至りません。
激辛料理を食べても、問題はありません。

でも、激辛料理の大食い選手権をはじめてしまったら、それは危険であるということになります。

それに、とうがらしには致死量があることを知っていましたか？
一般的な食生活で致死量に至ることはありませんが、とうがらしを一度に1kgほど食べることができれば、致死量になってしまいます。
タバスコの一気飲みがギネスにも載っているそうなので、その程度では危険性はないということですね。

3.2.韓国で問題になってること

韓国では、胃がんの発生確率が高いそうで、その原因として“キムチ”の名前が挙がっています。
年々、キムチの辛さの度合いが上がっているそうで、辛さが上がるということはとうがらしの使用量が上がっているということで、それと、胃がんの発生率の上昇に関連があるのではないかと言われているのです。

ですが、韓国料理はかなり味付けが濃いのを知っていますか？
とくに塩味。キムチだって、とうがらしだけではなく“塩”を使って漬け込むんです。
キムチを大量に摂取するということは、塩分を大量に摂取するということなんです。

どうでしょう。塩分を多量に摂取していて、健康になれると思いますか？

実際には、カプサイシンによる胃がんの関連性は示されていません。
けれど、偏った食生活や、過剰摂取による健康被害は、容易に想像がつきますね。
韓国の人が、キムチの輸入を禁止しているヨーロッパやアメリカに移住すると、食生活が変わり、胃がんの発生確率が減っているとの研究もあります。

みなさんも、ダイエットをする際には、食べ過ぎず、食べなさ過ぎず、食生活に気をつけましょう！

3.3.食欲増進してしまう！

食欲増進なんて、ダイエットの敵！
カプサイシンと食欲増進には、一体どういった関係があるのでしょうか？
無性に辛いものが食べたくなったり、食卓にキムチが並んでいるとご飯をおかわりしちゃったりしませんか？

カプサイシンの効果には、食欲増進効果があります。
辛さで舌や胃を刺激するため、唾液や胃液の分泌が活発になり、それが食欲増進に繋がるんです。
効果的な利用のしかたは、夏バテなどで食欲不振に陥ったときに利用するのが効果的なのですが、普段から健康的に食欲がある人でも、食欲増進してしまうので、食べ過ぎを気にする方は、気をつけましょう。

では、食欲増進しないようにカプサイシンを摂取するにはどうしたら良いのでしょうか？
まずは、満腹中枢を刺激するために、低カロリー食品で顎を動かします。
よく噛むことで、満腹感を早く感じることができるんです。
その後、カロリーのあるものを食べても、もっと食べたい！となる前に満腹になれます。

あとは、カプサイシンが入ったサプリメントを利用することも一つの手です。