2 ニキビ予防の鉄則15条!
出典 | o-dan
以上のような原因でニキビはできますので、予防のためには簡単に言うとそれを避ければいいわけです。しかしそれではイメージがわかない方もいるでしょうから、具体的に予防のための鉄則を15条ご紹介します。
2-1 化粧品やスキンケアを見直して予防する
ニキビ予防に最も効果があるのは、肌に触れる普段のスキンケアの方法そのものを改善したり、使っている化粧品をニキビができにくいタイプのものや、予防する成分配合のものに変える、ということです。具体的には以下のことを行いましょう。
2-2-1 使っている化粧品を見直す
まずはそのうち、化粧品を見直す鉄則です。
■ 【鉄則①】化粧水を保湿用のものに変える
脂性肌の人や、ニキビができやすい人は、つい「皮脂を抑える」「さっぱりタイプ」といった化粧水を選んでしましますが、もしも年齢が20代半ばを過ぎていたら、それは逆にニキビを招いてしまう可能性があります。ニキビ予防には保湿が非常に重要ですので、かと言ってオイルリッチなものではなく、水分をしっかり補充してくれるタイプを選びましょう。特に、肌の保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸を配合した化粧水、保水する肌の構造を強化するコラーゲンを配合した化粧水がおすすめです。
また仮にニキビケアをうたった化粧水を選ぶ場合でも、ノンコメドジェニックというニキビができにくい成分を配合しているものにしましょう。
一方で特に大人ニキビがよくできる人の場合は、ビタミンC誘導体配合のように皮脂分泌を抑えることを訴求しているもの、コットンなどでメーク汚れを拭き取るタイプのクレンジング、「さっぱりタイプ」でかつアルコールを配合しているもの、TV広告などで思春期向けだなと思えるようなものは避けましょう。
■ 【鉄則②】乳液やクリームを使うようにする
乳液やクリームは美容成分を肌に送り込むと同時に、化粧水や美容液の美容成分、あるいは水分そのものが蒸発しないようにフタをする働きをしています。ですので、普段から洗顔後に化粧水だけつけている、という簡単なステップでスキンケアをしていると、水分の蒸発を防げず、乾燥肌になり、ニキビができてしまいます。したがって、ニキビを防ぐためには多少面倒くさくても「化粧水→美容液→乳液→クリーム」の4ステップのスキンケアを行いましょう。
■ 【鉄則③】刺激の強い洗顔料は使わない
皮脂や汚れがニキビの原因だからと言って、洗浄力の高すぎる洗顔料を使うこともニキビを誘発します。それは皮脂を落とし過ぎて皮膚の乾燥をもたらしてしまうからです。それを防ぐには、洗浄効果は多少落ちますが、肌のPhに近い弱酸性の洗顔料を使うようにしましょう。
また、中にはスクラブと言って、古い角質をこそげ落とすためのツブツブが入っている洗顔料もありますが、これは古い角質を落として過角化を防ぐ反面、皮膚にとっては刺激になるので傷がつき、そこに細菌が入ってニキビができてしまう危険性もあります。ですのでニキビができやすい人にはおすすめできません。
2-2-2 スキンケアの方法そのものを改善する
また、日常的に正しいと思って行っている、あるいは特に意識をせずに行っているスキンケア方法が、実はニキビの原因の場合も多いです。さらに困ったのは、ニキビ対策のつもりで行っているスキンケアが、逆にニキビを誘発している場合もあります。ですので、以下のスキンケアの方法を確認して、思い当たる場合は日頃のスキンケアの方法を見直しましょう。
■ 【鉄則④】洗顔方法を見直す
洗顔は汚れや皮脂をしっかり取り除くことが毛穴詰まりを予防しますが、落とすことを重視しずぎると、ゴシゴシ洗いや、頻繁に洗顔してしまう、ということになりがちです。しかし、そのどちらも逆に皮脂をとりすぎて、皮膚を乾燥させ、皮脂の過剰分泌につながります。したがって、洗顔をするときには泡立てネットなども使ってよく泡立てて、その泡で優しく洗うようにしましょう。汚れは、ゴシゴシとした摩擦で落とすよりお、泡で包み込んで落とす方が効果的なのです。また、洗顔の回数も1日2回までにしましょう。
さらには、クレンジングもふき取りタイプやオイルオフタイプは皮脂を奪い取りすぎてしまいますので、クリーム状の洗い流しタイプにしましょう。
■ 【鉄則⑤】洗顔後はすぐに保湿
洗顔後は皮脂が減ってバリア機能が落ちていることと、皮膚上に残った水分が乾くときに皮膚の中の水分も一緒に蒸発させることで、非常に乾燥しやすいタイミングです。ですので、洗顔後は、時間をおかずにすぐ化粧水をたっぷり使ってしっかりと保湿をしましょう。これはお風呂から上がった時も同じです。背中ニキビなどができやすい人の場合は特に、お風呂から上がったらすぐに水分をしっかりふき取り、さらにボディローションで保湿をしましょう。
男性は皮脂が多いので保湿を怠りがちですが、ニキビ予防のためには同じように保湿は必須です。特に、剃刀でひげを剃っている人はその刺激でニキビができるので、電気シェーバーに変更したり、剃刀の刃を早めに交換して切れ味の良い状態で髭剃りを行いましょう。さらに、髭剃り前にはシェービングジェルで肌の滑りをよくしたり、蒸しタオルでひげを柔らかくするなどして、刺激をできるだけ減らすことも大切です。
■ 【鉄則⑥】生理周期に合わせて化粧品を変更する
普段はトラブルがなく、肌に合っていると思っている化粧品でも、生理の時になるとニキビができてしまう場合は、生理によるホルモンバランスの乱れがその化粧品と不具合を起こしているのかもしれません。そういう場合は、生理周期と肌状態に合わせて、化粧品を使い分けるということも試してみてください。
■ 【鉄則⑦】ニキビ予防のスペシャルケアを行う
ニキビ予防のためには、時々そのためのスペシャルケアを行うこともおすすめします。たとえば、サルチル酸やグリコ―ル酸といった成分を配合しているピーリング石鹸を使って、古い皮脂と角質を取り除き、ターンオーバーを定期的に正常化させることもよいでしょう。小鼻まわりの毛穴パックも有効です。ただし、どちらも頻繁に行ってしまうと、逆にニキビの原因になりかねないので、月に2~3回程度にとどめておきましょう。
2-2-3 【鉄則⑧】お風呂での洗い方も見直す
背中ニキビは、身体の洗い方に問題がある場合が多いです。背中にニキビを作りたくないので、皮脂をできるだけとろうとボディブラシやナイロン製のタオルなどで背中をごしごし洗ってしまうのは、物理的な刺激と皮脂を奪うことの両方の影響で、返ってニキビを誘発します。
また、洗ったあとの洗い流しをしっかりしないと石鹸やボディーシャンプーの泡が残って、それがニキビの原因にもなります。特に気を付けないといけないのは、背中を洗った後だけではなく、洗髪の後です。シャンプーを洗い流して頭はさっぱりしていてもその洗浄成分が髪から垂れて背中に残る場合があるのです。ですので、洗髪後も背中までしっかり洗い流しましょう。
またボディシャンプーも洗顔料と同様に肌にやさしい弱酸性のものを選んでください。そして先ほども書きましたが、風呂上がりには急いで保湿することを忘れずにいてください。
2-2-4 【鉄則⑨】ヘアケアについても見直してニキビを予防する
頭皮、髪の生え際、額などにニキビができやすい人は、ヘアケアも見直しましょう。特にシャンプーの成分に原因がある場合も多いので、試しにお湯だけで髪を洗ってみて様子を見てください。また、パーマやヘアカラーは液剤が頭皮に大きなダメージを与えるので控える、ブラッシング用のブラシも毛先の柔らかい天然素材のものに変える、ドライヤーは頭皮の乾燥につながるので洗髪後はタオルドライをしっかりしてドライヤーは最低限にする、などをしましょう。
額のニキビはヘアスタイルに原因がある場合もあります。額に前髪がかかっていると、額が蒸れると同時に毛先が刺激になってニキビを誘発します。そういう場合は前髪が垂れないようにアップにするかピンで横に流すヘアスタイルに変えましょう。また額を触るクセ、前髪を触ったりするクセもニキビの原因になるので直しましょう。
2-3 生活習慣の見直しでニキビを予防する
ニキビは皮膚の表面にできるトラブルですが、根本の原因は身体の中にある場合も多いです。したがって、身体の内部を整えるために生活習慣も見直してニキビを予防しましょう。
2-3-1 食生活を見直す
■ 【鉄則⑩】偏食をなくし、過度なダイエットをしない
偏食が多かったり、過度なダイエットで必要な栄養素までとらないと、食物繊維やミネラル分が不足して便秘や冷え性になります。そしてそれは、代謝機能を低下させるので、身体の中に老廃物が蓄積し、肌の活力が落ちて特に顎の周りにニキビができます。ですので、偏食を改善することと、ダイエットをするにしても必要な栄養素はしっかりとることを心がけましょう。
特に、レバー、イワシ、納豆、豚肉、きのこ類、牛レバー、バナナ、マグロ、大豆、卵などのビタミンB群は、皮脂分泌を抑えてくれるので、ニキビ予防に効果があります。
■ 【鉄則⑪】動物性脂肪などはできるだけ食べない
肉やバターをたっぷり使ったケーキなどは動物性脂肪や糖分が豊富なので、体内に溜まり、それが排出されることで皮脂が過剰分泌します。ですので、ニキビがちな人は避けたほうがいいでしょう。またお酒や香辛料の利いた食べ物などの刺激物は、毛細血管を拡張させるので、脂腺を刺激し、それが皮脂の過剰分泌につながりますので、これも適度にしておくことが大切です。
■ 【鉄則⑫】食べ物で身体の代謝機能を整える
口周りにニキビができやすい人は、ホルモンのバランスが乱れがちだったり、胃腸の機能の弱いことが多いです。それによって、代謝機能が落ちてターンオーバーも狂い、ニキビができるのです。代謝機能を整えるためには、ショウガなどの身体を温める食材をできるだけメニューに入れたり、身体を冷やすサラダを止めて温野菜にしたり、あるいは冷たい飲み物やコーヒーや紅茶などのカフェインが入っているものは避けることが方法です。
■ 【鉄則⑬】女性ホルモンのバランスを食事で整える
生理になるとニキビができがちな人は、女性ホルモンをその時期に食品で補充しましょう。特に、豆腐、納豆などに含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと構造が似ているので、ホルモンの補充になり、ホルモンバランスを整えてくれます。ナッツ類に含まれるビタミンEも、女性ホルモンのバランスを整えてくれるので、積極的に食べたほうがよいですが、市販のものは揚げてある場合が多くそうなると高カロリー食ですので、生のものを選んで食べましょう。
2-3-2 自律神経のバランスを整える
自律神経は、身体が緊張したり活動したりしている時に働く交感神経と、リラックスしたり休息したりしている時に働く副交感神経で構成されています。この2つの神経のバランスが狂って交感神経優位の状態になると、抗ストレスホルモンが分泌されて男性ホルモンが分泌され、皮脂の過剰分泌につながってニキビができます。ですので、ニキビを予防するには、この自律神経のバランスをとること、そしてできれば副交感神経優位な状態にしておくことが重要です。そのためには、以下を心がけましょう。
■ 【鉄則⑭】ストレスをため込まないようにする
過度なストレスや慢性的なストレスは自律神経のバランスを乱す1番の原因であり、したがってニキビの原因です。仕事や家庭の中でストレスから完全に逃れることはなかなか難しいですが、できるだけストレスの原因(ストレッサー)に近づかないようにする、趣味などに没頭して自分が気持ちよく過ごせる時間を作る、アロマオイルなどを焚いたりヒールングミュージックをかける、ということなどは副交感神経優位の状態を誘って、ストレスが解消される方法です。
また、質の悪い睡眠も大きなストレスなので、早寝早起き、睡眠時間は十分にとる、就寝前には脳に刺激を与えない、寝る前にカフェインなどをとらない、などを心がけましょう。さらには、野菜や果物でビタミンCを積極的にとることもストレスの緩和の効果があります。
■ 【鉄則⑮】有酸素運動を行う
ジョギング、ウォーキング、水泳、ヨガなどの、息を深く吸い込んでゆっくり吐き出しながら行う有酸素運動は、自律神経のバランスを整えてくれます。また同時に代謝機能も高めてくれますので、ダブルの効果ででニキビを予防してくれます。ダイエットのために有酸素運動をする場合は、20分以上続けることが必要ですが、ストレス解消が目的であれば時間の長さは関係ないので、1日10分でもいいので続けましょう。
またゆっくりと腰湯に入ることなども、有酸素運動と同じく代謝を活発してくれ、自律神経のバランスを整え、さらには身体を温めてくれるのでおすすめです。
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