えごま油でニキビを治す！えごま油がニキビに効く理由と効果まとめ

テレビや雑誌で紹介され美容・健康にいいと、えごま油が注目されています。

現代人の生活は脂質を取り過ぎる傾向にあり、それが深刻な生活習慣病やアレルギー、肌荒れなどを引き起こしています。油は太るとか体に悪いのでは？　と思う方がいるかもしれません。

しかし油には種類があって、健康ににとってもいい油があります。

美容にも健康にも注目されているえごま油もその一種。ニキビの改善にも効果があるといわれています。

ではなぜ、ニキビの改善にえごま油がいいのでしょうか？

今回はえごま油の効果から、体にいい理由までくわしくご紹介していきます。

目次

1.えごま油ってなに？
1-1.えごま油の効果
1-2.えごま油が体にいい理由

2.えごま油がニキビにいいってほんと？
2-1.えごま油！　ターンオーバーを正常に
2-2.えごま油！　腸をお掃除
2-3.体にいい油のこと、もっと詳しく
2-4.えごま油の食べ方
2-5.えごま油の保存方法

3.えごま油の選び方
3-1.おすすめえごま油3商品
3-2.おすすめできないえごま油

4.まとめ

1.えごま油ってなに？

美容にも健康にもいいと注目のえごま油とはどんな油なのでしょうか。

えごまとはシソ科の一年草でシソとは同種の変種です。地方では“ジュウネン”とも呼ばれ、食べると十年長生きできるといわれ、昔から生活にありました。

大量に生産される油がでまわり、貴重な生産量の油は知名度はなくなっていきました。

最近テレビやインターネットなどで芸能人からの紹介もあって、健康にいいことが広まり、多くのえごま油商品が出回るようになり手に入りやすくなりました。

えごま油の他にも体にいい油として推奨されているのは

「オリーブ油」

「コメ油」

「亜麻仁油」

「ココナッツオイル」

などがあります。

それぞれに特徴があります。ここではえごま油をくわしく紹介し、ニキビ改善になぜいいのかをご紹介いたします。

1-1.えごま油の効果

健康にいい油として紹介されるえごま油。

えごま油をを毎日摂り続けることで、ニキビの改善や美肌効果、ダイエット効果のみならず、認知症予防やアンチエイジング効果など、えごま油に含まれる成分は様々な効能を発揮します。

他にも

動脈硬化の予防
中性脂肪の減少
アレルギー疾患の軽減
記憶力・学習能力の向上
不整脈の予防
心疾患の予防
血中コレステロールの減少
脳卒中の予防
がん予防…などの効果が期待できます！

もちろんえごま油だけではなく、毎日のバランスのとれた食事あっての効果となりますが、加えてえごま油を毎日とり続ければ、健康的な生活への改善、維持が期待できます。

1-2.えごま油が体にいい理由

ではなぜそんなにえごま油は体にいいのでしょうか？　それはえごま油には

α（アルファ）-リノレン酸が含まれているからです。

＜α（アルファ）-リノレン酸ってなに？＞

このα-リノレン酸（アルファリノレンサン）は、オメガ3脂肪酸と呼ばれるもので、今話題のEPAやDHAと同じ脂肪酸の仲間です。人にとって、大事なものなんです。

しかも、α-リノレン酸は、人の体の中で、EPAやDHAに変わります。ということは、α-リノレン酸をたべることで、オメガ3脂肪酸の必要なものはすべてまかなえてしまいます。

一般的に安価で手軽に入手しやすいサラダ油などには、オメガ６脂肪酸のリノール酸が多く含まれています。

α-リノレン酸もリノール酸も人間にとって絶対に必要となる必須脂肪酸です。

ですが総じて日本人の現代の食生活の多くがこのリノール酸の摂り過ぎ傾向にあります。

リノール酸は取り過ぎると体に悪影響を及ぼす油となります。生活習慣病や中性脂肪をふやす原因となります。

えごま油にもリノール酸は若干含まれていますが、
それ以上に含まれるα-リノレン酸が余分なリノール酸の働きを抑えてバランスのとれた状態にする効果を持っており、リノール酸の摂り過ぎによる病気のリスクを抑えることが出来ます。

だからといってα-リノレン酸の摂り過ぎは体に良くはありません！

女性には取り立てた害は報告されていませんが、男性の場合にはα-リノレン酸の摂り過ぎによって前立腺がんの原因に繋がるのではないかという報告があります。

どんなものでも摂り過ぎは体に良くはありません。過ぎたるは及ばざるが如しですね。

オメガ３脂肪酸とオメガ６脂肪酸の理想的摂取比率は
１：１から１：４が望ましいとされています。

現在、多くの日本人は
１：１０から１：３０というほど、オメガ６脂肪酸のリノール酸の摂り過ぎ傾向にあるので注意が必要です。

そしてえごま油にはα-リノレン酸以外にも良い成分が入っているんです。それはロズマリン酸が含まれているのです。

＜ロズマリン酸ってなに？＞

ロズマリン酸は、名前の通り、ローズマリーやシソにも多く含まれている成分で、ポリフェノールの一種です。効能は、血糖値を下げてくれます。

最近、健康と血糖値の急激な上昇の関係が注目されていますが、えごま油のロズマリン酸は血糖値を下げてくれるんです。

今、生活習慣病やがんのリスクをおさえる健康知識としてテレビで注目されている血糖値。食後の急激な血糖値の上昇は体に悪い影響を及ぼします。

カンタンに言うと、炭水化物は、体内に吸収されてブドウ糖まで分解されてエネルギーに使われますが、余ったブドウ糖は脂肪に変わります。

このロズマリン酸は、ブドウ糖まで分解することを阻止してくれるんです。分解されなかった糖は、そのまま体の外へすてられてしまうんです。なので、血糖値の上昇が抑えられます。

ですからダイエットの効果も期待できます。