全身ダイエットのススメ！効果を出すための食事や運動、基本の”き”

5－2　3日に1回は入浴で体を温めて

入浴はアクティブにもブレイクにも有効な健康法のひとつです。

しっかりと骨のキワの神経まで温めることで、深層筋がほぐれやすくなって脂肪細胞に働きかける事ができますし、神経を落ち着かせることでリラックス効果も生まれます。

シャワーだけで済ませてしまうことが多いという人は、少なくとも3日に1度は40度前後の湯船に浸かってじんわりと汗を出すように練習してみてください。

5－3　記録を残してモチベーションアップが”イマドキ”

SNSでのコミュニケーションが発達している現代、ダイエットにも有効的に活用している人も増えています。

「今日はウォーキングを20分！汗が出て気持ちいい」と自分の首筋の汗をアップしたり、「今日はブレイク日！美味しいケーキで幸せを満喫…」などの投稿があれば沢山の人が【イイネ！】と言ってくれるはずです。

ダイエット前と後の自分の写真を思い切って公開すれば、その努力に励まされて「自分もやろう！」と決意する人もいるかもしれませんし、「こんなに頑張れるなんてスゴイね」と人柄を認めてくれることもあるかもしれません。

これはトレーナーとしての私の持論でもありますが、「ダイエット」は他者から褒められないと成功しません（笑）

恥ずかしがらず、あなたのダイエット（努力）を思いっきり人に見せつけてください。

6　エステ、ジム、習い事…どんな効果があるの？

6－1　エステ痩身は「人の手による施術」でとにかく楽

では最後に、全身ダイエットの壁に当たった時に「駆け込み寺」として利用されることの多い施設について少しだけスポットを当てたいと思います。

まず、「痩身」といえばエステサロンを思い浮かべる方も多いと思います。
エステによっても手技手法が様々ですので一概には言えない部分もありますが、エステなどで取り入れられている手技は基本的に「セルライト除去」に有効です。

セルライトは元は脂肪の塊。それが冷えたり老廃物と絡み合うことで、自分一人ではどうしようもなくなってしまうのです。

エステサロンではこうした除去しにくいセルライトをもみほぐす技術や機械などを取り入れているので、独自でやるよりも早く、そしてとにかく楽に効果を実感できます。

セルライトを除去することで全身の血行も良くなりますので、部分的な施術でも結果的に全身ダイエットのサポートにはなると思います。

6－2　トレーナーがいるジム通いのメリットデメリット

スポーツジムなど「トレーナー」がいるところはとにかく「体調管理」が徹底されます。
そのため”何をやっても痩せない”という人にとって「何が足りないのか」を的確に見抜くことができる、というのが最大のメリットです。

また、トレーナーは基本的に”解剖学”や”栄養学”などの専門知識は学んでいます。どういう運動が効果的になるか、心拍数はどの程度が適当か、栄養として何を取り入れるべきかなどをその人に合わせて組み立ててくれるので、失敗が少ないというのも良いところ。

ただし、トレーナーがついている分「マイペース」は難しくなります。気持ち的に余裕がない、経済的に厳しい時期などは継続しにくく、そこで通うのをやめてしまうことで失敗…というサイクルが生まれやすくなりがち。

また、トレーナーも人ですのでどうしても”相性”があります。ものの伝え方や知識の量、深さなどは個人差があるので、「合わないかも」と思ったら遠慮なく担当を変える、という勇気も必要です。

6－3　ヨガクラスなど運動系の習い事は続けやすい

女性にも人気の高いヨガやピラティスなど、”習い事”の感覚で通えるサロンが人気です。最近の主流はジムのような月会費、お月謝制ではなく「回数券」を購入し、自分の好きなタイミングで通えるというものなので、マイペースで続けやすいのが魅力です。

また、現代日本人はあまり使う機会がない”体幹の柔軟性”などを動かすことで全身のダイエットにも効果的と言えるでしょう。

正しい呼吸法を身につけることができるので、リラックスが下手…という人にもおすすめです。まずは初心者のお試しコースからトライしてみると雰囲気もつかみやすくなりますよ。

7　まとめ

全身のダイエット＝全身の肉体改造です。

生まれたときから少しずつ溜め込んできた脂肪や老廃物、筋肉の硬直などを改善していくのですから、当然負荷もあり、気持ちが元気の無いときには必要以上にツライと思いがち。

ですが本来、ダイエットは「気持ちが良いもの」のはずです。もし「ツライだけ」だとしたら、今の自分の体には負荷が強すぎるのかもしれない…とダイエットの仕方を初心に戻って見直すことも必要です。

ダイエットは自分を苛めることではありません。自分のためになることなのだということを忘れないでくださいね。