ヨーグルトパックがニキビ改善に効果がある5つの理由

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7.まとめ

ヨーグルトは1万年以上も前に、遊牧民が移動する際にヤギの乳を羊の胃袋に入れて保管しておいた時に乳酸菌が入り込んで偶然に生まれたと言われています。また、羊や馬の乳を発酵させて乳酸菌のお酒を作って飲んだり、発酵乳を食べたり、また薬としても使っていたそうです。

日本では、明治時代に売れ残ってしまった牛乳を発酵させて「凝乳」を作るようになったことが日本でのヨーグルトの始まりで、整腸剤として使われていました。大正時代にはミツワ石鹸やチチヤスがヨーグルトを製造し始めましたが、一部の人だが食べているだけで、病人食としても利用されていました。

昭和25年、明治乳業から甘みをつけ寒天で固めた「ハネーヨーグルト」が発売され大量生産される時代に突入します。昭和40年代以降には経済の発展や食卓の西洋化につれ、乳酸菌を発酵させたヨーグルトが食べられるようになったのです。

牛乳にも多いたんぱく質ですが、ヨーグルトは発酵によりさらに10~20%も多く含まれ、乳酸菌の作用により消化吸収もより良くなっています。ヨーグルトのたんぱく質には「カゼイン」、栄養価の高く吸収されやすい「ホエー」、大腸菌などの繁殖を抑え、免疫力を高める「ラクトフェリン」、必須アミノ酸が含まれています。

カゼインが分解される過程でできるペプチドにはカルシウムを吸着する働きのあるカゼインホスホペプチド、神経をリラックスさせ鉄分を吸着する働きのあるオピオイドペプチドがあります。

ヨーグルトはとても栄養価の高い食品で、カルシウムは牛乳より多く、たんぱく質の主成分、カゼインや乳糖には腸の働きを助けてカルシウムの吸収を高める働きがあります。また、大腸の蠕動運動を活発にする短鎖脂肪酸を作る「脂質」も多く、牛乳でお腹がゴロゴロする乳糖不耐症の人もヨーグルトなら、乳糖が乳酸菌により20〜30%分解されているうえに残りの乳糖も体内で分解されるので食べても大丈夫です。

ヨーグルトに含まれる乳清「ホエー」には、肌の水分量を高め保湿する効果があります。天然保湿因子やセラミドを増やし、コラーゲンの生成を促しうるおいのある肌にします。大人ニキビの原因となる肌の乾燥も予防してくれるのです。

ヨーグルトをパックとして使う時の肌への効果は、フルーツ酸であるAHAによる角質のピーリング効果、鼻の角栓も取り去って毛穴の黒ずみを解消する効果、乳清「ホエー」によるメラニンの活性化を抑える効果、亜鉛により傷ついた皮膚を修復したり、炎症を抑え肌荒れを防ぐ効果があります。

ヨーグルトパックの作り方は簡単で、ヨーグルト大さじ1に薄力粉大さじ1を加えてペースト状にした基本のレシピ、はちみつをプラスしたしっとりタイプ、緑茶をプラスしたスクラブ美白タイプ、クレイをプラスしたつるつるタイプがあります。肌に合わないものがなければ全てを入れたよくばりタイプもおすすめです。

注意点は、小麦アレルギーやはちみつアレルギーの人はアレルゲン物質を入れないで作りましょう。また炎症を起こしているニキビがある状態では使用するのを避けてください。作る時には手を清潔に洗い、容器やスプーンなども煮沸消毒かアルコール消毒をして、使う前には必ずパッチテストをしてからにしましょう。


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