野菜不足の解消は超簡単！10分読めばすぐ実践できるお手軽ガイド

疲れて帰宅してからたっぷり時間をかけて食事の準備…なんて、毎日続けられるものではありません。そうするとついついコンビニ弁当や外食で済ますこともありますよね。忙しいサラリーマンの1人暮らしは特に手軽な食事に偏りがちです。

1人暮らしが陥りやすい野菜不足は、栄養の偏りという危険も含んでいるのです。

3.原因は現代人の生活習慣？

また、夜更かしやストレスも野菜不足と深い関わりがあります。現代人は何かと忙しい人が多く、残業で遅くに帰宅する人や日付が変わってから就寝しているという人も多いハズです。休日前夜には夜更かしして過ごすこともありますよね。

正しいサイクルではないため睡眠の質も悪く、目覚めがすっきりしないことで朝食を食べる気にもなれません。朝は食べない派の人が増えているのもこれが原因と言えます。

食事回数が減ったことと、手軽な食事に手を出しやすい現代人の生活習慣が、野菜不足を引き起こしているとも言えるのです。

野菜不足だとどうなるの？

野菜不足がよくないことはわかっても、どんな影響をもたらすかきちんと理解している人は多くありません。野菜の不足がもたらす悪影響を把握すれば、必然的に野菜を意識した生活ができるはずです。

体調やメンタルだけでなく、陰に隠れている重大な病について知っておきましょう。

1.こんな体調不良、ありませんか？

野菜不足の人にみられる体調不良と、現代人の訴える体調不良を比較してみると、無関係とは言えない事実が判明しました。

野菜不足の主な体調不良と、現代人が感じている体調不良がほぼ同じ結果であり、野菜の不足が原因で引き起こされているとも言える状態です。

野菜には、便秘を予防する食物繊維や疲労回復などに効果のあるビタミンが豊富に含まれています。また、ビタミン不足は頭痛や不眠にもつながり、鉄分も不足することで貧血になってしまうのです。

現在、上記の表の体調不良に悩まされている人は、野菜不足が原因かもしれません。

2.イライラしやすい人も要注意！

では精神面にはどんな悪影響があるのかと言うと、こちらも現代人の抱えるメンタルの悩みと同じ症状が現れます。野菜に含まれているビタミンやカルシウムは心を安定させる作用がありますが、これらが不足することでイライラしやすくなります。

また、ほうれん草などに含まれている葉酸が不足すると、うつ病の発症リスクを高める原因にも。体調だけでなくメンタル面にも悪影響と言えますね。

ストレスを感じやすかったり疲れが取れなかったりという症状は、野菜不足から来ている可能性が高いのです。

3.重大な病の引き金にも…

また、こうした心身への悪影響が心配されるだけでなく、命に係わる重大な病を発症することもあります。一例ですが、以下のような危険を含んでいます。

・高血圧　　────　塩分を排出するカリウムの不足で血中の塩分濃度が高まる
・大腸がん　────　腸の働きが悪くなることで、便秘だけでなくがんのリスクも
・心筋梗塞　────　カリウム不足から生活習慣病に発展し、心臓に負担をかける
・動脈硬化　────　ビタミンの不足により、血圧が高くなり動脈硬化へも

これらはいずれも現代人が陥りやすい生活習慣病につながった結果でもあり、単なる体調不良では済まされない症状を引き起こすのです。

現代人だからこそ可能！簡単野菜不足の解消法3つ

野菜不足は危険な病を引き起こしますが、普段から少し気を付けるだけで足りない分を簡単に補うことが可能です。現代人だから野菜不足になっている現状も、現代人だからこその方法で解消していきましょう。

日常生活でほんの少し気を付けるだけなので、そのポイント3つをご紹介します。

1.外食時はこれをプラス！

外食の際は、なるべく野菜の多いメニューを選べば問題ないのですが、やはり好みのメニューに目が行ってしまうのも事実ですよね。野菜よりボリュームのある肉料理の方が魅力を感じやすく、ついついオーダーしてしまうものです。

そこで、外食時のポイントは「サラダを加える」ことです。

メインメニューには好きなものをチョイスしますが、必ずサラダをプラスします。そうすることで、サラダの分を考えてオーダーしなければならないため、必然的にメインメニューでのカロリーの取り過ぎも防げます。

お腹いっぱい食べても、そのうち3割くらいは野菜が占めるようにしましょう。

2.コンビニ派はこれでアレンジ！