一般的にオススメなのは、緑黄色野菜と淡色野菜のバランスを1:2くらいです。つまり、緑黄色野菜100〜120g、淡色野菜230〜250gです。この中に適度に根菜類などを混ぜ込んでいけば良いのではないでしょうか。
代表的な緑黄色野菜・・・ケール・小松菜・サラダ菜・春菊・アスパラガス・おくら・かぼちゃ・青梗菜・トマトなど
代表的な淡色野菜・・・大根・白菜・カリフラワー・レンコン・レタス・たまねぎ・きゃべつなど
4.野菜不足はいろんな症状を引き起こす
4.1 身長や体重の伸び悩み
野菜不足は、ビタミン、ミネラルなどのいろいろな栄養素を摂り損なうことにもつながるため、特に子供の頃から続いてしまうと、成長が伸び悩む可能性があります。一般的に人間の体は、3大栄養素である、炭水化物、脂質、タンパク質が大事だと誤解している人たちがいます。
これは大きな間違いで、むしろ、この3つは放っておいても現代の日本では不足することはあまりなく、ビタミンやミネラルこそ不足がちで重要なんです。ビタミンB2は成長を助け、カルシウムなどで骨や歯をしっかりと形成していけるように摂取しましょう。
4.2 脳や神経の未発達
成長という面では上記の身長などと一緒ですが、脳や神経の未発達も野菜不足になると心配なことの1つですね。これも特に子供にいえることで、ビタミン、ミネラルの欠乏は脳の発達を妨げ、運動や勉強に対する意欲、やる気などを奪う可能性があります。その他にもコミュニケーションが苦手になるのも可能性としてはあるようです。
4.3 貧血
意外と多いのが、野菜不足による貧血です。普通にご飯を食べているのに、なんかクラクラするなと思ったら、野菜不足から鉄分が摂れていなかったりするんです。鉄分というとレバーと思ってる人もいますが、それはあっていますが、毎日レバーは食べるもんじゃないですよね。
つまり、毎日の野菜で鉄分を摂ることが大切なんです。また、貧血はビタミンB12や葉酸などからも赤血球の生成でヘモグロビンの合成を助けて、改善してくれます。いずれにしろ、貧血は野菜を摂取することで改善できる可能性があるのです。
4.4 便秘
これは結構、健康に詳しい人なら誰でも知っていることですが、野菜不足は便秘を引き起こす可能性があります。その原因はビタミンやミネラルというよりは、食物繊維が関わっています。食物繊維不足になると、腸の働きが悪くなります。本来、食物繊維は腸内環境を整えて、老廃物を運び排出してくれるんですが、これが減るとその働きが弱くなります。
特にこの兆候は女性多いと考えられています。便秘は、そのまま、体の中に毒素を溜め込むことにもつながり、肥満を引き起こす可能性もあるので早い段階で対処しましょう。
4.5 栄養失調
この栄養失調も子供や若い人に起きやすいといわれています。栄養失調は食事が足りていないという意味ではなく、体に必要な栄養が足りていないことをいいます。そのため、食事をお腹いっぱい食べていようともなる可能性はあるんです。
しっかりと野菜を食べていくことでビタミンやミネラルを摂取でき、それとともに炭水化物、タンパク質、脂質を合わせて摂ることで栄養失調から回復するでしょう。
一番危険なのは子供だけじゃなく大学生などでも多いのですが、お菓子ばっかり食べている、食事もコンビニのパンだけで済ましている、などの偏った食生活を続けている人ですので、毎日の食事はバランスよく野菜を摂取しましょう。
4.6 肥満
野菜不足は、肥満になる傾向があるといわれています。これは、野菜を食べないということは、その代わりにお肉や脂っこいものを多く食べている可能性があるために、必然的に肥満になる可能性が高くなります。
それ以外には、野菜を食べないことで、本来摂取する必要のあるビタミンやミネラルが不足して、体の中の代謝機能が正常に働かなくなる可能性があり、そのまま、肥満につながります。
また、上記で紹介した便秘により、肥満が引き起こされる場合もありますし、食物繊維不足により、血糖値の安定によるインスリンの分泌抑制が働かないなど、様々な原因により肥満は引き起こされるのです。
4.7 肌荒れ
野菜不足は肌荒れも引き起こします。これは野菜不足により、ビタミン、ミネラルによる新陳代謝機能が落ちます。そうするといわゆるデトックス効果が失われ、血液がドロドロになります。
血液がドロドロになると血流が悪くなり、肌が荒れたり、シミなどの老化現象も出るようになるのです。また、これは食物繊維不足による便秘により、腸内に毒素を溜め込んでしまい肌に栄養している可能性があります。
5.野菜不足は放っておいてはダメ!6つの病気
5.1 痛風
痛風は、中高年の男性に多く、血液中に含まれる尿酸値が異常に高くなり、高尿酸血症になり、この尿酸が体の関節にたまりひどい関節痛を引き起こしているのです。最も多いのが足の指の痛みです。
しかし、なぜ野菜不足が痛風になるのか、疑問ですよね。尿酸はプリン体を分解した時に発生するといわれているので、プリン体の摂取を我慢すれば問題なさそうというのが、何も知らない人の陥る罠です。
実は尿酸は、それ以外の流れでも発生しますので尿酸をしっかり排出して、尿酸値を下げる必要があります。そのために必要なのが、野菜であり、その成分であるビタミンやカリウムになんです。これらの成分は尿酸値を下げることに貢献してくれます。
5.2 糖尿病
野菜は血糖値が上がるのを緩やかにしてくれます。逆にいうと野菜を摂らないでいると個人差もありますが、血糖値が上がってしまいます。そして血糖値が上がり、このような状態が続けば、糖尿病になってしまいます。
糖尿病は、初期は自覚症状があまりなく、悪化してから発覚し、その後も色々な合併症を引き起こします。糖尿病のリスクがある場合には、積極的に野菜を摂取し、運動なども行い、生活全体を改善していくようにしましょう。
5.3 高血圧
野菜に含まれているカリウムを摂る量が減ると高血圧を招く可能性があります。カリウムは、体の中に溜まっている塩分を排出してくれます。野菜不足になりカリウムの摂取が減ると、個人差もありますが、塩分が体内に過剰になり、最終的には血圧の上昇を引き起こします。
高血圧はそのまま放置していると動脈硬化を促進し、脳卒中や心臓の疾患などの恐ろしい病気を引き起こす可能性があります。高血圧の場合には野菜を積極的に摂取しつつ、日々の生活習慣を改善しましょう。判断に迷う場合には医師に食生活などを相談してみましょう。
5.4 心臓病
心臓病というと、とても恐ろしいイメージがありますが、野菜不足で心臓病になる可能性はあるんです。心臓病には、先天性の心臓病、弁の機能がおかしくなり起こる心臓病、そして、生活習慣により引き起こされる心臓病があり、これを虚血性心疾患といいます。虚血性心疾患は、十分に血液が届けられなくなったことで起き、つまりは動脈硬化が原因で引き起こされます。
この動脈硬化が実は、野菜不足からきているのです。また、この動脈硬化は、高血圧や糖尿病により引き起こされている場合もあり、あらゆる野菜不足からスタートした悪循環が心臓病の要因になりえます。くれぐれも、野菜不足にはならないように気をつけましょう。
5.5 胃痛
野菜不足は、胃痛も引き起こしがちです。胃痛というと、ストレスにより痛くなったり、アルコールの過剰摂取で引き起こされたり、後は、暴飲暴食のイメージが強いですよね。それは確かに正解です。しかし、野菜も関係しているんです。
それはビタミンAが胃の粘膜を正常にする働きがあるため、これが補給できていないと胃の粘膜が弱り、胃痛を引き起こす可能性があります。それ以外にも、ビタミンCが欠乏するとストレスに対する抵抗力も弱り、胃痛を引き起こしているという説もあるようです。
5.6 皮膚炎
野菜不足は肌荒れも引き起こすことはすでに紹介したと思いますが、その延長のようなものだと考えてください。野菜不足により、ビタミン、ミネラルが欠乏して、新陳代謝機能が落ちたり、便秘になるのもその要因の1つですが、それ以外にもビタミンCの欠乏で乾燥しやすくなる場合があり、これにより湿疹などの皮膚炎を起こしやすくなると考えられています。
くれぐれも乾燥にならないようにビタミンCは摂りつつ、また、乾燥はお肌の手入れでも対応できるのでしっかりと保湿するように特に冬などは気をつけましょう。
6.野菜を食べる以外の必要不可欠な解消法
6.1 野菜ジュース
野菜不足というと真っ先に思いつくのが、野菜ジュースではないでしょうか。一昔前なら、普通に皆さんもコンビニなんかで通勤の際に買い、会社に着いてから飲んだりしていたのではないでしょうか。どうでしたか?結論としては、あまり効かなかったのではないでしょうか。
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