4.ワセリンが逆効果になる場合は夏が多い？
出典 | トレンド情報局.com
脂性肌の方や過剰な皮脂分泌などで起こる思春期ニキビにはワセリンを使用すると逆効果になる可能性があるので注意してください。また夏場などの汗をかきやすい季節も使用は控えるのがよいでしょう。汗は保湿作用と殺菌作用を兼ね備えているため、ニキビには有効とされます。それから塗りすぎると完全に毛穴を覆ってしまいアクネ菌が繁殖する原因を作ってしまうので注意してください。またワセリンの使用中に肌に合わずに、発疹、発赤、かゆみ、刺激感が出ることが稀にあるので、その場合には使用は注意しましょう。
特に夏の場合は、日焼けをすると肌の保湿能力が大幅に失われてなかなか肌焼けが治りにくくなってしまいます。日焼けをしてしまい赤くなってしまった時のシャワーは激痛が走りますよね？そんな日焼け肌にワセリンを塗ることで十分に保湿してくれますよ。ワセリンに含まれる油分は角質層にまで浸透せず表面に留まってくれるので長時間確実に肌を守ってくれます。しかし、ワセリンを塗った肌で紫外線を浴びるとさらに日焼けしまうので注意が必要です。
4-1.ワセリンを使う手順教えます
■ １日１回、朝の洗顔をして化粧水を使った後につけていきます。
■ 化粧水を使ったら、ニキビ部分と肌の乾燥している部分にのみワセリンを塗っていきます。
■ 塗る前には手でワセリンをなじませましょう。
■ ニキビ部分に薄くなじませるように塗っていきます。
■ 薬を使用したい場合にはワセリンを塗った後に使用しましょう。
■ ワセリンでのニキビケアは最低でも約2週間を使用しましょう。
化粧水は絶対に使用した方がよいでしょう。こうすることで手の熱でワセリンがほどよく溶けて浸透力が増すことが可能です。化粧水の保湿成分もワセリンで閉じ込めることができるので相乗効果が期待できます。あまりつけすげると、べたついて肌荒れの原因にもなりますし、毛穴を完全に塞いでしまうので注意してください。皮膚科でも保湿クリームを塗ってから薬を使用するように指示されます。
ワセリンを単体で使うと不十分ですが、普通の基礎化粧品だけでは乾燥してしまうといった場合に、プラスαとして使うといいでしょう。特に寝るときはせっかく塗った美容液などが枕に吸いとられてしまったりと、乾燥しやすいことがあります。そんなときには、寝る前にワセリンを薄く塗っておき、翌朝落とすといったことで乾燥を防ぐことができます。
4-2.炎症ニキビは絶対避けること！
赤ニキビは毛穴の中の皮脂にアクネ菌が繁殖して、炎症を起こしている状態です。この状態に白色ワセリンを使用しても、赤ニキビに対して効果は薄いです。ただし、赤ニキビの前段階の白ニキビに対しては効果があります。なので、ニキビの予防目的に白色ワセリンを使用しても問題はありません。ただし、脂性肌や普通肌の人にはあまり効果がありません。
黄色ニキビ、紫ニキビでは、アクネ菌が増殖し、炎症も起きているので、白色ワセリンだけでは効果が不十分です。通常この状態の場合、クリニックでは、外用薬（塗り薬）だけでなく、内服薬なども追加して治療を行います。黄ニキビ・紫ニキビはニキビ専門クリニックを受診しましょう。ワセリンは強力な保湿効果で乾燥を防ぎ、肌本来のバリア機能を回復します。これにより角質の過剰産生を防ぎ、白ニキビの発生を抑えます。ワセリンで覆われた、酸素の届かない肌は、アクネ菌が増殖するのに絶好の場所となりますし、アクネ菌は油を好むため、ワセリンさえもエサにしてしまい、異常繁殖する可能性があるんです。
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