炭水化物なのに？「うどん」による「ダイエット」があった！

それに加え、ずばり、「うどん」は他の炭水化物より低カロリーです。白米100gが160kcalにたいして、うどんは105kcalと白米の2/3程度のカロリーなのです。

・リバウンドしにくい

食事の量は減らさずに、きちんと食べて痩せるため、ダイエット後のリバウンドのもととなるレプチンの分泌量の減少は起きません。

また、摂取エネルギーも少しずつ減るため体重の減少はゆるやかになり、体が飢餓状態になって働くリバウンドの大きな原因であるホメオスタシス機能も働きません。

更に、食事制限による空腹などの我慢がないので精神的なストレスもなく、ゆっくりやせるので筋肉量が減って基礎代謝が落ちるということもないため、トータルでリバウンドしにくい「ダイエット」と言えます。

3-2 「うどんダイエット」の基本的な考え方

「うどん」が「ダイエット」に効果的だと言っても、1日3食全てをうどんに置き換えるというのはNGです。栄養が偏り過ぎて、健康的に痩せることができません。それどころか飽きて途中で止めてしまったり、体調を崩したりすることにもなり兼ねません。

そのため1日1食をうどんに置き換えるというのが、「うどんダイエット」の正しい方法です。朝昼夜どの食事と置き換えても構いませんが、いずれも食べ過ぎには注意が必要です。低カロリー低炭水化物だとは言え、食べ過ぎれば痩せるどころか太ってしまう原因になります。

また具や薬味も大切なポイントです。「うどんダイエット」をする際、色々な具や薬味を入れることで、様々な栄養素が摂取でき、健康的にダイエットをすることができます。

また1種類の味だけではどうしても飽きて途中で断念しやすくなりますので、具や薬味でアクセントを加え、美味しく長く続けられるようにしましょう。

特にお勧めなのが卵です。

卵には色々な栄養素が含まれています。なかでもビタミンB1はうどんに含まれる糖質の代謝を助ける働きがあり、アミノ酸も摂取できるので、ダイエットには非常に効果的です。

また、ワカメもお勧めの具材です。ワカメは低カロリーでありながら食物繊維が多く満腹感が増す上に、便通を良好にするのでダイエット時には嬉しい食材です。ダイエット時にはミネラルが不足するので、それを補うためにもワカメが効果的です。

ネギももちろんダイエット中に嬉しい具材です。ネギに含まれるアリシンは脂肪燃焼を促進すると言われています。またビタミンB1の吸収を助けるので、糖質の代謝を助けることができます。

４．具体的な「うどんダイエット」の方法

それでは、具体的に「うどんダイエット」を行うにあたって、食べる頻度や時間などについて見ていきましょう。

4-1 全食「うどん」はダメ

前述の通り、全食「うどん」にすればいいのか、というと、そうではありません。栄養的にも偏ってしまい、健康的な「ダイエット」が出来なくなります。

「健康的に痩せる」ためにも、主食をうどんにするのは１日１食～２食までにしましょう。そして、「うどんダイエット」に必要なのが「コシ」であることから、お勧めのうどんは、香川の『讃岐うどん』です。

『讃岐うどん』はコシがあることで有名ですね。どうしてもたくさん噛むので、ドカ食いを防ぐことが出来ます。『讃岐うどん』は、生のものだけでなく冷凍のものもあります。しかし、冷凍のうどんにはデンプンが添加されていることが多いので、うどんダイエットとしてうどんを食べるときには、生のうどんを少し固めに茹でるようにすることをお勧めします。

4-2 いつ食べればいいの？

栄養バランスを考えて、1日1食の置き換え程度が望ましい、と述べましたが、では、タイミングはいつがよいのでしょうか？

置き換えのタイミングは朝・昼・夜のうち、どれでも良いですが、オススメは昼です。「うどん＋サラダ」は食後の血糖値上昇を緩やかにするため、昼食後の睡魔などの軽減にも貢献してくれますので、座りっぱなしの仕事に街頭される方には特にお勧めします。

腹持ちが良いと、間食（おやつ）の欲求を軽減してくれる点でも、昼のタイミングがお勧めであるポイントです。

また、人によっては「夜」に食べるのがお勧め、という方もいます。これは、食事以降の消費カロリーが低いと想定される夜に、低炭水化物、低カロリーの「うどん」を食べることによって、無駄なカロリー摂取を抑えることが出来る、という論理です。

夜に、どうしてもお腹が空く、という方には、夜に食べる方法でも良いと思います。

５．「うどんダイエット」に効果的なレシピ

1日1食、主食を「うどん」に変えることで、「ダイエット」効果が期待できる、ということが分かってきましたが、いざ食べるにあたって、「うどん」を単にそのまま食べる方はいないと思います。

「ダイエット」を意識した上での具や薬味にも焦点をあてて、考えてみましょう。

5-1 具や薬味も重要

「うどんダイエット」を始める際、やはりただの「素うどん」だけでは飽きが来てしまい、ダイエットで一番重要な「続ける」ということが出来なくなってしまいます。そのためにも、うどんに具や薬味を入れて自分なりの工夫を加えることも「うどんダイエット」で欠かせない大事なポイントになります。

さまざまな具や薬味に挑戦することで、多くの栄養素をうどんと一緒に摂取できて、健康的なダイエットを実現させることができます。１日１食とはいえ毎日同じものを食べるというのは、誰しもが苦痛なことです。是非、飽きがこないためにも、いろいろな具や薬味を入れて、オリジナルのうどんを作ってみましょう。

まず、一番のおすすめは卵です。

卵にはさまざまな栄養素が含まれており、中でもビタミンＢ１はうどんに含まれている糖質の分解を助ける働きがあります。
同時にアミノ酸も摂取できるため、「ダイエット」にはかなり効果的と言えます。

次におすすめなのがワカメです。

ワカメは低カロリーで食物繊維が豊富な、ダイエットに適した食材です。満腹感が増したり、便通を良好にしたりする効果があるので、ダイエットの補助には最適です。

また、ダイエットをしているとどうしてもミネラルが不足してしまうので、ミネラルを補うためにもワカメが有効です。

さらに、薬味としておすすめなのが、ネギです。

ネギもダイエットに適した食材で、ネギに含まれているアリシンという物質が脂肪の燃焼を促進してくれます。その上、ビタミンＢ１の吸収を助けてくれるので、卵と同じように糖質の分解を助けて代謝を良くすることができるのです。

5-2 「うどんダイエット」レシピのご紹介

いくらうどんが好きな人でも、毎日同じレシピのうどんばかりを食べてしまうと、飽きがきやすいものです。そこでここでは、「うどんダイエット」にお勧めのレシピをご紹介したいと思います。

・ぶっかけおろしうどん