こんなに中性脂肪の役割は大きかったのかとびっくりしたかと思います。だったらあればあるだけ中性脂肪はあった方がいいんじゃないか?と考えてしまいますが、そうではないのが体の不思議なところ。バランスよく中性脂肪があることで必要な存在となりますが、多くなってしまうと病気の源となってしまうんです。
2-3.中性脂肪の診断基準
果たして中性脂肪はどのぐらいが正常なのでしょうか?男性・女性や年齢によっても診断基準というのは変わってきますが、日本動脈硬化学会で発表されている診断基準をまずはご覧ください。
29以下 | 低中性脂肪血症 |
30〜149 | 正常 |
150〜299 | 軽度高中性脂肪血症 |
300〜749 | 中度高中性脂肪血症 |
750以上 | 高度高中性脂肪血症 |
正常は30〜149となっています。また新基準の場合は男性の場合198未満、女性の場合は134未満に落とすことが求められています。つまり100に到達しない程度が理想と考えておきましょう。
2-4.中性脂肪の原因は?
中性脂肪の原因として一番多く言われるのがアルコールの摂取です。アルコールがどうして中性脂肪を高くしてしまう原因になるのでしょうか?それには肝臓が関わってきます。肝臓はアルコールを分解している間、脂肪の分解を抑えてしまうため中性脂肪が増えてしまうという仕組みになってしまうんです。
また大食いや油分・糖質が多い食事も原因となります。また遺伝で中性脂肪が高いという方もいらっしゃいます。原因の多くはアルコールの摂取と見られていますが、お酒やタバコを全くしないという方の中性脂肪血症の方が多くいらっしゃるので、全くしないから関係ないというものではありません。
2-5.中性脂肪は見た目では分かりにくい!
また太っているから中性脂肪が高いというワケでもないのが中性脂肪の怖いところ。皮下脂肪だけでなく内臓脂肪や血液脂肪にも貯まってしまいます。つまり隠れ肥満になっていて気付きにくいのが中性脂肪です。まさか痩せて見えていたあの人が実は中性脂肪が高かった!なんてことは多くあります。現代の食生活では誰もが気をつけないといけないのが中性脂肪なのでみなさんも気をつけてくださいね。
3.中性脂肪で起こりうる症状
3-1.脂肪肝
中性脂肪が高いとどんな症状が起こりうるのでしょうか?中性脂肪が多いけど、どんな症状になるか分からないから気に留めていないという方はちゃんとチェックしておかないといけませんよ。
まず中性脂肪が高くなると脂肪肝という症状になる可能性があります。脂肪肝とは肝臓に貯まって肝細胞の30%を占めることを脂肪肝と呼びます。この脂肪肝は肥満や高血圧、と糖尿病などを合併するメタボリックシンドロームに当てはまり、症状が悪化すると肝炎、肝硬変、肝臓がんなどを引き起こす場合もある放っておくと恐ろしい症状です。
3-2.動脈硬化症
またLDLコレステロールが血管壁にこびりつくことで血管が細くなって硬まってしまう動脈硬化症になる可能性もあります。動脈硬化症というのはドロドロの血液が流れるイメージですが、これが悪化していくと恐ろしい症状に繋がってしまう可能性があるんです。
3-3.さらに動脈硬化症が進むと…
動脈硬化症が進行することで恐れられているのが脳梗塞や心筋梗塞という病気です。動脈硬化症が進行しドロドロだった血液は流れが悪くなり血管を詰まらせてしまう恐れがあります。詰まってしまうと弾力性を失ってしまった血管が破裂。その破裂が脳で起きた場合が脳梗塞、心臓で起こった場合は心筋梗塞になるわけです。
メディアでも度々脳梗塞や心筋梗塞の話題を持ち上げていますが、日本人には目を背けることのできない病気です。なんて言ったって日本人の死因の上位に食い込まれている症状ですから。
4.中性脂肪を下げるには?
4-1.食事管理を心がける
ではどのようにして中性脂肪を下げればいいの?と感じる方もいらっしゃると思います。簡単に高くなるのに簡単には下がらないのが中性脂肪。だからこそいち早く下げる取り組みを行いましょう。
やはり一番に上がるのは何と言っても食事管理を心がけることでしょう。食事管理というのはかなり気をつけないといけません。今まで高カロリーの食事ばかり摂っていたり、糖質などを気にせず摂っていたり、野菜が嫌いだから摂ってこなかった。なんて方もいらっしゃるのでは?
しかし中性脂肪を下げようものならまずは食事管理を徹底しないと中々下げることは難しい。野菜中心の食事生活を心がけてくださいね。また唐辛子に含まれているカプサイシンを摂取するとアドレナリンが分泌し中性脂肪をエネルギになりやすい脂肪酸に変えてくれる効果が期待できると言われています。是非唐辛子を摂取することをおすすめします。
4-2.運動を心がける
また運動を心がけることも大切です。中性脂肪を下げるためには、まず1日の合計摂取カロリーを上回る消費カロリーが必要となってきます。ではどのように多くのカロリーを消費すればいいのでしょうか?それは基礎代謝を上げることです
基礎代謝は呼吸や睡眠中に使われる生きる為の最低限体を動かすカロリーです。この基礎代謝が上げるためには筋肉量を増やすことが早く上がるようです。筋肉を付けたから基礎代謝を高めて…ってかなり時間がかかるしとても大変ですよね。
運動に括られることも多い腹式呼吸が中性脂肪を下げると注目されています。息を長くゆっくり吐くことで脂肪を燃やして基礎代謝を上げる効果があるんです。腹式呼吸なら場所も時間も限定せず行えますね。
4-3.薬物療法で下げる
中性脂肪が高くなり病院で薬を飲んで下げていきましょうと声をかけられる方もいらっしゃいます。そんな方はお医者さんが処方した薬を飲んで中性脂肪を下げることを心がけましょう。しかしできれば薬物療法は避けておきたいと思うはず。だとすれば中性脂肪が薬でしか下がらないほどの高さまでならないように早めに対策を打つべきですね。
4-4.青汁を飲んでコレステロールと一緒に下げる
そんな一度高くなったら大変な中性脂肪ですが、青汁を飲むことで中性脂肪が下がることができます。今中性脂肪を下げるには青汁を飲むというのが話題になるほどです。さて中性脂肪を下げるためになぜ青汁が効果的なのでしょうか?また青汁を飲むことでコレステロールも一緒に下げることができるんです。
中性脂肪と一緒に気になるコレステロールも同時に下げられるならなおさら青汁を飲もうと考えるはず。そんな青汁の効果を確認していきましょう。
5.青汁はなんで中性脂肪に効果的なの?
5-1.様々な効果が期待できる!
中性脂肪を下げるためには青汁を飲んだ方がいいと上記で説明させていただきましたが、本当に多くの効果が期待できるんです。中性脂肪で悩まれている方は一度青汁を飲んでみると良い結果に結びつく可能性もあるかもしれません。
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