ターンオーバーの乱れはニキビの原因に！ニキビを自然に治す方法４つ

4.ターンオーバーを正常に戻すための注意点と対策

ターンオーバーの乱れは、お肌に悪い影響をたくさん与えてしまいます。ターンオーバーの乱れを改善することや、悪化を防ぐことで美しい肌を取り戻しましょう。

放置していると、年齢とともに周期も遅くなり、ターンオーバーが乱れる可能性も高くなっていきます。

ターンオーバーの乱れが起こらないような生活を送るためにも意識して生活することが大切です。

そんなターンオーバーを乱れないために、また、ターンオーバーの乱れを取り戻すための注意点と対策について紹介します。是非、参考にしてください。

4-1.スキンケアをしっかり行う

ターンオーバーが乱れる原因でもありましたが、お肌にもターンオーバーにもスキンケアはとても重要です。毎日怠らず、しっかりとお肌のケアをしましょう。正常なターンオーバーの場合、洗顔しただけで古くなった角質は剥がれおちます。

何故いつも洗顔しているつもりなのに、早くなったり、遅くなったりするのでしょうか。どのようにスキンケアをすれば良いのでしょうか。

■　ターンオーバーが早い場合

ターンオーバーが早い場合は、間違ったスキンケアをしている場合が多いです。例えば、洗顔を過激にしすぎて、大切な細胞までも洗い名がしていたり、保湿しなくてはいけないと思いすぎて、過激に保湿ケアをしてしまって、肌に逆効果になってしまったりしている場合があります。

細胞が育っている段階で、過激なケアをしてしまうと、お肌を守るバリア機能が働きにくくなってしまいます。

ターンオーバーが早い場合、遅くする方法としては、過激にしすぎないようにすることが大切です。だからといって、全くスキンケアしないと乾燥してしまいます。

ですが、たっぷりつかって念入りにすれば良いということではないという事を覚えておくと良いでしょう。乾燥が目立つところだけ保湿するなど一度手を抜いてみて自分にあったスキンケアを探してみてください。

■　ターンオーバーが遅い場合

早い場合とは逆に、ターンオーバーが遅いのは、角質が剥がれ落ちず溜まってしまう状態で遅くなります。洗い残しや、洗わなすぎることが原因の場合があります。

本来、ターンオーバーは、洗顔するだけで古い角質は剥がれ落ちるものです。洗い残しや、洗わないことで古い角質が溜まってしまい、新しい角質に生まれ変わることができなくなります。

そのせいでターンオーバーも遅くなるのです。さらに、溜まってしまった古い角質は、硬くなってしまい、落としにくくなっていってしまいます。

そのため、より念入りに洗顔することをおすすめします。正しい方法でしっかりと洗顔しましょう。洗い残しや流し残しのないようにしっかりと洗い、洗顔後は、保湿もしっかりとしましょう。

洗顔も保湿もしっかりとしているのに何故かターンオーバーが遅いという人は、油性化粧品を使用していませんか？油性化粧品は、油で細胞をくっつけてしまっている状態になってしまうので、古い角質がおちにくくなってしまいます。

使用する際は、量を減らすなどして、調節して使ってみてください。せっかく正常にターンオーバーが機能していても、油性化粧品の間違った使用方法のせいで、遅くなっているかもしれません。こちらも試してみてください。

4-2.日常生活での対策法

■　睡眠

お肌をつくるのは、寝ている間といわれているくらい睡眠はお肌にとって重要な時間です。とくに夜の10～2時は、お肌のゴールデンタイムと呼ばれており、ターンオーバーが活発になる時間だといわれています。

なので、この時間は特に寝るようにしましょう。先ほどもありましたが、寝ている間に成長ホルモンも分泌されます。

また、お肌のゴールデンタイムが10時～2時の間とありましたが、入眠から3時間～4時間という説もあります。睡眠の質も大事なので、半身浴やお風呂にゆっくりつかり、リラックスするなど、深い眠りにつけるような生活を心掛けることも大切です。

睡眠不足になると、お肌トラブルにもなりやすく、健康にも良くありません。睡眠時間は人間が健康でいるために重要です。睡眠不足にならないように、しっかりと寝るようにしましょう。

■　紫外線

紫外線も、ターンオーバーを乱してしまいます。肌が紫外線から守ろうと働いて、古い角質をため込んでしまったり、紫外線によるダメージの修復をして、ターンオーバーが早まったりしてしまいます。

紫外線を浴びた後に、肌が荒れてしまうのは、ターンオーバーが乱れているのが原因でもあります。

このように、紫外線によってターンオーバーが乱れてしまうので、乱れを防ぐためにも、紫外線対策をできる範囲で行いましょう。

■　運動

ターンオーバーは、放置していても、年齢を重ねるにつれ周期が遅くなってしまいます。この周期が遅くなることで、ニキビなどの肌トラブルが治りにくく、治るのにも時間がかかってしまうのです。

運動をすることで、新陳代謝をあげることができ、血流が良くなるため、栄養を体中に届けやすくなるのです。

放置し続け、全く運動をしない日々をおくっていると、年齢よりも早まってしまう可能性もあります。しみやシワ、たるみ、大人ニキビができてしまう確率も上がってしまいます。

逆に運動をすることで、悪化や周期を若返らせることも期待できます。運動すると、成長ホルモンも分泌されるので、美しい肌を取り戻すには、運動がおすすめです。日常に軽い運動から是非、取り入れてみてください。

4-3.冷えを防ぎ、血行をよくしよう

出典 |　妊娠初期の手足の冷え　

女性の方は、冷えで悩んでいる人が多くいるかと思います。この冷えがターンオーバーの乱れの原因になっているのです。

冷えてしまうと、体の新陳代謝が悪くなり、酸素や栄養分が体に行き届かなくなってしまいます。お肌も同じ影響をうけてしまい、肌の細胞をつくるために必要な栄養が回ってこず、うまくつくれなくなってしまいます。

これを避けるためにも、体を温めるようにしましょう。特に手足、腰回りなどを温めるようにしましょう。体が温まる食べ物などを食べるようにし、お風呂にしっかりつかるなど、体を温めることを意識しましょう！

4-4.ターンオーバーに良いとされる食べ物

ターンオーバーが正常でいるために、悪化しないために良いとされている食べ物について紹介します。

毎日必ず行う食事でも改善することはできます。ターンオーバーに良いとされる食べ物を食べることで簡単に改善できるので、取り入れてみてください！栄養不足はお肌に悪いので、バランスのとれた食事を行いましょう。

■　ビタミンＡ

ビタミンＡは、ターンオーバーを促進して、皮膚を健康にしてくれる栄養素です。

ニンジンや、カボチャなどの緑黄食野菜や、海藻、レバーなどに含まれています。ビタミンＡは、たくさん摂取しすぎると、体調不良になることもあるので注意が必要です。

■　たんぱく室

たんぱく質は、皮膚をつくるのに必要な栄養素です。人間の体をつくるのにも必要な三大栄養素のひとつで、とても重要な栄養素です。

たんぱく質は、肉類や魚類、卵、乳製品、大豆などに含まれています。不足しないようにしっかり摂取しましょう。

■　ビタミンＣ

ビタミンＣは、お肌に必要な栄養素として、有名です。ビタミンＣは、肌の細胞の老化を防止する作用もあります。また、コラーゲンの合成を助ける働きもあります。

ビタミンＣは、体内に蓄積されにくく、大量に摂取しても尿として排出されるので、安心できます。消費されることも多いので、美肌を保ちたい場合は、何度もたくさん摂取する必要があります。

キャベツ、じゃがいも、レモン、緑茶、キウイなどに含まれています。

■　ビタミンＥ

ビタミンＥは、血行を促進して、栄養をお肌に届ける役割をしてくれます。血流を良くしてくれるので、美肌になるために欠かせない栄養素です。

アーモンド、ナッツ類、えび、いくら、うなぎ、たらこ、しそ、とうがらしなどに含まれています。

■　ビタミンＢ群

ビタミンＢ群は、８つの栄養成分の総称です。８つの栄養成分がそれぞれ助け合って体を健康にする役割をしています。その中に、皮膚のターンオーバーを促進する効果が期待できる作用があります。皮膚を健康に保ってくれるので、ターンオーバーに良い栄養素の一つです。

レバー、豆類、魚介類、緑黄色野菜、卵、海藻、などに含まれています。

ここでは紹介しきれていないものもありますが、これらの栄養素を偏って食べるわけでなく、バランス良く食べることで、肌にも効果が期待できます。食事をしっかりとることを前提として、バランスの良い食事を心がけましょう。