また、男性は女性よりも尿酸値が高くなりやすいので男性は特に意識することが大切です。
しかし、女性だからといって痛風にかからない訳ではありません。特に女性の場合は男性よりも低い尿酸値で痛風になる可能性がありますから、用心しなければいけません。
特に気をつけたいのは、イライラやプレッシャーなどのストレスを多く抱えていて、毎日のようにお酒を飲んでストレスを解消しているような働き盛りの方です。痛風の発症のピークは30~40代と比較的若い年齢だといわれています。
万が一痛風になっても、まだ若いのにとがっかりせずに、早めに対処することで将来の心疾患などを防ぐことができると前向きに考えて対策に取り掛かりましょう。
2.5他の病気や薬が原因の場合も
例えば血液の病気や悪性腫瘍によっても尿酸値が上がることがあります。また、薬の副作用によっても利尿薬の服用などによって尿酸値が上がりやすくなることがあります。
サイアザイド系利尿薬:トリクロルメチアジド(フルイトランなど)
ループ利尿薬:フロセミド(ラシックスなど)
気管支拡張剤:テオフィリン(テオドール、テオロングなど)
結核治療薬:ピラジナマイド(ピラジナミドなど)
アスピリン(低用量の小児用バファリンなど)
3.痛風治療はどのように行われる?
3.1薬物療法のポイントは?
痛風発作を起こしたら、尿酸値を適正にコントロールことが必要になります。しかし、薬物療法によって尿酸値を適正に下げていく場合、発作時には特に薬の使い方には注意しなければいけないことがあります。
痛風発作が起きている間は、急激に尿酸値を下げると痛風の痛みを悪化させてしまう恐れがあります。痛風発作は急性の関節炎なので、消炎鎮痛剤やステロイドによって痛みや炎症を抑えることが優先されます。
しかし、ここで重要なのは「アスピリン(アセチルサリチル酸)」を含む消炎鎮痛剤は使用しないということです。逆に痛みを悪化させることがあるので注意しましょう。
発作が落ち着いたら、尿酸値を目標の6.0mg/dlまで2ヶ月間ほどかけて徐々に下げていくことになります。理想は痛風発作を起こす前に適正に尿酸値を下げておくことです。
尿酸値を下げるお薬は、尿酸値が高くなっている原因によっても異なります。お医者さんと相談して、自分に合ったお薬を選んでもらうことが大切です。
3.2痛風を悪化させないことが大切
痛風は関節炎や激しい痛みを生じる病気ですが、放置しているとさらに大変なことになります。腎障害、尿路結石、脳卒中や心不全などを起こすリスクにもなりうると考えられています。
特に、尿酸値が高い方は、肥満、脂質異常症、耐糖能異常、高血圧症などを抱えるメタボリックシンドロームになる可能性が高まります。メタボリックシンドロームは動脈硬化などを引き起こす原因となるので注意しなければいけません。
以上のように、痛風はただの関節炎と考えて放置せずに、全身の病気に関わると思って、適切な対策を行っていくことが大切になります。
4.痛風対策になる食事の改善における基本7原則
4.1まずは肥満の改善!カロリー制限が必要
痛風には肥満が関係しています。痛風というとプリン体を取らない事ばかりがクローズアップされがちですが、実はカロリー制限も大切です。肥満を解消して適正体重をキープすることを目指しましょう。
特に、肥満がある方は肥満を解消することが必要になります。1日の総摂取カロリーを制限し、バランスよく食べ、野菜を中心にさまざまな食品を食べることが大切です。低カロリーで尿酸を排泄する作用があるキノコ類や野菜を食べるようにしましょう。
4.2 プリン体を多く含む食品を避ける
痛風対策というと、プリン体を制限することが大事というのは一般的に良く知られた話です。
たしかに、プリン体を外から摂取する量を控えることは大切ですが、実は体内の尿酸の量のうち、食べものから摂取したプリン体から体内で合成される尿酸は全体の20%ほどだといわれています。
残り80%は新陳代謝や運度の結果、エネルギー消費によって発生した尿酸なのです。しかし、尿酸をなるべく下げるためには外からプリン体を摂りすぎないことは大事です。
ガイドラインでは1日あたり400mg以下のプリン体摂取が目安となっています。肉や魚介類はプリン体を多く含むため食べ過ぎには注意が必要です。
レバー類、白子、たらこ、エビ、いわし、かつお、干し椎茸などはプリン体が多めです。また、干物は乾燥させて作られているので、グラム当たりのプリン体含有量が高くなります。
プリン体は美味しいものにたくさん含まれているので、食べ過ぎには気をつけて、食べる頻度を減らすなど工夫しましょう。
逆に、プリン体が低い食品を活用すると良いでしょう。まず、主食となる穀類はプリン体が少なめです。カロリー制限しようとすると、つい主食を抜いたりしがちですが、お米、パスタ、パンなどの主食類は食事で極端に減らさないようにしましょう。
また、コンビーフ、魚肉ソーセージ、かまぼこなどのすり身は細胞が潰されているので、プリン体が少ない食品です。また、豆腐やチーズなどもプリン体が少なめなので、うまくメニューに取り入れると良いでしょう。
4.3水分をたっぷり摂取する
一年中いつでも尿の量は1日あたり2リットルが目安です。水をたくさん飲むと、尿酸を排泄しやすくなり、血中の尿酸値が下がりやすくなります。1日2L程度のお水を飲むようにしましょう。
水分といっても、糖分の多いジュースや清涼飲料水はカロリーオーバーになるので避けてください。また、一部のカロリーオフ飲料には、逆に尿酸の排泄を邪魔するものもあるといわれています。
カロリーが少ないからといって、安易に人工甘味料が入ったジュースを飲むのは得策ではありません。
あくまでも、水やノンカフェインのお茶などで水分補給することが大切です。
4.4ビールは特に危険?アルコールは控えめに
アルコール飲料も要注意です。アルコールの作用によって尿酸値が高くなりやすいといわれています。アルコールを毎日飲むと痛風のリスクが2倍になるとも言われています。
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