痛風はある日突然襲ってきます。
初めはその痛みに何のことか分からず驚いてしまうことでしょう。
痛風は尿酸値が高い状態を放置していると、結果として起きてくる合併症です。
さらに痛風は放置していると腎臓までダメージを与える怖い病気。
痛風になる原因と対策について正しく理解して適切に対処して辛い痛みとサヨナラしましょう!
目次一覧
1.1痛風って何?
1.2高尿酸血症との関係は?
1.3尿酸値の目安は?
1.4痛風になるとどんな症状が出るの?
2.痛風の原因は食べ物とアルコール?!
2.1遺伝的な要因
2.2大半の方は食生活が原因!?
2.3 アルコールの飲み過ぎ
2.4 ストレスや生活スタイルも関係?
2.5他の病気や薬が原因の場合も
3.痛風治療はどのように行われる?
3.1薬物療法のポイントは?
3.2痛風を悪化させないことが大切
4.痛風対策になる食事の改善における基本7原則
4.1まずは肥満の改善!カロリー制限が必要
4.2 プリン体を多く含む食品を避ける
4.3水分をたっぷり摂取する
4.4ビールは特に危険?アルコールは控えめに
4.5食塩の摂りすぎに注意
4.6バランスよく3食食べよう
4.7アルカリ食品を食べよう
5.日常生活で行いたい痛風対策
5.1適度な運動を続けよう
5.2 ストレスを貯めない
5.3 痛風対策におすすめのグッズをご紹介
6.痛風対策に良いレシピをご紹介
6.1調理法を工夫しよう
6.2肉や魚は野菜と一緒にホイル焼きにしてプリン体をオフ!
6.3ミキサーで簡単野菜スムージーを作ろう
6.4野菜を補給するなら青汁もおすすめ
7.痛風発作が起きた時の対策とは
7.1とにかく氷で冷やす
7.2痛み止めを飲む
7.3お酒を飲んで紛らわせようとするのはNG!
8.まとめ
1.痛風とは?
1.1痛風って何?
皆さんは痛風という病気の名前を聞いたことがありますか?痛風は激しく足や手の関節の痛みを伴う病気で、高尿酸血症を長い期間患った後に発症する合併症の一つです。
痛風は美味しいものを食べているとかかる「ぜいたく病」なんて言われ方もしますが、実際に食事やお酒との関係も深い病気です。
また、高尿酸血症は放置していると、メタボリックシンドロームを起こして心臓などの病気を引き起こす可能性もある病気です。
痛風は体が出している危険サインとも捉えることができます。痛風を悪化させないように、繰り返さないようにしっかりと痛風対策を行っていきましょう。
1.2高尿酸血症との関係は?
痛風は血液中の尿酸が増えて、長い期間溜まってしまった結果、尿酸の結晶ができて関節などに沈着して関節炎を起こす病気です。
尿酸は遺伝子情報のもとであるDNAやエネルギーを生み出すATPという物質が体内で代謝され、ATPの中に含まれるプリン体から体内で生成される物質です。プリン体は肝臓で代謝されて尿酸に変わります。
もともとの自分の細胞が分解されることでもプリン体は生成されますが、プリン体が多く含まれる食べ物も関係があります。
尿酸は正常な場合にも毎日体の中で作られていて、一日約0.6gほど作られるといいます。しかし、尿酸が作られる量が多すぎたり、尿酸の排泄が何らかの原因により上手くいかなくなると、尿酸が血液中に溜まりやすくなり、結果的に痛風を招くことがあると言われています。
高尿酸血症は大きく3つのタイプに分けることができます。
・尿酸排泄低下型(日本人の約6割)
作られる尿酸の量は正常であるが、尿酸の排泄が悪いため、尿酸値が高くなるタイプ。
・尿酸産生過剰型(日本人の約2割)
排泄機能は正常だが、作られる尿酸の量が多すぎるため処理しきれず尿酸値が高くなるタイプ
・混合型(日本人の約3割)
上記の2つを両方併せ持つタイプ
1-3尿酸値の目安は?
会社の検診や人間ドックなどで血液検査をすると、「尿酸値」や「血清尿酸値」という項目があります。この数値があなたの尿酸値です。尿酸値の基準値は、男女ともに7.0mg/dLまでが正常となります。
検査会社によってはもっと低い値が基準値になっていることがありますが、これはあくまでも目安であり、これを超えたからといってすぐに痛風になるわけではありません。
しかし7.0mg/dLを超えると血液中で尿酸が結晶化しやすくなるので痛風を発症するリスクが高くなるので要注意です。
1.4痛風になるとどんな症状が出るの?
尿酸値が高い「高尿酸血症」だけでは特に自覚症状がありません。しかし、それを放置しているとある日突然、足の親指の付け根のあたりなどが急激に腫れて強い痛みが襲ってきます。風が吹くだけで痛むことから「痛風」と呼ばれています。
痛みの強さは強烈で人によってはのたうち回るほどの痛みのこともあります。この発作的な痛みを「痛風発作」といいますが、1週間から10日くらいで自然と治ることが多いようです。
しかし、治療や対策をしっかり行わずに放置していると、何度も痛風発作を繰り返して、症状が重症化していく可能性があります。
2.痛風の原因は食べ物とアルコール?!
2.1遺伝的な要因
痛風には遺伝的な要因と、食生活などの環境的な要因の2つがあります。遺伝的に尿酸を排泄しにく体質の方は、特にお酒も飲まないし、美味しいものを食べ過ぎてもいないのに痛風になってしまうこともあるのです。
しかしながら、遺伝的な要因を持っている方はごく少数派であり、ほとんどは食事などによる環境的な原因から痛風を引き起こしています。
2.2大半の方は食生活が原因!?
多くの痛風患者さんは食生活や飲酒によって高尿酸血症状を長引かせた結果として、痛風発作を起こしてしまいます。特に、肉、魚の干物、肝などの海産物も尿酸値を高くする食品です。逆に、野菜や乳製品は尿酸値を下げる方向に働くといわれています。
また、痛風の患者さんの60%程度が肥満を抱えているといわれています。肥満である痛風患者さんはカロリー制限をして、肥満を解消することも必要になります。
2.3 アルコールの飲み過ぎ
アルコールを飲みすぎると一時的に尿酸値が高くなりやすくなります。これはアルコール類には尿酸値をあげる原因となるプリン体が多く含まれていることが原因です。
特にアルコールの中で注意したいのがビールです。ビールは最もプリン体を多く含むアルコールです。逆に少ないのはワインや焼酎、ブランデーなどの蒸留酒のタイプです。
ビールを控えて他のプリン体が少ないアルコールに変えたり、休肝日を作るなどして体内に取り込むプリン体の量を減らしていくことが大切です。
2.4 ストレスや生活スタイルも関係?
ストレスも実は大いに関係があります。ストレスは尿酸値をあげる一つの原因だといわれています。激しい運動によっても尿酸値が上がることがわかっています。これは急激にエネルギーを使うと体内でプリン体が作り出されるからです。
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