やや強めの力で「爪もみ」をしながら、刺激している指を根元からくるくる回します。そうすると刺激が強くなり、体がスッキリするのが実感できると思います。
・眠れない時
ベッドや布団に入って横になったらまず、吐く息を長くする深呼吸をしばらくやって下さい。その後、順番にゆっくりと「爪もみ」をしていくと、副交感神経が優位になってきて、ゆったりとした気持ちになり、すぐに眠れるはずです。
2-4「爪もみ」にはガンにも効果がある?
副交感神経を刺激することによって、ガンの予防や治療に役立つ、という考え方があります。それが「爪もみ療法」という健康法です。「爪もみ療法」は、日本自律神経免疫治療研究会理事長の福田稔先生の考案によるもので、手の親指と人差し指、中指、小指の爪の生え際を刺激する方法です。
前述しましたが、手の指先には神経が密集しているために、押しもみすることで、交感神経に傾きがちな自律神経を効果的に刺激することができ、副交感神経優位へ導くことができる訳です。
もむ場所は、爪の生え際の角ですが厳密な位置ではなく、おおよそ爪の生え際であればいいのです。もんでいくと、交感神経の過度の緊張を抑えることができるので、顆粒球が減少することになります。
同時に、副交感神経が優位になるために、リンパ球が増えて血液循環がよくなります。このようなことから、手の指は内臓の働きととても深い関係があることは、古くから知られています。
親指は肺などの呼吸器、人差し指は胃腸などの消化器、小指は心臓や腎臓などの循環器の働きを高めます。中指は、耳の症状に効果があって交感神経の緊張を抑える働きがあるといいます。
どの場所に発生したガンでも、原因は交換神経の緊張による顆粒球の増加と血流障害にあると考えられていますから、たとえば胃ガンなら人差し指を念入りにもむといいとされています。
人によっては、症状が一時的に悪くなったり、手が熱っぽく感じられることがあるようです。しかし、これは病気が良くなる前の生理的な反応なので、心配せずに刺激は続けます。
刺激を止めてしまうと、元に戻ってしまいます。早い人は数日で、普通は一ヶ月くらいから、症状が改善されていくのが実感できるようになります。
「爪もみ」、あなどれないですね。
3. 「爪もみ」によるダイエット
「爪もみ」は、最近では「爪もみダイエット」と呼ばれるくらい、話題になっています。体全体への効果については前述してきましたが、「ダイエット」としてみた場合にどうなのでしょう。その辺りを考えてみたいと思います。
3-1 ダイエットにも効果があるって本当?
さて、このダイエット方法はどのような効果を得られるのか、です。ダイエット方法によって得られる効果が違ってくるからこそ、自分が求めている方法かどうかもよく考えてみてくださいね。
繰り返しになりますが、「爪もみ」によるダイエットは、ツボを刺激することで、自律神経の乱れを整えるというのが最大の効果になります。他のダイエットをしていてなかなか痩せてくれないということがよくあります。実は痩せてくれない理由の一つになるのが、この自律神経が乱れているからなのです。
自律神経が乱れていると、色々な症状が出てくるものですが、一番ダイエットとして邪魔になるのが、新陳代謝の機能が下がってしまうことです。自律神経を整えることで新陳代謝の機能が上がり、それによって脂肪燃焼などをスムーズにすることが期待出来ます。それによりダイエットを可能としているのが、この「爪もみ」ダイエットの特徴となっています。
3-2 具体的な効果は?
「爪もみ」の具体的な効果は、やはり自律神経を整えることによる新陳代謝が中心となります。ただし、「爪もみ」だけでダイエットをするというのも若干無理があり、様々なダイエットを行いながら、「爪もみ」でサポートしていく、というスタンスで臨むのが良いと思います。
何しろ簡単に出来ることなので、ダイエットを促進する方法としては優れているのではないでしょうか。
また、ここまで読まれた読者の方で、「なぜ薬指への爪もみについては語られないのか?」とお思いの方も、そろそろ出てくると思います。
実は薬指を「爪もみ」すると、交感神経が優位になりやすいのです。今までは、副交感神経を優位にして自律神経を整えるというスタンスで述べてきました。では薬指を「爪もみ」するとどうなるのでしょう?
薬指の以外の指をもむと、副交感神経が優位になります。言い換えると、薬指をもむと交感神経が優位になるわけです。交感神経は緊張している時や非常時に活発になり、血圧や血糖値を上げる働きがあります。一時的にこのような状態になるならいいのですが、長期間つづくと体を壊しかねません。
そのため従来の「爪もみ」では、薬指を除いた8本の指だけを指圧するように指導されてきました。こうすることによって、副交感神経を優位にできるためストレスが軽減され、その結果、体の不調が解消されていくと言われています。
ところが最近は、「薬指の爪もみも、していいことになった」のはご存じでしょうか?ここをもんでも、とくに危険はないと分かったからです。
薬指の「爪もみ」をすると、適度に交感神経が優位になって、消費カロリーがアップするというダイエット効果が期待できるのです。交感神経が優位になると、神経の末端からアドレナリンとノルアドレナリンが分泌され、脂肪分解酵素のリパーゼが活性化されて、体脂肪に蓄積されている中性脂肪をどんどん分解してくれるのです。
同じような現象は、効果的な有酸素運動を開始してから20分後、あるいは筋トレの直後にも現れます。または、緑茶やコーヒーなどに含まれているカフェインを摂取しても、同様の現象が現れます。ただし、どちらかというと一時的な現象で、運動をしないと、また元の脂肪細胞に逆戻りしてしまいます。
しかし薬指の「爪もみ」をして、交感神経を優位にした場合は、脂肪の分解とともに燃焼も行われます。その結果、体脂肪がどんどん減少していくことになるわけです。その意味では薬指の「爪もみ」は、ヒスタミンやレプチンと似ているかもしれません。
では、「ダイエット」のためなら薬指だけでよいか、というとそうではなく、ダイエットで痩せるためには、10本の指を全部もむことをお勧めします。
薬指以外の8本を指圧すれば、過剰なストレスが解消されます。すると、筋肉の分解や食欲が抑えられます。さらに薬指の爪もみを行えば、交感神経を「適度に」緊張させられるので、カロリー消費量がアップし痩せやすい体質になります。
注意点としては寝る前には、薬指をもんではいけないということ。目が冴えて寝れなくなる可能性があります。この点だけは注意しましょう。
4. 「爪もみ」の具体的な方法
それではいよいよ、「爪もみ」の具体的な方法について見ていきましょう。
4-1 効果的な「爪もみ」のやり方
手の指の爪の生え際の両脇を親指と人差し指で挟みこむようにして、中指・人差し指・小指・親指の4本を順にもみます。薬指は交感神経を刺激する効果がありますので「癒し、リラックス」を目的とする場合は基本的にもまないで下さい。
上の画像のような感じでもみます。指の腹を使ってもんでもよいですが、画像のように指先を使ってもむほうが力が入りやすく効果的です。力加減があまり弱いと効果がありませんので、かなり強めにもんで下さい。
ただし血が出るほど力を入れるとやりすぎですので「痛気持ちいい」程度に加減して下さい。
ギュッギュッギュッと断続的にもんでも、ギュッーと10秒位押さえ続けるもみ方でも、どちらでも良いですし、ツボを押さえたまま左右にブラブラ振ったりするのも効果的です。各指につき20秒程もんで下さい。
ツボの位置はあまりこだわらなくても大体でOKですが、「爪もみ」という呼び名から勘違いして爪そのものを押えてもまないように気をつけて下さい。名前は「爪もみ」ですが、もむのは指の側面です(正確には爪の生えぎわの両角です。ここに井穴(せいけつ)というツボがあります)。
98%以上の人がリピートしているニキビケアが 『ビーグレン』のニキビケアです。 天然クレイという鉱物を配合することで、洗顔時に顔をこすることなく、皮脂汚れやニキビ菌を吸い寄せて吸着することができます。 期間限定ですが、今なら1800円という金額のため、気軽に試してみることができます。 →詳しくはこちら 肌あれピンチに7日間の救世主!
定期的に肌あれしたり、ニキビができる・・・つらい・・・
『 資生堂 dプログラム トライアルセット 』はそんな敏感な肌を ”守り、美肌を育む” スキンケアです。
いつ見れられてもいい、美しい素肌を手に入れましょう。まずは1週間、あなたの肌でお試しください。
→詳しくはこちら