杜仲茶ダイエットの効果的な飲み方と成功するポイントは？

また、好みで紅茶をよく飲む方も多いと思いますが、紅茶もダイエットに効果があると言われています。紅茶はタンニンが豊富に含まれています。このタンニンは食事の中の脂肪分の吸収を緩やかにしてくれる効果が期待できます。

また、紅茶には代謝をよくしてくれる働きを持っているカフェインも含まれています。紅茶を飲む際にはレモンやはちみつ、ミルクなどをいれると思いますが、それらの一緒に入れるものも工夫次第でよりよい効果が期待できるため、紅茶もダイエットに良いといえます。

1.3おすすめのダイエット目的でのお茶の飲み方とは？

ダイエット目的でのお茶を飲むときには、いくつか気をつけておきたいことがあります。まずは一時的にたくさん飲むのではなく、継続してずっと飲み続けることです。

お茶を飲むことで体質を少しずつ改善していっているため、一時的には変化は期待できません。何日もかけて徐々に変化させていくことによって、最終的に結果がでます。その為、数週間での結果に一喜一憂することなく、何ヶ月や年単位で飲み続けましょう。

また、飲む量は一日1~1.5リットルが目安です。あまり多すぎても身体の中に溜まりすぎてしまい、むくみにつながることがあります。一気にまとめて飲むのではなく、何回にも分けて一日のトータルがその位の量になるように意識するのが一番良いでしょう。

運動や、入浴で水分不足になるのでお茶を事前に飲む方もいると思います。しかし、直前に飲むのではなく、30分前には飲むのが重要です。飲んですぐにそういった行動をすると、胃がびっくりしてしまいます。気持ち悪くなったりすることもあるので、注意が必要です。

また、暑い夏はついつい冷たく冷やしたお茶が飲みたくなると思いますが、できるだけ温かいお茶をゆっくりと飲みましょう。冷たいお茶は喉越しはよいものの、身体を冷やしてしまいます。身体を冷やすとそれに合わせて代謝も悪くなってしまいます。代謝が悪くなったり血行が悪くなったりすると、むくみが起こったりしてダイエットが失敗してしまうので、できるだけ暖かくしたり、常温のお茶を飲みましょう。

2.杜仲茶って一体どんなお茶なの？

ダイエットに効果があると言っても、たくさんのお茶があるのでなかなか選びづらいですよね。その中でも、ダイエットに効果があると話題で聞き覚えがあるのが杜仲茶だという人も多いのではないでしょうか。

しかし、杜仲茶という名前は聞き覚えがあっても全くどんなものなのか想像できないと言う方もいるかと思います。まずは、杜仲茶とは一体どういったものなのかを見ていきましょう。

2.1杜仲茶の原料とは？

杜仲茶とは、中国で昔から飲まれてきた健康茶の一種です。漢方薬として使用されてきた歴史を持っています。杜仲という中国が原産の高木の葉っぱを乾燥させたお茶です。

何千年も使用されてきたように、樹皮は腰痛や足腰のむくみや疲れの解消、頻尿や肝臓や腎臓の機能の促進、高血圧など様々な症状に効果があると言われてきました。

味は漢方薬なので、独特の苦味があります。また、人によっては癖があると感じる人もいるようです。プーアール茶に少し似ており、苦味のあとにほのかに甘みを感じます。

ダイエット効果があるため、日本でも何度か話題になっています。実は、カフェインが含まれていないお茶なので妊婦さんやお子さんでも飲むことができるという点でも注目されています。

特に杜仲茶はダイエット効果だけではなく、美容や健康にも期待することができるので、その点からでも様々な世代が飲むことができます。

2.2昔話題になった理由とは？

杜仲茶は、実は1990年代に一度熱狂的なブームになりました。これは、杜仲茶がトクホの最初の飲み物であり、それがテレビで紹介されたからです。その当時は特定保健用食品が珍しく、また、食品ではなく飲み物であることも注目を浴びました。

当時は高価で希少価値の高い樹皮ではなく、葉っぱを使った杜仲茶は新しい存在であり、健康やダイエット効果がよく分からない状況だったのもそのブームに火をつけました。

確かに、トクホのお茶だと聞くとかなり効果があるように感じられますよね。

3.杜仲茶に含まれている成分とは？

杜仲茶がどんなに効果があると言われていても、実際にどういった成分がその効果を出しているのかはよくわかりませんよね。口に入れて、体内に入れていくものなので、そこは安全性の高いものをしっかりと確認したいという方も多いかと思います。

それでは、一体杜仲茶はどういった成分を含んでおり、それがどういった効果を出しているのかを見ていきたいと思います。

3.1様々なミネラルが豊富に含まれている

鉄分や亜鉛、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ミネラル、ビタミンなど、様々な栄養や成分をバランス良く摂取することができないと人間の健康には良くないと言われています。しかし、そうはいっても中々日々の食事でそれらをバランス良く摂るのはかなり難しいですよね。

杜仲茶には、これらの成分がある程度バランス良く含まれていると言われています。その為、食生活で摂りきれなかった栄養分を補う効果が期待できます。

特に、マグネシウムが豊富に含まれていますが、このマグネシウムはアディポネクチンというホルモンを増加してくれます。アディポネクチンは、体内の脂肪細胞で分泌されます。脂肪細胞で分泌されたアディポネクチンは肝臓や筋肉のグルコースの吸収を増加してくれます。

それによって、脂肪は燃焼されるため、結果的に体重が減少していく効果があると言われています。他にもコラーゲンの再生力を促進してくれるゲニポシド酸も豊富に含まれていると言われています。

ミネラルは体内で足りなかったとしても人間が作ることはできません。その為、食事や飲み物によって補うことが必要です。その為に、杜仲茶は大きな役割を果たしてくれるということができます。

3.2脂肪燃焼させる成分が含まれている

食事をしたら、そのまま食べ物が身体の中にエネルギーとして溜まっていきますよね。それを燃やすために必要な成分が杜仲茶には含まれています。

食事をすると、肝臓から腸管に胆汁酸が分泌されます。この胆汁酸は血液中でホルモンのように働くことで、脂肪を燃焼するように指示を出してくれます。その為、血液中で胆汁酸が増加すると、熱が生まれ、代謝が促進されます。基礎代謝が促進されると段々体の中の脂肪が減っていきます。

また、蓄積された脂肪を燃焼してくれる褐色脂肪細胞の働きを促すのもこの胆汁酸です。