玉ねぎダイエットで痩せるための、「どうして？」「どうしたら？」をお教えします。

味噌汁に、サラダに、炒め物に、煮ものやカレーにと、色々な料理に好きに使えますから、飽きずに続けやすいダイエット方法といえます。

玉ねぎのどこに有効な成分が含まれているかを正確にいうと、白い可食部に含まれるケルセチンは100グラムあたりわずか40ミリグラムです。
40ミリグラムといわれてもピンとこないでしょうが、とにかくわずかです。
そこで注目すべきなのが玉ねぎの皮なのです。

茶色い皮の部分ですが、普通は剥いて捨ててしまいます。
ところがここに含まれているケルセチンはなんと可食部の20倍もあるのです。
つまり、玉ねぎダイエットを効率的に行うためには、この玉皮の部分を大切にすべきなのです。

しかし、玉ねぎの中身よりも皮が大事だから、効果的なダイエットを実現するには皮を食べなさいと言われても、あんなものなかなか食べれませんよね。

そこで、茶色い皮を摂取するいい方法がありますよ。
たとえばお茶などにするのです。
皮を乾燥させてミキサーにかけて、煮出したお茶で飲むという方法です。

煮出したお茶にしてもまだ飲みにくいというのなら、オレンジジュースや麦茶に混ぜてもいいですね。
食事で玉ねぎを食べながら、玉ねぎの皮のお茶も飲む。
これがおすすめの玉ねぎダイエットです。

3-1.玉ねぎは、いつどのくらい食べるといいのでしょう。

玉ねぎダイエットで食べる玉ねぎの量は1日あたり50gとされています。
これは、中くらいの玉ねぎ1個が200gくらいとすると、50gは1/4個程度です。

ダイエットにいいのならもっとたくさん食べてもいいのかというと、どうでしょう。
実は、硫化アリルは臭いが強く、玉ねぎを食べ過ぎると体臭が強くなるのです。
また、玉ねぎには食欲増進作用もあり、ほかのものを食べ過ぎてしまう傾向になります。

玉ねぎでダイエットしているはずが、食べ過ぎてしまっては元も子もありませんね。

さらに、玉ねぎを生で食べ過ぎてしまうと胸やけや吐き気など気分が悪くなる人もいます。
それほど硫化アリルの刺激が強いということなんです。

こんな理由で、サラダにする場合は特に1日50gという摂取量にしておいた方がよろしいのです。ところで、硫化アリルの血液サラサラ効果はおよそ7時間ほどしか持続しません。ですから玉ねぎは毎日継続して食べることに意味があるのです。

3-2.玉ねぎダイエットでおすすめのレシピその１、玉ねぎ茶。

先に書いた玉ねぎ茶にして飲む方法です。
玉ねぎの皮に有効成分であるケルセチンが含まれていることがわかっていても、そのままでで皮を食べるのはちょっと無理、ということでお茶にして飲むといいということでした。