2.Tゾーンニキビの原因って何?
出典 | Lino
先述でも話しましたが、Tゾーンにできるニキビの原因について詳しく説明してまいります。
大人ニキビがTゾーンにできる原因とはどのようなことがあるのでしょうか。
2.1皮脂の増加が原因!
大人ニキビがTゾーンにできる原因には、やはり皮脂の過剰な分泌が挙げられます。
皮脂の過剰分泌によってニキビができる過程は以下の順で発生します。
- 過剰に皮脂が分泌してしまうと、皮脂を栄養源にしているアクネ菌などの常在菌が増殖します。
- 皮膚の常在菌の一種であるアクネ菌が細菌性リパーゼを分泌します。それにより皮脂中の中性脂肪を分解することで遊離脂肪酸をつくります。
- つくりだされた遊離脂肪酸が時間が経つにつれて酸化していき、刺激性が増えて大きくなります。それにより肌のターンオーバーの進行を過剰にさせてしまい角質肥厚(かくしつひこう)を起こします。
- また、刺激が増大したことで角質が剥がれやすくなるため、剥がれた角質と皮脂が混ざり、ニキビの芯である角栓が出来上がります。
- 角質肥厚(角質が厚くなる)によって、毛穴の周りの皮膚が厚くなってしまい毛穴を塞いでしまいます。
- 毛穴が塞がれてしまった内部では、酸素のない環境を好むアクネ菌が増殖して炎症を促進させる炎症性サイトカインを放出します。それによりニキビの本格的な炎症を引き起こします。
毛穴詰まりの原因は肌のターンオーバーの乱れが原因となりますが、その原因をつくる根本は皮脂の過剰な分泌にあります。
ですから、Tゾーンニキビの対策には、皮脂の分泌を調整するニキビケアが重要です。
2.2ホルモンバランスの乱れが原因!
思春期にはホルモンバランスが乱れますが、思春期だけでなく大人になって生活によってもホルモンバランスが乱れることが多くあります。それによりTゾーンニキビの原因になってしまうことがあります。
動物性脂肪の摂り過ぎは食生活の乱れになり、ストレスやイライラ、夜更かしによる睡眠不足は性ホルモンの分泌を乱してしまいます。
また、女性の生理周期によってホルモンバランスが乱れてニキビができやすくなることが多くあります。
排卵期から生理までの約2週間の生理前は、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンの影響によって皮脂の分泌が過剰になり、ニキビができやすくなったり、Tゾーン部分がテカリやすくなったりします。
先述でも説明しましたが、Tゾーンニキビは思春期に多発する傾向があります。思春期は性ホルモンのひとつの男性ホルモンが活発に分泌され皮脂線に作用して皮脂量が驚くほど増加します。
Tゾーンは特に皮脂線が多いため、皮脂で皮膚がベタベタになりやすい箇所です。男性にも女性にも男性ホルモンの分泌がされています。女性は男性の10%程度が分泌されているといわれています。
2.3メイクの毛穴つまりが原因!
メイクをすることで毛穴をつまらせてしまい、Tゾーンニキビをつくる原因になることがあります。
特に毛穴つまりに気をつけたいコスメは、リキッドファンデーションです。リキッドファンデーションを使用してのメイクの仕上がりはカバー力もありキレイですが、成分に油分が多く含まれているため、毛穴周りのターンオーバーを乱します。
それにより、ニキビをつくる原因になります。先述でも何度も説明しているようにTゾーンは皮脂が多いため、リキッドファンデーションの使用は向いていません。
Tゾーンニキビのように皮脂が気になる場合は、ミネラルファンデーションのような油分の含まれていないファンデーションがおすすめです。
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