過食・拒食症を引きおこすストレスと食欲の関係って？

それではいったいストレスやせとは何が原因なのでしょうか？

5.1ストレスによって増えるホルモンが影響している

ストレスが大きいと、食べ物を食べなくても血糖値を上げるホルモンが分泌されます。血糖値が上がると満腹中枢が機能するため、食べたと思いこんで食欲は抑えられます。

また、ストレスに長時間晒された状態は交感神経が働いているため、胃や腸と言った消化器官は動かなくなってしまいます。そうなると食欲がなくなってしまいます。

5.2ストレス痩せは、ストレス太りにつながっている

ストレスで痩せていってしまう一方で、実はストレス痩せがどんどん進行すると、その後はストレス太りに繋がる場合があります。

特に痩せた反動で無理に食べようとするあまり、食べなければいけないと思いこんでしまい食べすぎてしまいます。段々食べる行為がストレス解消になるため、どんどん食べ続けて、太っていってしまいます。

6.ストレスで食欲が無い時の対処法って？

食欲がないときに無理に食べようとするのはなかなか難しいですよね。それでは、ストレスで食欲がない時にはどのように対処すればいいのでしょうか。

6.1消化に良い食べ物を食べるようにする

まずは胃に負担がかからないような消化の良い食べ物を食べましょう。

特におかゆや豆腐、はんぺんなどを食べることで、胃は負担がかからないため、あまり食べる気がなくても胃にいれることができます。

6.2少しでも栄養価の高いものを食べるようにする

食欲が無いと、少ししか食べることができません。その為、少しであっても体のエネルギーによく変換できるような栄養価の高いものを積極的にとりましょう。

どうしても食べるのが難しい場合にはウィダーインゼリーなどを食べるのもおすすめです。

6.3酸味があるすっぱいものを食べるようにする

柑橘類などの酸っぱいものに含まれているクエン酸は食欲を増進させてくれると言われています。また、疲れていると貯まる乳酸を分解してくれるため、積極的に食べるようにしましょう。

7.まとめ

ストレスが掛かることで、食欲は増えたり減ったりと様々な動きをします。もちろんストレスの原因を取り除くことも必要ですが、それを行う前に、まずは自分自身が食事を工夫することで、対処していきましょう。

また、リラックスして自分の症状や現状に向き合っていくことで解決していくことができますよ。