ストレッチポール 効果で、寝ながらできる５つのおすすめダイエット。

いわゆる腹筋運動のように上半身を大きく起こすようなことは必要ありません。
ストレッチポールから少しだけ上半身を起こす程度の簡単な状態起こしです。
ただし頭を動かすだけという動きでは意味がありません。
おへそあたりに意識を集中させ、おへそとみぞおちの距離を縮めるイメージで上体を起こすと、効果的にお腹の引き締めができます。

3-4.ストレッチポールの効果を高める呼吸法。

上半身を起こすインナーマッスルエクササイズができにくいという場合は、呼吸法だけでも効果が見込めます。

呼吸法には、胸式呼吸と腹式呼吸の２種類がありますが、腹式呼吸をすることによって、お腹まわりのインナーマッスルを鍛えることができます。
そこで、ストレッチポールの上で腹式呼吸をすることによって、お腹の引き締め効果を高めることができます。

女性の場合は普段、胸式呼吸をしている場合が大半です。
腹式呼吸については、肺ではなく横隔膜を動かしてお腹を膨らませるイメージでの呼吸法を練習してください。

①基本の方法で膝を立てて、ストレッチポールの上に寝ます
②ゆっくりと息を吸いながら、お腹を大きく膨らませます
③ゆっくりと息を吐きながら、お腹を限界までしぼませます
手順②～③の腹式呼吸を３０秒間繰り返します

この腹式呼吸法は、お腹に圧力をかけて行う呼吸法ですので、ストレッチポールを使わなくてもお腹の引き締め効果が得られます。

3-5.ストレッチポールで肩と背中、骨盤をストレッチ。

最後の方法は、ストレッチポールの上に寝転がらない、少し違った使い方です。
ストレッチポールを背中にかついで、肩と背中、骨盤をストレッチしていく使い方です。

①ストレッチポールを背中にかついで両腕後ろ手で固定します
②肩を前方に出したり引いたりを十回繰り返します
③骨盤を前に出したり引いたりを十回繰り返します
④背筋を伸ばしてストレッチポールをかついだまま上半身を左右に十回ずつひねります
⑤同様に上半身を左右に十回ずつ倒します
⑥ストレッチポールの端を左右の手でそれぞれ持ち、頭の上に持ち上げます
⑦ストレッチポールを後頭部まで下げ、また元の頭の上の位置に持ち上げてを十回繰り返します
⑧ストレッチポールを体の前に持ってきます
⑨ストレッチポールを目の高さくらいまで少し持ち上げては肩の位置まで下ろしてを十回繰り返します

このストレッチポールの使い方は、肩や腰の稼働域を広げることによって、肩コリや腰痛を解消するという方法です。

4.ストレッチポール効果の注意すべきポイント。

ストレッチポールの使い方はとてもシンプルで簡単です。
ですが、安易に考えすぎると怪我につながることもありますので、使い方の注意点についてふれておきます。

ストレッチポールの上に寝転がるだけというのはとても簡単なのですが、ストレッチポールの上に寝ると体がとても不安定になります。
そのため、あまり不用心に無理をすると怪我をしてしまいます。
ストレッチポールのまわりには物を置かないように注意します。
体がふらついて止まらない場合は、誰かに支えてもらいましょう。

最初は簡単なエクササイズから始めましょう。
少しでも身体のどこかに痛みを感じる場合は、エクササイズをやめましょう。
お酒を飲んでのエクササイズは避けてください。
骨粗しょう症と診断されている方は、骨折の恐れがあるのでやめましょう。

身体に少しぐらい無理をかけた方が効果が出るような気になりますが、危険に繋がる使い方ではまったく意味がありません。
簡単でシンプルだからこそ、気を抜かないで注意点を守ってしっかり取り組んでください。

5.ストレッチポールはこんなものを選びましょう。

ストレッチポールには様々な呼び名のものもあり、その種類もたくさんあります。
ロングサイズのものや、ハーフサイズのもの、さらには半分に割れたものなどもあります。

今回ご紹介したエクササイズを行うためには、ロングタイプの一般的なものを選んでください。
ハーフサイズのものだと長さが足りませんので、ご紹介した使い方でのエクササイズができません。

メーカーにはこだわりませんし、ヨガポールやフィットネスポール、バラスポールなど、いずれでも大丈夫です。
おすすめのメーカーは、正規品のＬＰＮ社製がおすすめですが、値段は約9000円前後と他社のものより高いイメージです。

6.まとめ

いかがでしたか。
耳にはしたことのあるストレッチポールという名前ですが、こんなに簡単にシンプルに、寝転がるだけでダイエットができてしまうなんて！
と驚きなのではないでしょうか。

もっとも、人によっての相性もあるかもしれませんし、使い方を誤るとあまり効果が出ないということもあるかもしれません。
とにかく、安めのストレッチポールを手に入れて、トライしてみるという感じではいかがでしょう？