電動脱毛器ソイエで“ツルピカ効果”ソイエきれいに脱毛する理由とは

2.自己脱毛処理　電動脱毛の注意点？

自己脱毛はプロの技術と違い、やはりリスクはあります。どんな方法でもそうです。このソイエ脱毛器ES-ED95、電動脱毛は、先端に付いたディスクが回転して次々に毛を挟み込んで抜いていく処方です。扱い方が簡単ですが、簡単に処理をするととても肌に負担をかけてしまうことがあります。

2-1.電動脱毛を選ぶポイント

電動脱毛の機器もいろいろありますが、毛を挟み引っこ抜いていくもの。肌にいいとは言えません。一本一本でも痛くて緊張しますが、回転させ、連続して抜く処方ですから、痛みからはどうしても免れません。機器によっては肌へのダメージも与えてしまうことがあります。機器に備わっている機能を十分理解し、利用することが肌へのダメージへの軽減となります。

電動脱毛の選ぶポイント

①　防水付きか防水なしか

清潔を保つことはとても大切です。防水ですとお風呂で使えるので、毛穴が開いた状態へと持っていくことができます。毛穴を傷めにくく、痛みが軽減されるというメリットがあります。

お風呂で使用できると「泡脱毛」ができます。泡脱毛とは石鹸やボディーソープの泡をつけて電動毛抜きを使用する方法です。泡のおかげで滑りがよく、痛みがやや軽減されます。ただし、毛が滑りやすいためか毛の抜け具合が少々悪くなります。

防水付きだと水洗いができるので、機械を清潔に保つことができます。

②　アタッチメントの種類

本体のヘッド部分を交換して別の用途に使用できるアタッチメントが付いていることが多いです。

ソイエSE-SD95は回転ブラシで角質ケア、もうひとつはかたい角質に対応した回転する軽石のようなヘッドがついています。

他の商品では電気シェーバーや電気を毛根に送る機能などもあります。

③　痛みを軽減する工夫

ソイエSE-SD95は「やわ肌ガード」という毛抜き時の痛みを軽減する工夫がされています。

毛を引っ張ると皮膚も一緒に引っ張られてさらにに痛い思いをします。ですが、毛穴付近の皮膚を抑えて毛を抜くと痛みが少し軽減されます。この皮膚を押さえるという動作を、回転時に機械がやってくれます。

④　処理スピード

ヘッドの回転部分の幅が広い方が、脚や腕など広範囲を処理するときにはスピーディーに処理できます。

ソイエはヘッドの回転ディスクがダブルで付いていますので、何度も往復させなくても一度でより多くの毛を抜くことができるので、作業がよりスピーディーです。

⑤　毛を抜く性能の高さ

ソイエは、長さ0.5mm～の毛を抜くことができるとされています。でも実際にはこれほど短い毛はやはり抜けにくいです。残った毛はちくちくすることがあります。

2-2.電動脱毛でよく起こるトラブルとその対処法

◇埋没毛

埋没毛は皮膚の下で毛が伸びたり、毛穴の中で毛がくるくるとトグロを巻いて伸びるトラブルです。電動毛抜きでの処理を行うと、この埋没毛が本当に出来やすいです。

◆埋没毛の対処法

埋没毛になってしまったら、無理に取り出そうとせずに自然に出てくるのを待つことをおススメします。

早く埋没毛を外に出したい場合は、自己処理を一旦控えてお肌のケアに取り掛かりましょう。

乾燥しやすい膝や肘部分に埋没毛は現れやすく、そういった部分は特に潤いを持たせてあげる事が必要です。お風呂上がりの皮膚が柔らかくなった時などに、水分補給をしてクリームなどで蒸発を防ぎます。

埋没毛を気にして、無理やり皮膚から引き抜こうとする方もいらっしゃいますが、炎症を引き起こす原因にもなります。肌に生涯残る傷になったり、色素沈着してしまうなど、後々取り返しがつかなくなる事もよくあります。

どうしてもという方はレーザー脱毛やフラッシュ脱毛に切り替えることをお勧めします。

冒頭でもお伝えしましたが、埋没毛は一度起こってしまうと再発しやすくなってしまいます。これは、埋没毛を起こした毛穴が変形してしまうからだと考えられています。

大切なことは、埋没毛を作らないことです。埋没毛の原因となってしまう毛抜きやカミソリなどでの深剃りの処理は再発しやすいのでやめることをお勧めします。

◇毛嚢炎

毛を抜いた毛穴にばい菌が入ってニキビのように炎症を起こすトラブルです。「もうのうえん」と読みます。キレイに治さないと跡になって残ってしまう恐れがあります。

発症時は赤い発疹のように見えますが、触ると熱を持っていたり痛みを感じたりします。それから更に炎症が進むと、ニキビの様に白っぽい膿をもつ毛のう炎へと悪化、そこまで進むと元のお肌に戻るまで数週間かかることもあります。

◆毛嚢炎の対処法

自己処理によって毛穴を傷つけてしまうのが一つ目の原因。更に、そこへ雑菌が侵入してしまうというのが二つ目の原因です。この二つが重なると「毛のう炎」を発症します。お肌が健康な状態でしたらブドウ球菌などの雑菌はもちろん侵入しません。

炎症が悪化してしまうと、熱を持ったり大きくはれ上がったりします。ひどい場合は痕が残ってしまいますので、腫れや痛みが続くようなら皮膚科などの受診をおすすめします。

脱毛の処理中や処理後にヒリヒリした痛みを感じた時はお肌や毛穴が傷ついている証拠です。特にお肌が乾燥しているときに傷つきやすくなっています。できるだけ刺激を与えないよう、事前にお肌を温めクリームなどで保湿と保護をしてから行ってください。

また、清潔な環境で脱毛処理を行いましょう。カミソリや毛抜きなども清潔に管理して、処理後の保湿ケアで雑菌をブロックしましょう。

◇色素沈着

色素沈着は肌がダメージを受けると茶色く変色してしまうトラブルですが、これが毛穴に起こるととても醜いです。外部からの刺激から守ろうとしてメラニンが過剰に生成されてしまい、色素沈着を起こしてしまった可能性が高いです。

◆色素沈着の対処法

肌のターンオーバーを正常化して肌をきれいにしていくことをお勧めします。

マルチビタミンなどビタミンのサプリメントなどをとることも新陳代謝にはとても有効です。

<肌の新陳代謝を上げるサプリ>

○ビタミンC…今ある色素沈着を撃退
○ビタミンB…新陳代謝を活性化させ、肌の免疫力を高める
○ビタミンA…メラニン色素の生成を抑制
○ビタミンE…抗酸化作用による活性酸素の撃退、メラニン生成を抑制

またピーリング化粧品で色素沈着を治す方法もあります。

ピーリングとは、酸性の薬剤を使って、肌表面に溜まってしまった古い角質を溶かして、肌のターンオーバーを正常化させることを言います。
ピーリング剤は市販でも手に入りやすくなっていますが、フルーツ酸などの植物から抽出された天然由来のピーリング剤(AHA)を選ぶと、化学的な薬剤に比べて肌への刺激が優しいため、おすすめです。
また、ピーリングは毎日行ってしまうと、正常な肌の角質まで落としてしまう危険があるので、薬剤の種類、効果の強さにもよりますが、週に１回～２回ほどにするなど正しく間隔をあけて行うようにしましょう。

◇黒いポツポツ

上で説明した「埋没毛」や、「毛穴の色素沈着」、また、毛抜きで広がってしまった毛穴に角栓が溜まって黒く酸化したものが、肌に黒いポツポツ、ブツブツになって見えます。

◆黒いポツポツ対処法

脱毛処理の後、毛穴の中に毛根が残った状態になることがあります。しかし毛穴が閉じていれば、残った毛根はそれほど目立つことはありません。この黒いポツポツが目立つのは、毛穴が開いているからです。カミソリを何度も使っているうちに、毛穴が開いてきてしまうのです。

毛穴の開きに関しては、ボディクリームやローションなどを使って、しっかり保湿するようにして下さい。そうすれば徐々に毛穴も閉じていき、黒いポツポツも目立たなくなっていきます。

◇血が出る

毛を無理やりに引きちぎるわけですから、毛穴の底から血が出ることがあります。また、毛根部が毛穴を通過するときに、毛穴内部の側面を傷つけますので、これも血が出てしまう原因となります。

◆血が出る対処法

これは、抜き方が悪い場合もありますが、毛周期のタイミングの問題もあります。

毛抜きで血が出るムダ毛とそうでないムダ毛の違いは、毛周期の成長過程にあります。すっと抜けるムダ毛は成長過程を終え後は抜け落ちるのを待つだけのムダ毛、しかし血が出るムダ毛は成長過程まっただ中で毛細血管から成長する為の栄養素をぐんぐん吸収しています。

つまり、毛細血管に直結している元気なムダ毛を引き抜いてしまうと、血管が破れて血が出てしまうという訳です。毛細血管の周囲には神経もありますので同時に痛みを感じる事が多いはずです。

できれば毛抜き処理自体を避けたいところですが、もし処理後に血が出てしまったら毛のう炎等を発症しないよう清潔に保つように心掛けて下さい。

2-3.肌トラブルをさけるための電動脱毛のやり方のポイント

①　ばい菌の侵入を防ぐため、肌は清潔な状態にしておきましょう。
②　処理前に入浴で充分肌を温めておくと、毛穴が開いて抜けやすいです。充分に毛穴が開くことが大切ですので、じわっと汗をかくくらい温めましょう。ドライ脱毛の際は蒸しタオルで処理するお肌を充分毛穴が開くまで温めることをお勧めします。そのまま放置すると今度は冷やして毛穴を閉めることになるので気をつけましょう。温かいお部屋で処理をすることも大切です。
③　毛は約5ミリがベスト。長くても短くても抜けにくいです。
④　肌に対して、なるべく真っ直ぐに当てて、滑らせましょう。
⑤　保湿、殺菌などアフターケアは必須！処理後の肌は清潔に保ちましょう（感染症を防ぐ）