白ニキビをきれいに治す薬とは?白ニキビの治し方

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4.白ニキビに効果的な皮膚科の薬

皮膚科で出されるいろいろな白ニキビに効果的な薬です。

4-1.ディフェリンゲル

出典 | ニキビLabo

半透明でとろっとしたテクスチャーの塗り薬です。ビタミンA誘導体の薬は数多くありますが、ディフェリンゲルは国内で唯一保険が使える薬です。

ニキビができる原因は、「角質がたまる」・「皮脂が溜まる」・「アクネ菌が増殖する」・「炎症が起きる」です。ディフェリンは皮脂を抑え、角質をピーリングしてくれる作用があり、軽症ニキビ・初期ニキビに効果があります。

4-2.ベピオゲル

出典 | ニキビLabo

肌は、角質層の皮脂膜と天然保湿因子、細胞間脂質の3つで主に構成されています。しかし、洗浄力が強すぎる洗顔料の使用などで肌
ベピオは海外では以前から一般的なニキビの薬ですが、日本国内では2015年にようやく使用が始まった新しい薬です。

効果は「ピーリング作用」・「抗菌作用」・「漂白作用」となります。ただし、悪い副作用が起こる可能性があります。接触性皮膚炎という症状(その成分が皮膚についたことによって赤み・かぶれが引き起こること)が100人に数名程度発生する可能性のある薬でもあります。

そのため、他の薬(効果のでる薬)があれば、リスクを下げるために、ベピオ以外の薬から処方する、という皮膚科も多いようです。具体的にはディフェリンゲルが合わなかった人にベピオを処方する、という例が多いです。

4-3.デュアック配合ゲル

デュアック配合ゲルはダラシンとベピオの合剤です。「ダラシンとベピオのいいとこ取り」という薬です。ベピオの抗菌作用が加わることで、ダラシンの耐性菌発生リスクを下がります。そのため、今後ダラシンの代わりに使用が広がっていくでしょう。

4-4.ダラシンTゲル

ダラシンTゲルは抗菌作用と抗炎症作用があります。つまり「菌を殺す・炎症を沈める」効果のあるお薬、ということですね。
抗炎症作用がある抗菌薬は多くありません。アクネ菌を抗菌しつつ、炎症も抑えられるスグレモノとして人気があります。

ただし、長く使うことで耐性菌が発生してしまいます。耐性菌ができると、スグレモノのダラシンTゲルが効きにくくなってしまうのです。そのため長期的な使用はあまり勧められません。

4-5.アクアチムクリーム

抗菌作用のある外用薬で、ニキビ以外にも幅広く使われています。ニューキノロン系という種類で、いろいろな菌に効くのが特徴です。こちらも長期使用で耐性菌が発生するので、長期の連用はNGです。

4-6.イオウカンフルローション

皮膚を柔らかくする作用のあるお薬です。同時に、殺菌作用もあります。

最大の特徴はその臭いです。イオウの臭い=温泉、腐った卵の臭いがしますので、人気は低いです。温泉気分で塗り続けることができる方にはおすすめです。


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