生理(月経)前の肌荒れは女性にとって憂鬱な悩みです。毎月起こることなので「仕方がない」と割り切ろうとするも、気分は良くないですよね。
女性は一生のうち平均で35~40年間、生理になります。長い付き合いになりますから、上手に乗り切りたいです。
そんな生理前のニキビを防ぐため、4つの事を行ってみてください。
目次
1.生理前のニキビの特徴
1-1.黄体ホルモンの影響で肌トラブルが
1-2.生理の10~12日前から注意が必要
2.生理前のニキビを防ぐ4つのポイント
2-1.食生活を改善する
2-2.睡眠を大事にする
2-3.正しいスキンケアをする
2-4.体を温める
3.それでもダメなら薬の服用も
3-1.サプリメント
3-2.漢方薬
3-3.ピル
1.生理前のニキビの特徴
出典 | 生理快適Labo
通常のニキビは、男性ホルモンの影響で皮脂の過剰分泌が起こり、毛穴が詰まり、炎症起こしてしまうといった流れで発症します。
では、生理前のニキビはどうして起こるのでしょうか?
1-1.黄体ホルモンの影響で肌トラブルが
生理とは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌によって発生する症状です。
■卵胞ホルモン(エストロゲン)
卵胞ホルモンはコラーゲンやヒアルロン酸を増やし肌にうるおいを与える働きがあり、別名を「美肌ホルモン」と言われる美肌に欠かせないホルモンのひとつです。
卵胞ホルモンが肌へ与える影響は下記になります。
- 皮脂の分泌を抑えるので、ニキビができにくくなる。
- セラミドを増やし、肌の水分を保持する。
- コラーゲンやヒアルロン酸を生成を促し、ハリやツヤを保つ。
■黄体ホルモン(プロゲステロン)
黄体ホルモンは、男性ホルモンと似た働きがあり、皮脂の分泌を促す作用を持ちます。よって、こちらの黄体ホルモンが、生理前のニキビの原因となります。
卵胞ホルモンが肌へ与える影響は下記になります。
- 皮脂の分泌を活発化させるので、ニキビができやすくなる。
- 色素が沈着しやすくなり、シミやニキビ跡の原因になる。
- 肌のバリア機能を弱める。
もちろん黄体ホルモンにも大事な役割があります。妊娠を促し、妊娠後に備えて、栄養や水分を備蓄するという大事な役割です。ただし、過剰に増えるとニキビができてしまうので要注意です。
また、生理前にむくみや便秘で悩まれている方も、黄体ホルモンの影響で水分がためこまれるために起こるとされています。
1-2.生理の10~12日前から注意が必要
出典 | ニキぺディア
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの関係は、生理周期と大きな関わりを持ちます。
■月経期
生理が始まって終わるまでは月経期といいます。
- 生理が始まって終わるまで(月経期)・・・妊娠しなかったときは黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌が減少
- 生理終了時〜排卵までの約1週間(卵胞期)・・・卵胞ホルモン増加
- 生理の10~12日前(黄体期)・・・黄体ホルモン増加
生理が終わってから排卵までの約1週間は、卵胞ホルモンが多く分泌されるので、この時期が肌が最も良い状態に保たれています。肌のバリア機能が強化されているので、ニキビができにくい時期です。
逆に、生理の10~12日前は、黄体ホルモンが多く分泌され、皮脂が過剰分泌されます。これによりニキビができやすくなります。
女性の体は、生理周期とともに変化します。まずは自分の生理周期を把握しましょう。
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