体にいい油を適量摂ることが健康には一番い事のようです。
その点えごま油は最適であり、ダイエットにも即した食品と言えます。
3、有効成分その2「EPA」
3-1EPAとは一体何
EPAとはエイコサペンタエン酸の事を言います。
n‐3系の必須脂肪酸です。
EPAが注目されたのは1960年代後半です
ある調査で、グリーンランドに住むイヌイットに冠動脈疾患が少ない事でした。
その理由は、イヌイットがたんぱく源として食べていたアザラシでした。
アザラシの主食が青魚でそれを食べていたイヌイットにもEPAの効果が
及んだことになります。
3-2EPAの効果とは
EPAの主な効果は血栓の抑制です。
高い血小板凝集抑制作用により血栓を作らせないことで
血液が固まることを妨げ、サラサラの状態を保ちます。
その結果「動脈硬化」を防ぐことになります。
動脈硬化が進むと、血管が固くなり血管壁がはがれ血栓となり
脳や心臓の血管に詰まり重篤な疾患を引き起こします。
血液の総コレステロール値が250mg/dl以上の
高脂血症の人で、コレステロールを飲んでいる人2万人を対象に行われた調査結果あります。
半分の1万人には薬だけを、残りの1万人にはEPAを毎日併用してもらいました。
その結果EPAを併用した人のほうが心臓病の発生率が19%も低いというものでした。
3-3EPAを摂るには
EPAは青魚に多く含まれます
まいわし、本マグロ、サバ、ブリ、サンマ、さけ、アジなどです。
EPAの油成分は、煮る、約などの調理で約20%が失われます。
その為効果的に摂るには、刺身などの生で食べるのが一番です。
調理する場合は、蒸し焼きや煮物にして魚から出た油や煮汁を全部食べましょう。
時間がない時は缶詰が便利です。
汁の中にもEPAが含まれているので全体を食べて下さい。
また青魚は酸化しやすいので、体内での酸化を防ぐため
緑黄色野菜などと一緒に食べるとより効果的です。
4、有効成分その3「DHA」
4-1DHAとは
DHAはドコサヘキサエン酸のことを言います。
必須脂肪酸の一つでn‐3系の不飽和脂肪酸です。
DHA1989年にイギリスで始めに注目されました。
きっかけは日本の子供の知能指数が高いのは魚を食べるからではと
考えられたからです。
その後マグロ、カツオの眼窩脂肪に高濃度のDHAが発見され
研究の道が開かれました。
人体では脳や目、中枢神経、心臓、精子、母乳などに多く含まれます。
4-2DAHの効果とは
DHAもEPAと同じような効果があります。
LDLコレステロールを減らしHDLコレステロールを増やすことや
中性脂肪の合成を抑制してくれます。
その働きかけがやや違います。
DHAは血管や赤血球の細胞膜を柔らかくすることで血流を促進します。
また、DAHAがEPAと違うところは神経系に働きかけることです。
脳の入り口には血液脳関門と言うものがあり、脳に必要な物質化どうか選別しています。
DHAはそこを突破できる数少ない成分です。
特に記憶力や学習能力に関係する「海馬」に集められるので
脳の活動を活性化する重要な成分となっています。
4-3DHAを摂るには
DHAもEPAと同じく青魚に含まれています。
白身の部分よりも脂身に多いので
マグロならトロや中トロを食べるようにしましょう。
ただしいくら体に良いと言っても脂肪なのでカロリーはあります。
食べ過ぎないように注意して下さい。
5、脂肪を考える
5-1中性脂肪はいい?悪い?
中性脂肪と聞くとダイエットの大敵のように思いますよね。
では一体中性脂肪とは何でどんな作用があるのでしょう。
中性脂肪は人間の体を動かすエネルギー源となる物質です。
別名をトリグリセリドと呼ばれ、健康診断の検査結果では
「TG」などの記号で表されます。
主に食べ物から摂取された脂質は、小腸で吸収され血液中に入り
生命維持活動に利用されます。
使い切れない余ったエネルギーが中性脂肪として肝臓や脂肪細胞に蓄えられます。
これは人間が飢餓状態に備えるための本能的な作用に依るものです。
必要なエネルギー源なので中性脂肪イコール悪者とは言えません。
しかし、高すぎると「脂質異常症」になり、血管の動脈硬化が進みます。
問題なのは他の栄養素も体内で脂質に変化することです。
炭水化物は腸内で吸収されブドウ糖になり、筋肉や脳のエネルギーになります。
しかし、ブドウ糖が余るとグリコーゲンとなり
肝臓などに蓄えられ中性脂肪に変化します。
タンパク質は、一旦アミノ酸に分解されますがグルコース(糖質)となり
それが肝臓で中性脂肪になります。
脂質に限らず、どんな栄養素であっても食べ過ぎはダイエットの大敵です。
現在中性脂肪の治療基準は次のようになっています。
異常なし 30~149mg/dl
軽度異常 150~199mg/dl
要経過観察・生活改善 200~39mg/dl
できれば月に一度は血液検査をして、他の検査数値と共に把握しておきましょう。
ダイエットの経過観察には必要な事です。
5-2内臓脂肪について
内臓脂肪脂肪とは体内の内臓、特に腸間膜や大網に付着しやすい脂肪です。
男性ホルモンの影響を受けやすく、女性よりも男性に溜りやすい傾向があります。
男性の「ポッコリお腹」の原因はこの内臓脂肪です。
内臓脂肪が蓄積しすぎると内臓脂肪型肥満となり
生活習慣病の大きな原因となります。
男性の場合は「リンゴ型肥満」と呼ばれます。
実際に内臓脂肪がどれ位溜っているかを知るにはMRIで測る以外にありません。
ただ他の病気の検査のついでに測るのであればいいですが
内臓脂肪だけを知るためにするにはリスクもありコストもかかります。
それ以外の内臓脂肪の診断には「腹囲」があります。
男性なら85cm以上、女性なら90cm以上が該当します。
またメタボリックシンドロームも心配されます。
メタボリックシンドロームとは上記の腹囲計をべースに
収縮期血圧130mmgHg かつ/または 拡張期血圧110mmgHg以上
空腹時血糖 110mg/dl以上
中性脂肪 150mg/dl かつ/または HDLコレステロール40mg/dl未満
この中の2つ以上が該当すればメタボリックシンドロームと診断されます。
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