サウナの効果を高める入り方って？ダイエットに効く入浴法を解説

高温のサウナに入る場合は、10～15分ほどが目安です。やはり長時間では、体にとってデメリットの方が大きくなります。また、体調も考慮して入浴時間を調整するのも大切です。

1回の入浴ではなく、何度も繰り返して入る方法もあります。10～15分ほどの入浴の後、一度外に出て休憩。水分も補給してから再び入浴という流れを、4～5回繰り返します。発汗量も増し、よりダイエット効果が高まります。

2.5.冷水で自律神経を活性化

サウナを出た後は、冷水のシャワーや浴槽などに浸かり、火照った体を冷やすのも効果的です。

冷水を浴びることによって、血行が促進され、肌が引き締められる効果も得られます。また、自律神経も活性化し、体調が整って、夜の寝付きもよくなります。

冷水を浴びる際は、全身に一気に浴びるのではなく、シャワーは足元から、水風呂には汗を流した後、足からゆっくり浸かっていきましょう。

一度に冷水を全身にかけると、体調不良を起こす危険もあります。

3.サウナの効果って？

これまで見てきたように、サウナはダイエットにも良い効果があります。

しかし、もちろんそれだけがサウナの効果ではありません。ほかにもある、サウナのうれしい効果について見てみましょう。

3.1.肌にも良い　美肌効果

サウナでは、前述のように大量の発汗が得られます。それによってデトックス効果が促され、肌の調子にも良い影響があります。

毛穴につまった汚れが、汗と一緒に流れ出ることで肌がつるつるに。また、血行が促進されることで代謝がアップし、肌のターンオーバーも活発になります。

3.2.体スッキリ　疲労回復効果

前述のように、サウナと言えば、疲れた体をスッキリさせるものというイメージが強いのではないでしょうか。

熱い室内で大量の汗をかき、その後水風呂に入ることで体はスッキリ、頭はシャッキリと引き締まって、疲れも吹き飛んでしまいます。

こうしたリフレッシュ効果こそ、サウナが愛好される最も大きなポイントと言えるでしょう。

とは言っても、あまり疲れているときや、飲酒直後に入るのは逆効果です。くれぐれも体調には気をつけてサウナを利用しましょう。

3.3.血行を促進　冷え性改善効果

サウナが血行を促進させることは、すでに何度か述べました。そして血行を促進させることは、冷え性改善にとっても特別な効果があるのです。

特に女性にとっては厄介な問題である冷え性は、血行の悪さがほとんどの原因を占めています。血管が収縮し、血流が妨げられることによって、手足などの末端に熱が行き渡らなくなるのです。

サウナの習慣は、血管を拡張させ、血行を良くしてくれます。それによって、冷え性も次第に解消されやすくなります。

また、同じく血行が関係している肩こりにも、サウナの血行促進作用は効果を発揮してくれます。血行が良くなることで、筋肉の緊張がほぐれ、肩こり解消につながるのです。

4.サウナの効果を高めるには？

ダイエットだけでなく、さまざまな効果をもたらしてくれるサウナ。では、サウナの効果をより高めるためには、どんな方法があるのでしょうか。

サウナと一緒に取り組みたい、いろいろな方法について見ていきましょう。

4.1.運動と組み合わせる

サウナに入った後、運動をすることでダイエット効果が高まります。毛穴が開いて汗が出やすくなり、脂肪も燃焼しやすくなります。

運動後にサウナを利用するのもOKです。ハードな運動後のサウナは、筋肉の回復を妨げると言われていますが、ダイエット目的の適度な運動後であれば、逆に疲労回復に役立ってくれます。

4.2.サプリメントを併用する

サウナとサプリメントを併用するのも、ダイエットには効果的です。

脂肪燃焼系のサプリメントは、現在数多く発売されています。これらを日頃から服用することで、より脂肪が消費されやすくなります。

4.3.生活習慣を改善する

生活習慣の改善も、ダイエットをする上で欠かせません。せっかくサウナで基礎代謝が上がり、自律神経が活性化しても、不規則な生活を送っていては無意味になってしまいます。

夜更かしを控え、暴飲暴食を慎み、タバコはなるべく禁煙する。生活のリズムを安定させることで、より痩せやすい体にすることができます。

4.4.サウナダイエットの注意点

サウナダイエットは美容や健康にも効果的という一方で、注意すべき点もあります。いくつか見ておきましょう。