青汁人気ランキングは信じていいの？選ぶべきは味？栄養？

4.4 青汁の効果で選ぶのも大事

青汁に、便秘解消、美肌、ダイエットなどの効果を期待するのであれば、目的とする効果が記載されている青汁を探すことが望ましいでしょう。青汁の効果だけを考えると液体タイプが最も新鮮で効果が期待できますが、冷凍タイプの場合にはその力も半減するので、さほど粉末タイプなどとも違いはありません。

ただし、法律上、青汁の効果には記載できることとできないことがあるため、効果については入っている栄養素から判断するか、インターネットの記事などから判断すると良いでしょう。記載されていないからといって効果がないわけではなく、薬事法などとの関係で描けないだけなので、ビタミンやミネラルなどの知識を増やして自分で判断できるようにしましょう。

4.5 味はアレンジで解決もできる

サプリメントタイプでは味はほとんど無視できますが、液体タイプと粉末タイプではそうも行きません。しかし、液体タイプや粉末タイプでもいろいろな飲み物とミックスするだけで、苦みや臭みを解消することはできます。

例えば、味が苦手なものでも、牛乳や豆乳などを混ぜることで、抹茶風味になる場合もありますし、苦味が消える場合もありますのでいろいろ試してみましょう。

5.入って欲しい野菜はコレだ！

5.1 野菜の王様ことケール

青汁の必要な野菜としてまずあげられるのが、ケールです。ケールは「野菜の王様」といわれるほど栄養価が高く、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった様々な栄養素がバランスよく含まれており、グリーンスムージーやサラダなどいろいろな健康フードに活用されています。

このケールは味の面ではあまり良い面はなく、とても苦味や青臭さがあります。そのため、ケールが入っている青汁は不味い、というのが一般的な印象ですので気をつけてください。

しかし、栄養価は無敵で、β-カロテンやクロロフィル、ルテインなどの色素成分もふんだんに含んでいたり、ケールならではの成分であるメラトニンを含むことで、眠気を誘ったり、質の良い睡眠に導いてくれる可能性があります。

5.2 抹茶のような大麦若葉

大麦若葉も、青汁の原材料として広く活用されています。大麦若葉は、ケールとは異なり葉野菜独特の臭みや苦味も少なく、子供でも飲みやすいといわれる優れものです。ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素以外にも、糖質、タンパク質、脂質などの三大栄養素も含んでいるのが、ケールとは違うところで優れた一面です。

効果としては、クロロフィルにより抗酸化作用があったり、SOD酵素により活性酸素の除去効果、あとは、食物繊維が豊富なので便秘解消にももってこいで、栄養補給だけでなく、健康維持、体質改善にも最適な野菜だといわれています。

5.3 黄金のポリフェノール配合の明日葉

明日葉は、ケール、大麦若葉と並び青汁三大原料野菜と呼ばれていますが、若干、王様ケールや大麦若葉と比べると栄養価では劣っています。しかし、この明日葉は、飲みごごちの良さでは3つの中では一番だと評判です。

また、ビタミンやミネラルの種類などによっては、これら2つの野菜よりも多く含んでおり、青汁のベースの野菜として重宝されています。継続して飲めることが青汁には大事なので、青汁に入れる野菜としてはとても重要な野菜だといわれています。

さらにこの明日葉には黄金のポリフェノールと呼ばれる”カルコン”が含まれており、脂肪燃焼などにより痩せるために貢献してくれます。

5.4 血糖値を抑える桑の葉

桑の葉は、よーく探さないと意外に入っていない野菜ですが、ポリフェノールが多く含まれており、抗酸化作用を期待したい人にはもってこいの野菜です。青汁を飲む場合には、いろいろな効果が期待したいところなので、美肌効果やアンチエイジングへの期待もできる桑の葉は、女性向けの成分です。

その他にもDNJ（1-デオキシノジリマイシン）という成分により、血糖値を抑える効果が期待できるので、女性だけでなく、男性にも嬉しい効果がありますね。

5.5 スーパーフードの王様ことスピルリナ

スピルリナは、まだあまり知られていないのですが、欧米では、「スーパーフードの王様」と呼ばれており、女優やモデルさんの中では大人気の食品です。スプリルリナの優れている所は、理想的な栄養バランスにあり、1つの栄養素だけでは活動はできない人間にとって、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維などが50種類以上も含まれたバランスの良さを持った食品なんです。

5.6 クレオパトラも愛したモロヘイヤ

モロヘイヤはあまり青汁のイメージをもたれていませんが、実はそのまま食べるとあまり美味しくないので意外と青汁の方が向いていたりします。豊富な栄養素が含まれており、β-カロテン、ビタミンCなどのビタミン、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル類が豊富に含まれています。

特徴としては、粘りの成分であるムチンやマンナンが豊富に含まれていることで、このネバネバ成分が粘膜の潤いを保ち、胃などの胃壁を傷つくことから守ってくれます。

6.青汁の形状で人気ランキングも変動する！？

6.1 匂いも軽減の飲みやすい粉状タイプが一番人気

粉末タイプは一般的には一番飲みやすいタイプの青汁です。青汁を製造した会社ごとに少しずつ異なった製法で、野菜を乾燥させて粉末にしています。その粉末を水などに溶かして飲むのが一般的です。

ビタミンなどは熱に弱く乾燥させる際に高温により失活する場合があるため、低温のまま乾燥させる”スプレードライ製法”や”フリーズドライ製法”を用います。粉末青汁の弱点としては、食物繊維が残存しやすく喉越しが悪くなる可能性があることですが、これは逆に何か食べてる感じになるから良いと考える人もいるようで個人差があります。

まずは最も中立的な青汁ですので、ほとんど弱点はないので、初めてチャレンジする場合には、粉末タイプの青汁がオススメです。

6.2 栄養あるけど苦い液体タイプは最近は忘れられがち

液体タイプの青汁は、製造工程による栄養価の破壊が起きておらず、栄養素がそのまま残る最も効果が期待できるタイプです。しかし、その代わりにデメリットとしては、ケールなどの独特の苦味や匂いにクセがあるため、苦手な人には飲みにくいところです。野菜そのままの味わいをモロに受けてしまうのです。

毎日飲むことが青汁にとっては大事なため、味が原因で、飲むことが続かない可能性があり、粉末タイプやサプリメントタイプと比べても持続力がありません。味などに心配のある人は、粉末タイプかサプリメントタイプをオススメします。