たったのこれだけなんですが、実際に壁を背にして立ってみると、腹筋や背筋、そして体の奥深くにある筋肉を使うので、結構辛いはずです。
特に普段から姿勢の悪い方が行うと、しんどいはずです。もしかしたら、すぐにできない人もいるかもしれません。
でも、逆に言えば辛い人はそれだけ、良くない姿勢でいたということで、上手くマスターすれば、それだけ、ダイエット効果も期待できることでしょう。
とりあえず、1日数回から、この姿勢の練習をはじめ、普段からこの姿勢で立てるように訓練していきましょう。
普通に慣れてきたころには、ちゃんとした筋肉ができあがっているはずです。
6.2 正しい姿勢で座るのも大事
次に大事なのが、デスクワークなどで猫背になり、内臓を圧迫してる人に効果のある正しい姿勢での座り方です。
デスクワークをしていると、長時間椅子に座ることが多くなり、椅子に座っている時間が長くなれば長くなるほど、普通の人でもだんだんと姿勢が崩れてくるものです。
姿勢が崩れる原因の1つは、パソコンに集中しすぎて、頭とパソコンの距離が縮んだ場合で、自然と猫背の人のように前かがみの姿勢になっているのです。
仕事をしていて疲れがたまってくることで、体が自然と楽な体制をとっているのが要因として考えられます。
ですので、デスクワークをしている人は自分の姿勢が崩れていると感じた時は、すぐに姿勢を正すことを心がけましょう。
それでは正しい椅子の座り方をみていきましょう。
まずは、イスに深く座り、背中と背もたれの間はあまり開けないで座ります。
次に、腰は曲げずにしっかり立たせ背筋もしっかり伸ばすことで、お腹に脂肪をつけない予防をします。
そして、猫背特有の体制にならないようにアゴを少し引き、お腹を引っ込めます。
あとは、膝頭の位置が股関節と同じ高さかやや高くなるようにして、足裏全体を床に付けて終わりです。
もちろん会社などのの椅子の種類によっては、この座り方をするのは難しいかもしれません。
完璧は無理なので、できる範囲で正しい座り方にチャレンジしてみましょう。
正しい姿勢同様にすぐにはできないので、長い時間をかけてゆっくりと改善していくのでかまいません。
毎日30分くらいからでも慣らしていきましょう。
6.3 骨盤の歪みはやっぱり正さないとダメ
すでに歪んでしまった骨盤は、すぐにでも正す必要があることを理解してください。
正しい姿勢で立とうが座ろうが、骨盤が歪んでいるとあまり効果が発揮できません。
というよりは、おそらく正しい姿勢を保てないのではないでしょうか。
骨盤のゆがみを正す方法はいくつかありますが、ここで説明した筋トレ方法はどれも、多かれ少なかれ、骨盤のゆがみを解消してくれます。
ぜひ、行って欲しいところですね。
それ以外にも、インターネットなどで、骨盤の歪みを解消する、筋トレやスロトレ、ストレッチ、ヨガなどはいくらでもあるので、自分にあった方法で着実に骨盤の歪みを解消しましょう。
先にも述べましたが骨盤の歪みは内臓の歪みにもつながるので、まったくもってプラスの要素はありません。
7.日頃から姿勢を正す生活を続けるだけでダイエット!
いろいろな方法をお伝えしてきましたが、基本的に姿勢とダイエットの関係はなんとなく理解できてきたかと思います。
そして、たかが姿勢と思っていたものが、体の歪みを生み、最終的には内臓や脂肪にも影響を与えていることを理解できれば、あとは、結局のところ、地道に姿勢を正していくしかありません。
最後に総集編として、日頃から気をつけることを整理しましたので徹底して行っていくようにしましょう。
7.1 椅子にもたれかからない!
デスクワークなどのパソコン作業で猫背になってしまうこと以外にも、椅子に座ることはありますよね。
仕事などでずっと椅子に座り、背もたりにもたれるのも良くないことなので、パソコン作業以外でももたれかからないようにしましょう!
知らず知らずのうちに、背中の筋肉がたるんでしまう要因になりますので、くれぐれも椅子に座るときは常に、寄りかからずに、背筋を伸ばしましょう。
もちろん疲れているときはもたれてもよいですが、仕事をそのまましたり、会議などで議論する際にももたれかかるのはやめましょう。
基本は、常に椅子は深く座らず、浅く座ることです。
7.2 とにかく姿勢を正す
きちっと姿勢を維持するというのは意外にも筋肉を使い難しいことです。
それでいて、これこそが基本中の基本で、もっとも背中の贅肉解消に役立ちます。
日頃より正しい姿勢をしっかり意識して維持すれば背中の筋肉を刺激できますし、背中の贅肉をとることができます。
正しい姿勢を維持することは背中の筋肉なしでは不可能ですので、猫背は禁物です。
つまり姿勢が悪いと自然に背中の筋肉も衰えていくことを再認識しましょう。
姿勢が筋肉を生むのです、姿勢というのは常に人間の体に影響を与えています。
筋トレなどで背中に筋肉がついてくると、代謝もよくなっていることなので自然な流れで贅肉は落ちてきますが、普段の姿勢が悪ければ、その筋肉も落ちていきます。
そうならないために常日頃から息を吸ってお腹を引っ込め、内臓を上に持ち上げる感じをイメージしましょう。
7.3 猫背はマジでダメ!
最後に再度、猫背を禁止することを提案します。
猫背が習慣化すると、先ほどから申し上げているように背筋の筋力が低下し、贅肉が付いてしまいます。
そして、それだけでなくお腹にもぜい肉が付きやすくなるのです。
この負の流れをやめるために、意識して猫背を解消するくらいの方がよいのです。
おそらく自分でも気づいていると思いますので、仕事や座っているときなど、意識して、かつ、徹底的に、油断せずに、猫背は撲滅しましょう!
8.まとめ
いかがでしたでしょうか?
まずは、姿勢が筋肉の低下に影響を与え、ひいては内蔵の歪みやダイエットの邪魔をしていることをまずは認識してください。
たかが、姿勢と思われていますが、やっぱり姿勢が悪い人はダイエットが上手くいく、いかないとは別に、見ていても不健康そうですし、美しくありません!
一方で、背筋がピンとしていると、若く見えますし、体が綺麗に見えます。これは女性にとっては大事なことなのではないでしょうか?
また、男性も背筋がピンとしていれば、仕事ができそうにみえたり、体も締まって見えます。
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