ニキビや跡にピーリングが効果的！角質解消におススメ３選

5.洗顔、塗って洗い流すタイプなど手軽に出来る自宅でピーリング

出典 |　pintarest　

皮膚科でのケミカルピーリングが一段落した後や、自宅でのケアとして洗顔タイプや塗って洗い流すタイプのピーリングに人気があります。

自宅ピーリングは毎日使えるものや、週1回程度使用すればよいものなど、タイプも種類もまちまちですが、気軽にピーリングが出来るので、毎日のニキビケアにもなります。

5-1.自宅で出来るピーリングはニキビにどのような効果があるの？

自宅で出来るピーリングには、次の4つの効果があります。

■　ニキビの原因になる皮脂や角質が毛穴に詰まった”角栓”と皮脂を取り除く

角栓とは古くなった角質や皮脂が毛穴に詰まったものですが、メイクを落とさずに寝てしまったり、正しい洗顔をしていない、年齢などが原因になって出来てしまいます。この角栓をニキビの原因になるアクネ菌が栄養にして増殖し、ニキビとなってしまいます。

自宅でのピーリングは、角栓に皮脂汚れが付着して、古い角質が毛穴をふさいでしまう前に、これらの汚れや角質を掃除してニキビを防ぐ働きがあります。角質が剥がれると化粧水の浸透が良くなるので肌を乾燥から守り、皮脂の分泌が過剰になることを防いでくれます。

■　毛穴をふさぐ角質を溜めないようにターンオーバーを高めて正常にしてくれる

肌はターンオーバーをよばれる周期で新しく再生しています。20代では28日周期ですが、40代で60日程度、60代になると、なんと90日も必要になってしまいます。そのため、年齢とともに角質が剥がれにくくなってしまうために、肌の内部は乾燥して表面は皮脂でベタつくインナードライという状態になってしまうのです。

ピーリングをすると、ターンオーバーを高めて、角質を溜めない素肌力を養い、キメが整った弾力のある肌にしてくれます。そうなると、毛穴から水分が必要以上に蒸発することを防ぎ、皮脂分泌も必要な分だけ分泌をするのでニキビを解消してくれます。

■　新陳代謝を高め、コラーゲンが増加すれば毛穴が開きにくく皮脂が溜まらない

肌のターンオーバーがスムーズに行われるようになると、肌の新陳代謝が良くなります。そのため肌の弾力に影響する真皮とよばれる部分にコラーゲンが増加するため、肌のキメが整い、毛穴に皮脂や角質が溜まらない肌をつくってニキビを出来ないようにしてくれます。

■メラニンを除去してニキビ跡を解消

ニキビ跡って、何となく紫の後になっていることが多いと思いませんか？ピーリングには、肌の内部に溜まった紫外線の影響やメラニンを取り除くことで、ニキビ跡を徐々に薄くして目立たなくしてくれます。

5-2.溜まった角質を除去するのはどれくらいの頻度で行うのが効果的？

自宅でのピーリングは1週間に1回、肌の大掃除をかねて行いましょう。2週間くらいは肌コンディションをみて、何となくごわつきが解消されない場合は4～5日に１回程度に。ただし、毎日ピーリングをしてしまうとニキビに刺激が強すぎて、逆に悪化してしまうこともあるので注意しましょう。

5-3.自宅でピーリングした後にニキビケアはどのようなことに注意したらいい？

自宅で使えるピーリング剤は、使用方法や商品説明に書かれた使用頻度を守って使うことが大切です。使用して、赤み、ヒリヒリ感、痛みなどを感じたら無理に使用しないで皮膚科を受診しましょう。ピーリング剤が肌に合っていないかもしれません。

そして、ピーリング後は保湿を十分に行い、紫外線から肌ダメージを受けやすいので日焼け止め対策もしっかりと行いましょう。