2 ニキビは悪化の段階によって薬を選ぶ
出典 | o-dan
このように段階的に悪くなるにつれ、症状が変わり、名前も変わるニキビですが、これを薬で治そうとする場合、その段階であり名前によって、使用するものが違ってきます。
2-1 白ニキビには角質軟化成分を
白ニキビはまだ毛穴に角質や皮脂が詰まっただけなので、それらの詰まっている原因を取り除いてやれば治ります。具体的には「イオウ」「サリチル酸」など角質を軟化させる成分の入った薬を塗って、細胞を軟化させ、不要な角質や皮脂を除去するのが方法です。
ただし、イオウには皮脂を抑える働きもあり、それが皮脂の過剰分泌によるニキビ予防にもなりますが、同時に肌が乾燥しがちになり、返ってそれがまた皮脂の分泌を招いて大人ニキビの原因になってしまうこともあるので要注意です。
2-2 黒ニキビは薬ではなかなか治らない
毛穴に詰まった皮脂などが酸化している黒ニキビを治すには、薬はあまり効果がありません。治し方は、詰まっているものを押し出してやる方法ですが、これは自分で爪などで行うと返って雑菌が入って炎症を起こしてしまいますので、その方法であれば皮膚科に行くのが1番です。
もしも自分直すとしたら、ターンオーバーを正常化して自然にそれらが除去されるのを待つのが得策ですので、そのような効能のある化粧品を使いましょう。
2-3 赤ニキビには抗菌作用の成分を
赤ニキビを治すためには炎症を押さえてやることが必要です。
そのためには抗菌作用のある薬を塗ることと同時に、角質を正常に戻してやることですが、一部の抗菌剤は医師の処方箋が必要な処方薬です。自分で買える市販薬に配合されているものは「イブプロフェンピコノール」「グリチルリチン酸」などの消炎成分だけなので、それを使ってなかなか治らないようであれば皮膚科の受診が必要です。
2-4 黄ニキビになったら皮膚科の受診を
黄ニキビはかなり重症化している状態ですので、セルフケアで治すのはほぼ不可能です。この状態になったら、皮膚科を受診することが最適です。
2-5 市販のニキビ治療薬に配合されている成分は?
ドラッグストアなどで一般に販売されているニキビ治療薬は、すべてのニキビに「そこそこ」効果があるような設計になっています。そこそこ、と書いたのは、皮膚科受診必須のニキビもありますが、そうでない場合のオールマイティな効果が出るような配合なので、どのニキビに対する効果も70%の効き目、というものになっているからです。
市販で売られているニキビ治療薬の外用薬の成分は主には以下の通りです。
殺菌成分としては、イソプロピルメチルフェノール、エタノール、レゾルシン、グルコン酸クロルヘキシジン
消炎成分としては、イブプロフェンピコノール、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸
角質軟化成分としては、イオウ、サリチル酸
血行改善成分としては、トコフェロール酢酸エステル
です。この記事で扱うオロナインもこの中のものを基本的には配合しています。
98%以上の人がリピートしているニキビケアが 『ビーグレン』のニキビケアです。 天然クレイという鉱物を配合することで、洗顔時に顔をこすることなく、皮脂汚れやニキビ菌を吸い寄せて吸着することができます。 期間限定ですが、今なら1800円という金額のため、気軽に試してみることができます。 →詳しくはこちら 肌あれピンチに7日間の救世主!
定期的に肌あれしたり、ニキビができる・・・つらい・・・
『 資生堂 dプログラム トライアルセット 』はそんな敏感な肌を ”守り、美肌を育む” スキンケアです。
いつ見れられてもいい、美しい素肌を手に入れましょう。まずは1週間、あなたの肌でお試しください。
→詳しくはこちら