オメガ3脂肪酸は、他のオメガ6脂肪酸やオメガ9脂肪酸などに比べて酸化が早く、不安定なのが特長です。酸化した油は効果が減ってしまうだけでなく、体に悪影響を与えかねません。
エゴマ油・亜麻仁油などを家庭で購入して料理に使う場合は、なるべく小さいサイズのものを選び、一度開封したら冷蔵庫に入れ、早めに使い切ることが大切です。
オメガ3脂肪酸を多く含む食品のうち、チアシードは皮に覆われているため空気に触れず、酸化しないので長期保存が可能です。タンパク質・食物繊維・ミネラルなどが豊富なのも嬉しいですね。
6.2.熱に弱い
オメガ3脂肪酸は熱に弱いので、炒め物や揚げ物などの調理方法はおすすめできません。ドレッシングとして使ったり、マリネ液として使うなど、火を通さないものが適しています。
また、DHAやEPAを多く含む青魚も、焼いたり揚げたりせず、お刺身などの加熱しない調理方法にすることが、オメガ3脂肪酸の効果を得るためのポイントです。
6.3.オメガ6とのバランスが大事
オメガ3脂肪酸は体に良いからといって、オメガ3脂肪酸ばかりを大量に摂れば良いというものではありません。
オメガ6脂肪酸も、過剰摂取による害が問題になってきているものの、適正量は食物から摂取しなければならない大切な栄養素です。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランス良く摂取することが重要なのです。最も理想的なバランスは、『オメガ3脂肪酸:オメガ6脂肪酸=1:4』とされています。
現代は多くの人がオメガ6脂肪酸過剰の傾向にあり、そのバランスは1:10〜1:20になってしまっているとも言われています。
意識的にオメガ3脂肪酸を摂取することで、適正なバランスへと近づけることができるのです。
7.まとめ
オメガ3脂肪酸の効果についてご紹介しました。
わかりやすく要点をまとめてみましょう。
・オメガ3脂肪酸は、青魚・エゴマ油・亜麻仁油・くるみ・チアシードなどに多く含まれている。
・効果①:血液をサラサラにして血流を良くし、中性脂肪・コレステロール・血圧を下げる。
・効果②:アトピーや花粉症など、オメガ6の過剰摂取による炎症が原因で起こるアレルギー症状を抑制する。
・効果③:脳や神経細胞を活発に働かせ、うつ病も予防する。
・効果④:代謝をアップさせ、脂肪燃焼を促進することで、痩せやすい体を作ることができる。
・オメガ3脂肪酸は酸化しやすく、熱に弱いので保存や調理法に注意する。
油を摂ると体に悪い、というイメージが定着していますが、油は決して悪者ではありません。オメガ3のような良質な油を積極的に摂ることで、健やかな体を保つことができるのです。
今日から早速、オメガ3脂肪酸を意識した食生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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