しかし、お麩だけを高脂質に料理することによって少量でも満足しやすくし、カロリーだけでは高く見えたとしても、結局は食べる量を減らすことができます。
特に、麸は吸収力が高いため、油で素揚げにしたり、タレや肉などと焼いたり、チーズなどに絡めるのもいいかもしれません。我慢しすぎて辛い思いをするよりは、ダイエットの中でも上手く空腹感を避けるようにしましょう。
4.注意したいお麩ダイエットの落とし穴って?
お麩ダイエットは色々な効果が期待できますが、その中でもポイントをきちんと守っていないと失敗してしまう危険があります。
それでは一体どういった点に注意してダイエットを行うべきなのかを見ていきたいと思います。
4.1物足りないからとお麩を大量に食べない
お麩に含まれている小麦グルテンには依存性があり、食べ過ぎると更に食べたくなってしまいます。少しだけだとダイエットに効果がありますが、お麩を大量に食べると逆に太りやすくなってしまいます。
これは、調理の仕方にもよりますが、他の調味料や材料などのカロリーが高いことによって、結局はお麩だけを食べていることにならず、食欲が進み、食べすぎてしまいます。そうするとどうしても太ってしまいます。
物足りないと感じることがないように、少量で満腹感を感じられるような工夫を行いましょう。
4.2お麩以外の調味料を摂取しすぎないように注意する
お麩は吸収力が高いため、あらゆる水分を吸収します。おだしをたっぷり含むなどは美味しいのですが、油などをたっぷり含んでしまうとかなりカロリーが高くなってしまいます。
また、調味料なども油断しているとカロリーが高くなってしまいます。そうならないように、この調理法でいいのか、また、調理法だけでなく、調味料などのカロリーも気をつけて料理を行うようにしましょう。
4.3よく噛まないと又すぐにお腹が空いてしまう
お麩は柔らかいので、どうしてもあまり噛まないで食べてしまいます。しかし、あまり噛まないとその分脳に刺激がいかないため、満腹中枢がいつまでたっても刺激されることがなく、満足できずに食べる量がどんどん増えていってしまいます。
また、噛むことでセラトニンという物質が分泌されます。このセラトニンによって、食事を満足することができるため、お麩の料理を作る時には、一緒に歯ごたえのある食材などを取り入れるのがおすすめです。ゴボウやレンコンなどの根菜類は食物繊維も豊富なので、便秘にも効果を期待できます。
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