ニベアを顔に塗ってスキンケアができる?そのウワサを徹底検証!

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2 ニベアに入っている成分は?高級クリームと同じって本当?

出典 | o-dan

そのニベアですが、いったいどういう成分が入っているのでしょうか?ウワサでは、海外製品の高級クリームとほぼ中身が一緒、ということですが、それは本当でしょうか?

2-1ニベアの「全成分」はほとんど保湿成分

現在日本で販売する化粧品やスキンケア用品は、「全成分表示」が義務付けられていますので、むずかしい成分名はあるものの、その中身はほぼガラス張りでわかります。

そこでニベアの全成分について調べたところ、以下のようなものが入っていました。

水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

いろいろとカタカナが並んでいてわかりにくので、以下にその目的別に分類してみます。

肌の水分を保持するための成分

グリセリン
ホホバ油

肌の表面に膜を作って、水分の蒸発を防ぎ、肌の潤いをキープする成分

ミネラルオイル
ワセリン
シクロメチコン
ラノリンアルコール
スクワラン
オレイン酸デシル
オクチルドデカノール

水になじむ成分と油になじむ成分を1つにする(乳化する)成分

ラノリンアルコール

クリームらしい柔らかいテクスチャ―(感触)をつくる成分

水添ポリイソブテン
マイクロクリスタリンワックス
パラフィン
スクワラン
ジステアリン酸Al

安定剤や防腐剤

ジステアリン酸Al
ステアリン酸Mg
硫酸Mg
クエン酸
安息香酸Na

いかがでしょうか?こうしてみるとニベアは、成分的には要するに「保湿」という効果に特化しているスキンケアだということが言えそうです。

2-2 ニベアと成分が似ている高級クリームとは?マドンナも御用達

さて以上のような成分のニベアですが、街でウワサの「ほぼ成分が同じ」という高級クリームとは一体何でしょうか?

それは、歌手のマドンナも含め世界のセレブの間で人気の「ドゥ・ラ・メール」でした。ニベアは定価のないオープン価格ですが、だいだいドラッグストアで購入すると56g250円、こちらは60ml33600円ですから、もしも似ていたとしたら、いい意味でも悪い意味でもショックですね。果たして実際どうなのか「ドゥ・ラ・メール・クレーム」の全成分を挙げてみます。

水、ミネラルオイル、褐藻エキス、ワセリン、水添ポリイソブテン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、ライム果汁、パラフィン、エタノール、硫酸Mg、オレイン酸デシル、ジステアリン酸Al、オクチルドデカノール、香料、クエン酸、ステアリン酸Mg、パンテノール、安息香酸Na、水添野菜油、シアノコバラミン、カロチン

いかがでしょうか?確かに似ていますね。「ドゥ・ラ・メール」に配合されていて、ニベアに配合されていないものは、このうち、褐藻エキス、ライム果汁、エタノール、パンテノール、水添野菜油、シアノコバラミン、カロチンと7つだけで、エタノールと水添野菜油は、滑らかさを出すための補助成分なので、実質的に、「ドゥ・ラ・メール」で、33600円と250円の差になっている成分は5つになります。

その5つは主には、新陳代謝を活発にする成分、保湿成分、血行を促進させる成分ですので、どこまでニベアと違うの?というのが正直なところです。もちろん、化粧品はブランド力やパッケージなども加味されたすべての価値なので、これで「ドゥ・ラ・メール」を貶めることはできません。むしろ「ドゥ・ラ・メール」に250円+αの価値しか実際にはない、と考えるよりも、250円なのにその150倍の価格の商品に匹敵するニベアってすごい!というように考えたほうがよいでしょう。


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