3.ニキビやニキビ痕に効くツボ
大人ニキビを撃退するのは日々のストレスを減らすこと、生活習慣の見直し、リラックスすることが必要となります。そこで簡単にリラックス出来る「ツボ押し」がオススメです。
「ツボ」は東洋医学の考え方では「気(き)」と「血(けつ)」と言うエネルギーの通り道にあたります。指で押すだけでなく、お灸をしたり温めると流れがよくなり、さらに効果が高まります。
ここではニキビやニキビ痕に効く「ツボ押し」をご紹介いたします。
3-1.いつどこでも押せるお手軽ツボ「合谷(ごうこく)」
まずは最もお手軽なツボ「合谷(ごうこく)」をご紹介します。
■人差し指と親指の骨が交わるゴリゴリした箇所
手の甲を上にして手を開いてみてください。人差し指と、親指の骨が交わる箇所があります。この骨と骨が交わるゴリゴリした部分から、やや人差し指側の窪みがあります。ここを反対の手の親指でぎゅっと押してみてください。イタ気持ちいい感覚があるはずです。
これが、ニキビ・ニキビ痕におすすめの「合谷(ごうこく)」というツボです。左右どちらの手の甲にもあります。万能のツボともいわれていて、いろんな症状に効くのですが、肌あれ、ニキビ・ニキビ痕、シミ、そばかすが気になるなら、まずはこの合谷を押してみてください。
■リラックスして優しく5秒くらい
力任せに押さずに、ゆっくりと息を吐きながら5秒くらいリラックスして押してください。これを5〜10セットくらいを目安に始めてみてください。
朝起きた時でも寝る前でも、自宅でも会社でも移動中でも押せるツボなのが「合谷(ごうこく)」です。手軽に始められるニキビ対策としてうってつけのツボです。
■「合谷(ごうこく)」は万能のツボ
「合谷(ごうこく)」は万能のツボと言われています。
万能というだけあって様々な効果が期待できます。ニキビ・ニキビ痕はもちろん、便秘解消、肩こりや腰痛、目の疲れ、生理痛にも効果があると言われています。まさに万能なツボですのでまずは気軽に取り入れてみてください。
3-2.バスタイムにおすすめツボ「曲池(きょくち)」
ひじの曲がったところの近くにあるくぼみだから「曲池(きょくち)」といいます。
■ひじの曲がったところの近くにあるくぼみ
ひじを曲げると、ひじの曲がり目に横じわができます。この横じわの親指の端のくぼみを押してみてください。痛みが感じられます。
ここが肌あれ、ニキビ、湿疹など、皮膚にまつわる不調のほか、疲れ目、頭痛、肩や腕のコリにもいいとされる「曲池(きょくち)」というツボになります。
■お風呂で5〜10秒ゆっくり押してみて
お風呂の湯船でのツボ押しがオススメです。ゆっくりと5〜10秒、力を入れて強く押しすぎない様にして下さい。
ツボは、効き目が期待できる分、押しすぎ・やり過ぎでだるくなったり、気持ち悪くなったりする場合があります。 自分が心地いいと感じる押し加減で、最初はやさしく押してあげてください。
3-3.別名「女性のツボ」「三陰交(さんいんこう)」
ホルモンバランスを整えるツボ、別名「女性のツボ」「三陰交(さんいんこう)」は婦人科系の症状にとてもよく効くツボです。
■足のくるぶしから手をそえて指4本分上
足のくるぶしの一番高いところに小指を当てて指4本分上のところ、骨と筋肉の境目に三陰交があります。押してみてイタ気持ちいい箇所が三陰交のツボです。
女性の生理一般にとても効果があることで有名で、更年期症状、メンタルケア、冷え症、むくみなど応用範囲の広いのが特徴です。
■親指で痛気持ちいいぐらいを目安に3分
手の親指で指圧してください。両手だとやりやすいかもしれません。
イタ気持ちいいぐらいを目安いに3分ぐらい指圧してみましょう。押して刺激が強い場合は「ゆっくり押す&ゆっくり離す」の3セットぐらいから始めてみてください。冷え性などにお悩みのかたは、お灸や温熱カイロなどで温めるのもおススメです。
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