4 生え際ニキビを放っておくとどうなるのか
出典 | phot-ac
それでは、このようにしてできてしまう生え際ニキビはどうしたよいのでしょうか?仮に、放っておいたらどうなるでしょうか?実は大変恐ろしいことが起こります。
4-1 脂漏性皮膚炎になると、薄毛、抜け毛、M字ハゲの原因に
4-1-1 脂漏性皮膚炎にはどうしたらなるか?
「脂漏性皮膚炎」という病気があります。これは、脂漏性皮膚炎は、髪の毛の生え際に湿疹などが起こる炎症のことですが、これが薄毛、抜け毛、M字ハゲなどの若ハゲ、つまりAGAの原因の1つだと考えられています。
脂漏性皮膚炎は、どのようにしてできるかというと、たとえば生え際にニキビができていて、それを引っかいたりしてつぶしたりすると、炎症を起こしてしまいます。それは、皮膚に常在している「真菌」というものが、悪さをして皮膚に炎症を引き起こした結果で、これが脂漏性皮膚炎です。
つまり生え際ニキビのケアを間違えると、脂漏性皮膚炎になるのです。
4-1-2 脂漏性皮膚炎になると、どうしてM字ハゲになるか?
この脂漏性皮膚炎の症状としては、炎症部分が赤くなったり、痒くなったりして、皮膚がかさつき、皮膚がぽろぽろと落ちてしまったうことがあります。特に頭皮がベタベタしてて脂性のフケが多量に出ている人は、要注意です。
そもそも、今までずっと説明してきたように、ニキビの根幹の原因は皮脂の過剰分泌です。その皮脂が、毛穴に詰まるとニキビになるわけですが、それは同時に、髪の毛にも大きなダメージを与えます。つまり、毛穴が皮膚呼吸できなくなるのです。毛穴の窒息状態です。
そうなると、髪に十分な栄養が行き渡らずに、その結果毛髪が次第に細くなり、最後には抜けてしまうのです。さらに悪いことには、脂漏性皮膚炎の場合は、毛穴が窒息していますから、毛髪はなかなか生えて来ず、生えても産毛の状態で抜け落ちてしまうのです。
これが、ニキビが脂漏性皮膚炎になって、その結果、薄毛、抜け毛、M字ハゲになってしまうメカニズムです。
4-2 脂漏性皮膚炎は自然治癒が一番いい?
ではどのようにして生え際ニキビをケアしたら、脂漏性皮膚炎にならないで済むでしょうか?
1番は自然治癒ですが、なかなかそれがうまくいきません。なぜかというと、そもそも生え際ニキビができるということは、そこの皮膚の環境が劣悪だからなので、その中で自然治癒をしようというのが無理な話だからです。
あるいは、頑張って皮膚を清潔にし、毎日適度に洗浄し、ビタミンB群を摂取し、十分な睡眠をとり、紫外線を避ける、などの対策をしっかりとれば可能かもしれませんが、実は脂漏性皮膚炎自体まだ研究途中の病気で、きちんとした治療方法が確立していないのです。
できることは、まず脂漏性皮膚炎が広範囲になってしまうと、元に戻るのは非常に大変で、治るまでに相当な期間を要しますし、薬も大量に飲み続けなければならなくなりますので、症状がごく限られているうちに早期に治療するくらいなのです。
その際には、短期間、ステロイドを使用します。ステロイドは副作用が強いので扱いに注意が必要な薬ですが、肌の炎症を抑えるためにはやむをえないことです。
いずれにしても根本は、生え際ニキビができないようにすることです。
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