ニキビはできる場所別に原因が違う!場所別のニキビケアと原因まとめ

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出典 | poto-AC 

印象で言うと、ニキビはところかまわずできますよね。それもできてほしくないとことに、できてほしくないタイミングでできませんか?

その、いろいろな場所にできるニキビを、どれも同じようにケアしていても、実はなかなか治りません。それは、ニキビのできる場所によってできる原因も、最適なケア方法も違うからです。

ここでは、そのニキビをできる場所によってどんな原因があるのか、そしてどうケアすればできるだけ早く治ってくれるのか、あるいは予防できるのか、といったことについて紹介します。

目次

1 どうしてニキビはできちゃうの?ニキビのできる根幹原因とは?
1-1 皮脂が過剰分泌して毛穴が詰まってしまう
1-2角質が異常に厚くなって毛穴をふさいでしまう(角化異常)
1-3 基礎化粧品やメイクが皮膚上に残って毛穴に詰まってしまう

2 こんな場所にニキビが!ニキビのできる場所による原因とケア
2-1背中ニキビ
2-1-1 背中ニキビの原因は皮脂が多く洗剤が残ること
2-1-2 背中ニキビのケアは、洗剤を残さないように!
2-2おでこニキビ
2-2-1 年代別おでこニキビができる原因
2-2-2 おでこのニキビのケアは、外的刺激をさけることと皮脂分泌を抑えること!
2-3 フェイスラインにできるニキビ
2-3-1 フェイスラインのニキビの原因は、年代、性別によってさまざま
2-3-2 フェイスラインのニキビのケア
2-4 生え際ニキビ
2-4-1 生え際ニキビの原因は過剰な皮脂と間違った洗髪法
2-4-2 生え際ニキビのケアは、洗髪法とヘアケアの見直し
2-5鼻ニキビ
2-5-1 鼻ニキビの原因は皮脂の過剰分泌に尽きる
2-5-2 鼻ニキビのケアは基本に立ち返ること
2-6 口周り(口元、唇)ニキビ
2-6-1 口周りのニキビは体調不良が原因
2-6-2 口周りのニキビは身体の冷えをとってケアする
2-7 顎(あご)ニキビ
2-7-1 顎ニキビの原因はホルモンバランスの乱れが1番
2-7-2 顎ニキビのケアはまずストレス対策

3 まとめ

1 どうしてニキビはできちゃうの?ニキビのできる根幹原因とは?

「ニキビのできる場所によって原因は違う」と書きましたが、その根幹の、直接的な原因は同じです。それは、「毛穴の中に皮脂が詰まってしまう」ということです。

「肌が脂っぽいとニキビができる」という話がありますが、それは直接の原因ではありません。皮脂が多くても、毛穴に詰まらなければニキビはできませんし、乾燥肌でもニキビはできます。

まずは場所別のニキビの原因とケアについて説明する前に、そのニキビの根幹の原因はなんなのか、について説明します。

毛穴が詰まる主な原因は、以下の3つです。

1-1 皮脂が過剰分泌して毛穴が詰まってしまう

皮脂は、皮膚の表面を守るために重要なものです。しかし、その役目を果たす以上にう分泌されると、排出しきれず、毛穴に詰まってしまいます。なぜ、皮脂が過剰に分泌されてしまうかというと、以下の理由によって男性ホルモンが多量に分泌されるからです。

思春期による男性ホルモン分泌

12歳くらいから15歳くらいまでの第二次成長期は男女とも男性ホルモンが急激に増えるため、皮脂分泌が活発になります。それによっていわゆる「思春期ニキビ」が多発します。

ホルモンバランスの乱れ

それが大人になってもいわゆる「大人ニキビ」ができてしまうのは、以下の要因で皮脂の分泌量が増すからです。

ストレス

ストレスを感じた時ホルモンが分泌されますが、それには男性ホルモンの分泌を促す作用もあります。そのため、精神的、肉体的を問わず強い、あるいは慢性的なストレスがあると、皮脂が過剰に分泌されます。

睡眠不足

睡眠不足は、心身が緊張状態し、「動いているときに働く」交感神経が優位になって、自律神経のバランスが崩れます。それによって男性ホルモンが分泌されます。

黄体ホルモン

女性の場合は、生理周期の後半に分泌される黄体ホルモンが、男性ホルモンと同じような働きをするので、同様に皮脂が過剰に分泌されます。生理の時にニキビができやすいのはこのためです。

バランスの悪い食事

食事も皮脂分泌に影響を与えます。食品の脂質の量だけではなく、食事の内容そのものによっても皮脂が過剰に分泌されます。

動物性脂肪、糖質の摂り過ぎ

これらは皮脂腺を刺激するので、皮脂分泌を増やします。

高GI食に偏った食事

タンパク質などの高GI食は「食後の血糖値を急速に上げる」食事です。すると血糖値を下げるためにインスリンが分泌されますが、これも男性ホルモンを刺激するので、高GI食に偏った食事ばかりとると皮脂量が増えます。

ビタミン類の不足

ビタミンB2とB6が不足すると、皮脂の過剰分泌が起こります。

肌の乾燥

洗顔のしすぎや保湿を十分にしないために肌が乾燥すると、それを補おうと皮脂の分泌が促され、皮脂過剰になります。

1-2角質が異常に厚くなって毛穴をふさいでしまう(角化異常)

ターンオーバーの乱れやバリア機能の低下により、角質が厚みを増す「過角化」が起き、それが毛穴をふさいで炎症を起こし、ニキビの原因になります。

外的要因による過角化

間違ったスキンケアが危ない!
油分を落としすぎるクレンジングや、ごしごしした洗顔で皮脂を取り過ぎると、肌のバリア機能が低下し、それを補うために角質が厚くなります。また、肌が乾燥してもターンオーバーが乱れ、古い角質が剥がれずに、表面で硬くなります。
紫外線にも要注意!

紫外線を受けた肌は、身を守るために角質を厚くします。また、紫外線による活性酸素の発生もターンオーバーの乱れにつながり、過角化を誘引します。

生活習慣が乱れるとニキビができる

以下のような生活習慣は、皮脂の過剰分泌と当時にも過角化のもたらします。

ストレス、睡眠不足による男性ホルモン過多

男性ホルモンは角質を厚くする作用もあります。

バランスの悪い食事

肌細胞のの原料となるタンパク質や必須脂肪酸、新陳代謝をコントロールするビタミンAやビタミンBが不足すると、ターンオーバーが乱れ、過角化が起こります。

1-3 基礎化粧品やメイクが皮膚上に残って毛穴に詰まってしまう

リキッドファンデーションやコンシーラーなどのメイク品は、毛穴に入り込んで詰まりの原因になります。仮にニキビ用のクレンジング剤や洗顔料を使っても、洗顔後に顔の皮膚の上に残ると、やはり毛穴に詰まり、石化うそれを選んだ意味がなくなります。


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