ニキビの芯はターンオーバーで対策！芯の正体と対処法まとめ

6ニキビの芯が少し出ている時はどうする？

出典 | ニキビ治すぞ！ニキビの治し方、原因を徹底紹介！　　

炎症の起きていない黒ニキビやニキビの炎症が治まって、少し顔を出しているニキビの芯は、心理的に出ている物は引っ張りだしてしまいたいものです。

そもそも、ニキビの芯自体がいらないものなので、誰でもニキビの芯が固くなって少し顔をだしているのなら、取り除きたくなることでもあることで、その芯を取り除いた時の爽快感はたまらないものでもあるでしょう。

ですが、細菌がその芯から繁殖してニキビを発生させます。ニキビ予備軍の角栓やニキビが治って芯が固くなり残ったものであっても、それらはニキビの原因になりうる物質なのです。

少し顔を出しているニキビの芯を取り除くことで、その毛穴にはニキビがこれからできにくくなるかといえば、それは意外に違うことなのです。ニキビをつくらなくても、毛穴には皮脂が溜まり、固くなった芯ができやすい箇所になるのです。

芯はその都度取り除いたとしても、その毛穴が自然に目立たなくなるケースもあれば、逆に毛穴が開いた状態で、誰が見ても大きな毛穴だと分かってしまうほど、毛穴の開きがますことがあります。

毛穴が目立つか目立たないかの違いは、やはり肌のターンオーバーの正常化がポイントになります。小さいニキビの芯が毛穴から出ていても、芯を抜いてしまったら傷跡になります。

空気に触れるために作られていない部分が空気に晒されてしまうのですから、肌はフタをしようと活発になります。その時に、毛穴が閉じることができればいいのですが、殆どの場合は、毛穴が開いたままで肌は再生してしまいます。

毛穴は元々皮脂の分泌をさせる場所なので、角栓が多少あったとしても問題はなく、新陳代謝によって排出されます。ですが、角栓がニキビの芯となって残ってしまうようであれば、肌のターンオーバーに問題が起きているのです。

普通は、基底層といわれる表皮の一番奥でつくられる肌が、角質層といわれる一番上に上がることで、垢として肌から皮膚から剥がれ落ちるのに28日間かかるのです。これが肌のターンオーバーの周期といいます。

ですが、加齢にともない肌のターンオーバーの周期がどんどん遅れてしまし、古い角質や毛穴の中のニキビの芯が留まりやすくなってしまいます。

このようなことは、毛穴の一つや二つといった話ではなく、肌一枚の問題ですから、ニキビの芯を取り除くことで、毛穴がポッカリ空いてしまい、ターンオーバーの遅れで空いてしまった毛穴の穴は閉じれず、どんどん顔の毛穴が開ききった状態となってしまいます。

毛穴からニキビの芯が出ている状態は、肌のターンオーバーが正常でないと思ってください。

小さなニキビの芯が毛穴から顔を出していることが問題ではなく、代謝で角質が排出されない肌そのものに問題があります。肌のターンオーバーが滞る中で、毛穴が開いてしまうと取り返しがつかないことになります。