背中ニキビは皮脂が原因!6つ対策と間違えやすい疾患2つ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

背中にニキビができると、なかなか治らないですよね。顔にできるニキビもテンション下がりますが、背中ニキビも憂鬱になりますね。

特に女性の背中ニキビは、露出の多い服装や水着を着る機会に、とても目立って汚い印象を人に与えたしまうので、跡を残さず早く治したいものです。

でも、そんな厄介な背中ニキビって、何気ない日々の習慣で、できてしまっているのを知っていますか?

このページでは、背中ニキビと思われるタイプの説明や原因、治し方などを詳しく説明してまいります。

今現在、背中ニキビのできている方で、なかなか治らない方や繰り返しできる方などは必見です。まずは、ご自身の背中ニキビの症状を良く確かめてみましょう。

 

目次

1クリニックに訪れる背中ニキビの症状って?
1.1背中ニキビはどのタイプ?
1.2ニキビと間違えられる皮膚疾患って?

2.背中ニキビの原因って?
2.1背中ニキビは皮脂が原因!
2.2ターンオーバーが活発も原因!?
2.3背中が毛深いのも原因!

3.背中ニキビの治し方って?
3.1通気性のいい服装をする!
3.2背中は時間をかけて洗う&保湿
3.3ピーリングが効果的!
3.4ビタミンB群の摂取をする!
3.5温度と湿度をコントロールする!
3.6市販薬でも治せる!

4.皮膚科の背中ニキビ治療って?
4.1漢方薬が効果あるかも!?
4.2処方される外用薬って?
4.3内服薬の使用も!
4.4女性はピルが効果的!

5.まとめ

 

 

1クリニックに訪れる背中ニキビの症状って?

出典 |背中ニキビに効く!おすすめケア用品ランキング  

ある大手美容皮膚科クリニックに、背中ニキビだと思い悩まれ訪れる患者さんの背中ニキビの症状には、3つの症状があり最も多い疾患だそうです。

背中ニキビには、種類があるのでしょうか・・・!

この3つの皮膚疾患について詳しく説明してまいります。

1.1背中ニキビはどのタイプ?

出典 |背中ニキビを治す方法|ツリピカの背中を目指す  

ニキビは本来、体に常在する常在菌のアクネ菌が、何らかの原因によってニキビを発生させます。ニキビは「尋常性ざ瘡」という総称の皮膚の病気のひとつです。

みなさんが、ニキビだと思って悩みクリニックで診断される症状の正体は、ニキビの場合もありますが、その他にニキビとよく似た皮膚疾患があります。それが、クリニックに訪れる患者さんのニキビ以外の症状でもあるのです。

クリニックに背中ニキビだと思い訪れる患者さんのニキビ以外の疾患は、「マラセチア毛包炎」「毛孔性苔癬」であることが多くあるようです。この2つの疾患がニキビではなく、ニキビに良く似た皮膚疾患。

背中ニキビで悩んでいる方の中でも、本来のニキビで悩んでいる方の他に、ニキビだと思い込んでいる方も少なくないのです。ですから、背中ニキビがなかなか治らない、繰り返しできるなどの症状に悩むことが多くなるのです。

では、ニキビによく似た皮膚疾患の2つについて詳しく説明してまいります。

1.2ニキビと間違えられる皮膚疾患って?

マラセチア毛包炎とは?

出典 |美白スキンケア・しみ対策  

背中や胸などの身体にできるニキビは、顔にできるアクネ菌によってできるニキビとは異なります。そのため、身体にできるニキビはアクネ菌によって悪化することは少ないといわれます。

背中にできるニキビのようなデキモノの多くは、マラセチア真菌(カビの一種)が皮脂を分解して、遊離脂肪酸と呼ばれる刺激物質をつくることで炎症を起こすのです。

背中に均一的な小さなブツブツが現れた時には、このマラセチア真菌である可能性もあります。マラセチア真菌は正式名称をマラセチア毛包炎といいます。このマラセチア真菌が毛穴で増加することで発生する毛包炎です。マラセチア毛包炎の見た目はニキビにとても良く似ています。

ニキビとの違い

マラセチア毛包炎とニキビの違いは、マラセチア毛包炎のブツブツは大きく腫れることがなく、毛穴と同じで小さく炎症を起こすのです。さらに、マラセチア毛包炎は、ニキビにある角栓(ニキビの芯)がなく、軽い痒みが起こることがあります。

症状が酷い場合には、痒みが強くなり、痛みを伴うこともあります。

マラセチア真菌は、湿気の多い環境や、皮脂が多いところ、汗が多いところに発生する傾向をもっています。ですから、背中は皮脂の分泌が多く、汗をかき蒸れやすいため、多発することがあるのです。

マラセチア毛包炎の治療法

マラセチア毛包炎の治療法については、原因菌がカビであるため抗菌剤の使用をします。マラセチア毛包炎の治療には、ニキビ治療の用いられる抗生物質の使用では、マラセチア菌のカビには効き目がありません。

そのため、ニキビだと思って、ニキビ市販薬をいくら塗ってケアをしても効果がなく、ブツブツが悪化をしてしまうのです。

皮膚科で処方されるマラセチア毛包炎の薬は、、ケトコナゾール(ニゾラールローション)・ラノコナゾール(アスタット)などのイミダゾール系の抗真菌薬の塗布薬が処方されます。

また、塗布薬だけでは治りが悪い場合や、ブツブツが多発して悪化しているような場合には、イトラコナゾール(イトリゾール)の内服薬が処方さえることがあります。

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)とは?

出典 |美白スキンケア・しみ対策  

背中に炎症を起こしていないブツブツが発生した時は、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という皮膚疾患の症状である可能性があります。ニキビとよく似ているので勘違いされる方も多いのです。

毛孔性苔癬は、皮膚の真皮内で毛根を包み毛の栄養をつかさどる嚢(ふくろ)である毛包に角質が溜まってしまうことで、皮膚にブツブツした状態を起こす症状のことをいいます。

毛孔性苔癬が主に発生する箇所は、腕や肩、お尻などに発生しやすいといいますが、背中にも発症することがあります。思春期がら症状が悪化してしまうことがありますが、30代から40代くらいから次第に改善していきます。自然と治癒する傾向があります。

毛孔性苔癬は、体質・遺伝的な影響があるとされていますが、毛孔性苔癬じたいがとてもありふれた症状であるため、小学校高学年の子供の4人に1人に毛孔性苔癬の症状をみることがあるとされています。

ニキビとの違い

毛孔性苔癬とニキビの特徴が同じで、皮膚から盛り上がったブツブツの形が似ていて、さらに赤みを伴いやすい点とブツブツが発症するメカニズムも似ています。

ニキビも毛孔性苔癬も古い角質や皮脂が毛穴に溜まり詰まることで、肌の表面がブツブツ、ザラザラした状態になるのです。

しかし、ニキビは毛穴に皮脂が詰まった環境をエサとするアクネ菌が繁殖することによって皮膚が炎症を起こします。一方、毛孔性苔癬は毛穴に溜まった角質の先端が皮膚の上で盛り上がる状態のことです。

ですから、ニキビと毛孔性苔癬は、ブツブツの発症メカニズムが微妙に異なることから、症状も異なりがあります。毛孔性苔癬はニキビと違うため、顔には発症しません。

毛孔性苔癬の治療法

軽度の毛孔性苔癬の治療は、尿素配合やサリチル酸配合のクリームなどの保湿効果を得ることや角質を剥がす働きのある薬が用いられます。また、ケイミカルピーリングをすることなども効果的なケアになります。

また、美容皮膚科でのフラクショナルレーザー・ダーマローラーなどの施術での治療は、効果を継続的に期待することができるといわれます。

 


1 2 3 4 5

重要:ニキビを治す人の共通点は・・・
98%以上の人がリピートしているニキビケアが ビーグレンのニキビケアです。
天然クレイという鉱物を配合することで、洗顔時に顔をこすることなく、皮脂汚れやニキビ菌を吸い寄せて吸着することができます。
期間限定ですが、今なら1800円という金額のため、気軽に試してみることができます。
→詳しくはこちら

肌あれピンチに7日間の救世主!
定期的に肌あれしたり、ニキビができる・・・つらい・・・
資生堂 dプログラム トライアルセット 』はそんな敏感な肌を ”守り、美肌を育む” スキンケアです。
いつ見れられてもいい、美しい素肌を手に入れましょう。まずは1週間、あなたの肌でお試しください。
→詳しくはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket