もみあげにできるニキビの原因を知りたい！皮脂対策は逆効果

4.もみあげのニキビにしこりがあるのは？

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ニキビによく似た症状に「粉瘤（ふんりゅう）」というものがあります。別名「アテローム」とも言います。「粉瘤（ふんりゅう）」の特徴は毛穴の中に袋状のものができることです。その袋に老廃物や皮脂がたまり皮膚の下で徐々に大きくなるものです。

見た目は皮膚の色のままで硬さを持ったこぶのようなまま、大きくなっていきます。自然に治ることもあり、痛みやかゆみがあまりないのも特徴です。しかし、ある程度の大きさになったまま、数年もそのままということもあります。

ニキビと違う最大の特徴は「粉瘤（ふんりゅう）」は中に溜まったものは非常に臭いということです。中の溜まったものは皮脂や古い角質などですが、袋状の中に閉じ込められ毛穴にフタができてしまい行き場がなくなることで菌が発生しイヤなニオイになってしまいます。

この菌は「嫌気性菌（酸素を嫌う菌）」と呼ばれ、代謝の過程で悪臭を放つ物質を生産する特徴があります。