水はニキビに良いの？悪いの？水は飲む量と飲み方で違いが！

2.水がニキビに効果的な理由

それでは水がニキビに効果的と言われる理由をご紹介しましょう。ニキビだけでなく水は美肌効果があると言われる理由も分かりますよ。

2.1.便通を整え便秘解消でニキビ改善効果

ニキビに水が良いと言われる1番の理由は水を飲むことで便通が改善され、便秘が解消されることにあります。便秘で悩んでいる女性は多く、そのためにお腹がポッコリし太って見えていることもあります。

実際、便秘が解消されると体重が落ちたり、ウエストがマイナスになってりとうれしい効果もあるようです。便秘は身体にも悪影響を与えます。

便秘は腸内で便が醗酵し有害なガスを発生させます。発生した有害ガスは排出されずに血液中に入り込みます。すると毒素が身体中を回り、自律神経が乱れたり、血流循環が悪くなることいった悪影響があります。

有害なガスが血液とともに細胞に運ばれ、血液循環も悪くなることで肌荒れを起こしやすくなります。肌荒れはターンオーバーがスムーズに行われなくなったり、新鮮な酸素が肌細胞に届けられなくなったりします。

すると古くなった角質が肌表面に残り、新鮮な酸素が届かない肌細胞は元気をなくしニキビなどができやすい環境になます。

便秘にはさまざまな原因がありますが、水分不足は便秘の大きな原因のひとつです。食べ物や飲み物から摂取した水分は小腸で80%、大腸で20%が吸収されます。

身体は水分不足になると身体から排出される水分を減らし、体内の水分の減少を防ごうとします。そのため便の水分料も少なくなってしまいます。

便は水分が減ると硬くなり、腸内を移動しずらくななり、肛門から排出されるときにもスムーズに排出されずラクなります。このような状態が長く続くと水分が奪われ硬くなった便が、腸内に留まる時間も長くなり更に、水分がなくなり硬く、排便が困難な状況になります。

便秘に良いと言われる食物繊維も実は十分な水分がなければ逆効果になってしまいます。食物繊維は腸の中で水分を吸収して膨れ、便の量を増やし腸を刺激する蠕動運動（ぜんどううんどう）を活発にしてくれるのです。

しかし、十分な水分がない状態で食物繊維を多く摂ると、便は硬くなり量も縮んでしまい便秘になりやすくなります。

2.2.血流UPでニキビ改善効果

水を摂取することで血液の流れを促進する作用が期待できます。先ほどもご紹介しましたが体内から排出される水分は1日、2ℓ前後と言われています。

体内から排出される分の水分を補わなければ水分不足に傾く場合があります。通常では1.2～2ℓの水分を摂取するのが良いとと言われています。これは体重などでも違いがあります。

このように排出された分水分を補わないと、本来サラサラであるべき血液が水分不足によりドロドロになってしまいます。

水分を積極的に摂ることで血液は流れやすくなり、血液とともに新鮮な酸素が身体中に運ばれます。毛細血管や肌細胞に酸素、栄養素が運ばれることで肌は活性化されます。