なんだか痛いな~なんて感じながら、その部分を見てみると赤く腫れている! なんてことありませんか。
その部分を触ってみると、なんだかとっても硬くてまるで”しこり”があるような気持ちがすることも。
それって、ただのニキビではなくて皮膚の中に出来てしまう「こもりニキビ」かもしれません。
こもりニキビは、普通のニキビとは違い角栓が存在しません。そのため、いつものニキビケアだけでは治りにくいんですよね。
そのまま放っておいたら痛いだけですし、どうにかしたいですよね。
そのお悩みにお答えするべく、この記事ではこもりニキビが出来てしまう原因とその対策方法をお伝えします。
医者に行くまでの時間に自分で出来ることを行ないましょう!
目次
1.こもりニキビは皮膚の奥に出来てしまう
1-1.血行不良によって出来てしまう
1-2.乾燥による肌の角化も原因のひとつ
1-3.肝臓が弱るとこもりニキビが出来やすくなる
2.こもりニキビを治すためにすべきこと
2-1.スキンケアでしっかり保湿する
2-2.肌の新陳代謝をあげる栄養をとる
2-3.適度な運動を心がける
2-4.肝臓に優しい生活をする
2-5.市販薬を使うのではなく皮膚科へGO
1. こもりニキビは皮膚の奥に出来てしまう
こもりニキビは、普通のニキビとはちょっと違います。普通のニキビは、毛穴に古い角質や皮脂が合体した角栓にアクネ菌がすみつくことで起こります。
しかし、こもりニキビは皮膚の中で出来てしまうニキビなので角栓というものではなく、皮脂が液体化したものにアクネ菌がすみつくことで出来上がってしまうんです。
皮脂は、たんぱく質ですからアクネ菌の大好物なります。また、皮膚の中で出来るので、通気性も悪くじめじめしていますよね。
アクネ菌にとっては、とても住みやすい場所になってしまうんですね。また、アクネ菌はそれら皮脂を食べて、増殖します。
その増殖を食い止めるために、白血球がアクネ菌と戦うのです。そして、それらの残骸となったものが膿となり、皮膚を赤く、そして硬くしてしまう原因なのです。
あなたの皮膚にこもりニキビが出来ているということは、皮膚の中であなたを守るために白血球が戦ってくれているということなのです。嬉しいような、悲しいようなもどかしいですよね。
しかし、そもそも皮膚の中に皮脂さえ詰まらなければ、こもりニキビは出来ません。
毎日洗顔をしているのに、なぜ出来てしまったのだろう…と疑問に思われているかもしれませんね。実は、こもりニキビが出来てしまう人には大きな特徴がありました。
●運動不足・冷えなどで血行が悪い
●乾燥肌である・乾燥肌と気づかずにライトなケアしかしていない
●肝臓が弱っている
この3つになります。
こもりニキビは、もともと角質の硬い部分に出来やすいのです。スキンケアの行き届いていない鼻だったり、おでこ、あご…ということもあります。
または、体に出来てしまうこともあるんですね。ひじだとか、ヒザになります。
どこにせよ、上記に掲載した3つが大きな原因になります。
それぞれの原因について、もっと詳しく見ていきましょう。
1-1. 血行不良によって出来てしまう
運動不足になっていたり、冷え性であるということは、あなたの血流がとても悪くなっているということを示しています。
血行不良ということは、血液がサラサラではなくてドロドロになっている状態です。
出典 | いらすとや
そうすると肌に十分な栄養素を与えることができません。それ以前にバランスの良い食事をとれていなければ大問題ですが。
肌の代謝に必要な栄養素を届けることが出来なければ、文字通りで代謝を正常に行なうことが出来ません。
そうすると肌はどんどん硬くなり、皮膚の中にたまっている皮脂が外に出にくい状態を作ってしまうのです。
血行不良の原因は、運動不足・栄養不足・ストレス…など色々あります。
まずは、毎日5分間だけでもいいので体を動かしてみてはいかがでしょうか。
1-2. 乾燥による肌の角化も原因のひとつ
ニキビに悩んでいる人は、自分の肌が脂性肌なのではないかと何も疑わずに思っていることがあります。
しかし、それは大きな間違いです。
その理由についてお話する前に、ニキビが出来る原因をおさらいしましょう。
栄養不足や血行不良などによって肌の代謝(ターンオーバー)がうまく働かなくなると、肌には古い角質が残るようになります。
そこに皮脂が混ざり合うことで角栓が誕生しますね。そこにアクネ菌が入ることでニキビが悪化するんです。
では、その皮脂はどうして分泌されてしまうのでしょうか?
皮脂は肌の水分を保持するために誰にでも、分泌されています。しかし、肌の水分が必要以上に蒸発してしまっていると、それを防ぐために大量の皮脂が分泌されてしまうんです。
要するに肌が乾燥していると、水分を守るためにより多くの皮脂が出てしまうということですね。
ですから、ニキビが出来ている人(特に20代~ニキビに悩んでいる方)は乾燥が原因のことが多いのです。
また、乾燥肌をそのままにしておくと肌の角質層は、どんどん硬くなります。毛穴の中の汚れが外に出にくい状況になってしまうんですね。
そうすると「皮脂が大量に分泌される」状況と「皮脂が皮膚の外に出にくい」状況になってしまっているのです。
それは、こもりニキビの原因になってしまうのです。
肌が乾燥によって硬くなってしまうことは、こもりニキビを引き起こしてしまうということを抑えておきましょう。
1-3. 肝臓が弱るとこもりニキビが出来やすくなる
出典 | いらすとや
肝臓は、沈黙の臓器だなんていわれていますね。そのため、肝臓に病気が出来てもなかなか気づきにくいといことがあります。
実は、こもりニキビが出来ているときは、肝臓が弱ってしまっているのです。
こもりニキビになって、肝臓からSOSが発せられていると考えても良いでしょう。
なぜかといいますと、肝臓には血液を浄化・解毒する働きがあるからなのです。その働きがうまくいっていないと、血液中に毒素を乗せたままで肌細胞まで到達することになります。
その刺激から、こもりニキビが出来てしまうのです。
肝臓は、ストレス、アルコールのとりすぎ、食べ過ぎ、コレステロール値が高いもののとりすぎで疲れてしまいます。こもりニキビが出来てしまったら、これらは控えるようにしてください。
体を有害物質から守ってくれているのに、それらの影響により本来のはたらきをすることができなくなってしまうのです。
これを機に、肝臓の働きについてチェックしておきましょう。
~肝臓の働きをチェック~
肝臓には、主に以下の働きがあるといわれています。
●体の代謝
●悪い物質の解毒作用
●胆汁の生成・分泌
●アルコールを分解
胆汁とは、コレステロールを排出する働きがあります。これが下がってしまうと、中性脂肪がついてメタボになってしまうんですね。
また、解毒作用があることで私達は健康に生きていられます。
沈黙の臓器である肝臓は、黙りながら私達の体を守ってくれていたのです!
肝臓の働きをサポートしたり、肝臓のつかれを解消する食べ物を記事の終わりのほうでご紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
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