ニキビができると色々な基礎化粧品を試したり、色々な薬を使いがちです。ニキビを一刻も早く治したいという気持ちは十分理解できますが、ニキビ予防・ニキビ治療に一番重要なのは基礎中の基礎の「洗顔」なんです。
ただ単純に毎日行っている洗顔といっても、自分にあった洗顔フォームを選び、正しい洗顔方法で行うことがニキビ予防・ニキビ治療には重要です。洗顔がニキビ治療にとって重要と最近では多く認識されているため、様々な洗顔方法や洗顔料がいいとされていますが、本当にそれはニキビ治療にとっていい洗顔方法なのでしょうか?
逆に洗顔方法が間違えていたり、自分の肌にあった洗顔フォームを選べていなかった場合、ニキビができてしまったりニキビが悪化してしまう可能性もあるんです!
今回の記事では、ニキビを予防・改善するための洗顔フォームの選び方から正しい洗顔の方法まで、ニキビに悩む方なら知っておきたい「洗顔」のすべてを紹介します!
目次
1.自分に合った洗顔料の選び方は?
1-1.含まれる成分「合成界面活性剤」に注意する
1-2.弱酸性と弱アルカリ性の特徴を知っておく
1-3.洗顔料のタイプ別の特徴を知る
2.ニキビに効果がある洗顔方法とは?
2-1.お湯の「温度」と洗顔料の「泡」が重要
2-2.洗い残しは絶対NG!拭くときは清潔なタオルで!
2-3.正しい洗顔の5ステップ
3.これってNG?洗顔のNG方法とは?
3-1.一日に何回も洗顔したり長時間洗顔するのはNG!
3-2.ピーリング洗顔料やスクラブ入り洗顔料を毎日使うのはNG!
1. 自分に合った洗顔料の選び方は?
出典 | 【医師監修】乾燥肌のクレンジング、洗顔料について | スキンケア大学
洗顔は毎日行うものですよね。しかも朝と夜2回行うものなので、洗顔料はできるだけ自分に合った洗顔フォームを選ぶことが重要です。
洗顔料のタイプは石鹸タイプやフォームタイプ、泡ででてくるタイプなど洗顔料のタイプもさまざまですし、価格もピンキリです。
また、洗顔料の美容効果や保湿効果など特徴もさまざまですよね!一体どれを使えばいいかわからなくなってしまいますよね。
いくらネットなどの口コミで「この洗顔料がいい!」と見聞きして利用しはじめたとしても、脂肌の人や乾燥肌の人、敏感肌の人で同じ洗顔料や基礎化粧品を使っていたらどうでしょう?人の肌の状態はそれぞれ様々なので、自分に合っていない可能性もありますよね!
自分に合った洗顔料の選ぶには、洗顔料に含まれている成分や洗顔料のタイプ別にメリット・デメリットを知っておくと選びやすいです。洗顔のタイプ別に特徴などもあるので洗顔料選びに参考にしたいポイントを紹介していきます。
1-1.含まれる成分「合成界面活性剤」に注意する
合成界面活性剤とは一体どういうものなの?と疑問に思われる方も多いと思いますので、まず洗顔フォームなどに多く含まれていて注意してほしい「合成界面活性剤」について詳しく紹介していきましょう!
合成界面活性剤とは、洗剤や食器洗い洗剤などに含まれる成分です。そう聞くとなんとなく想像できたかもしれませんが、肌にとって負担をかけてしまう成分なんです!
合成界面活性剤とは天然成分でできているわけではなく、科学的に「水」と「油」のように自然には混ざりあわないものを合成させた成分のことを言います。
合成界面活性剤が含まれた洗顔料を使用すると、肌の古い角質だけではなく、肌のバリア機能を正常に働かせるうえで必要な角質層や皮脂までを洗い流してしまい、肌のバリア機能を弱めてしまうことが考えられます。
洗顔料は石鹸タイプやフォームタイプなど様々タイプがありますが、その中でも洗顔フォームに合成界面活性剤は多く含まれています。
例えば、「○○硫酸」「○○硫酸塩」「○○グルタミン酸」なんて配合成分の欄で表記されていたら、それは合成界面活性剤です。
ラウロアンホ酢酸Na・ステアリン酸グリコールポリクオタニウム など・・・ |
安価な洗顔フォームに合成界面活性剤は含まれていることが多いです!
ただ、合成界面活性剤は洗顔フォームをはじめ、シャンプーやメイク落としなど様々な日用品に入っていることが多いです。いくら洗顔を合成界面活性剤を使用していない洗顔料を使用したとしても、その前に使うメイク落としが合成界面活性剤が含まれていてそれでゴシゴシとメイクを落としたりすると、いくら洗顔料を合成界面活性剤が含まれていないものを利用したとしていても全く意味がありませんので、注意してください!
特に敏感肌の人や、乾燥肌の人は界面活性剤を含んでいる洗顔フォームを利用することで肌のバリアは破壊されてしまいますし、肌にとって必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。また、皮脂を洗い落とし過ぎると肌は肌を守らないと!と必死に皮脂を分泌してしまい、脂っぽい肌になり毛穴に詰まってニキビができる原因になります。
敏感肌・乾燥肌の人は特にですが、できるだけほとんどの方は界面活性剤が使われている洗顔フォームを避けましょう。
洗顔フォームには界面活性剤が含まれているものが多いので洗顔用石鹸や無添加石鹸などの利用がおすすめです。
1-2. 弱酸性と弱アルカリ性の特徴を知っておく
肌に優しいイメージの弱酸性ですが、洗顔料も弱酸性のものを使うのがいいのでしょうか?例えば弱酸性と弱アルカリ性の洗顔料が並んでいたら弱酸性のものの方が肌に優しい気がしますよね!
弱酸性がなぜ良いのかというと、肌自体が弱酸性なので同じ弱酸性のものを使うと肌へのダメージがないということでいいといわれています。それはもちろんそうなのですが、弱酸性の洗顔料は、肌への負担が少ない分、洗浄力が弱いという難点があります。
洗浄力が弱いと、ニキビの原因となる皮脂や汚れが落ちずに毛穴に詰まってしまいニキビができる原因となってしまいます。
弱酸性の洗顔料は油分や保湿剤が多く入っていることが多いのですが、その油分が毛穴に入り込み入り口を塞いでしまい、ニキビの原因となってしまいます。
また、弱酸性の洗浄力が弱く油分が入ってるものだと水ですすぐ時間も長くなってしまい、摩擦でのダメージを受け乾燥肌になってしまいます。
肌の乾燥がひどい場合を除いては弱酸性よりも弱アルカリ性の洗浄力が若干高いもので短時間で洗顔するほうがニキビ予防・治療にはいい場合がありますので、一概に弱酸性だから肌へのダメージが少ないと思い込んで洗顔料を選ばないようにしましょう。
使うクレンジングや肌の乾燥状態によっても弱酸性がいいのか弱アルカリ性がいいのかは違いますので、弱アルカリ性から使ってみて肌の状態に合わせながら弱酸性に変更する検討してみてください。
1-3. 洗顔料のタイプ別の特徴を知る
出典 | 男性ニキビにおすすめの洗顔料ランキング | チームエイジングケア
洗顔料のタイプには、石鹸タイプ・ジェルタイプ・泡タイプ・フォームタイプと大きく分けて4種類あります。他にも粉末状の洗顔料やスクラブ入り洗顔料など様々な種類がありますが、この4種類を使っている方が多いと思います。
この4種類にはメリット・デメリットがそれぞれあり、一概にこれがいいということはありませんが、自分の肌に合ったものを使うために特徴を知っておくことが重要です。以下が洗顔料の種類別の特徴です。
洗顔料 | タイプ別の特徴 |
石鹸タイプ | ・香りや配合成分など種類が豊富
・泡立ちに時間がかかる ・天然成分のものが多いので環境と肌に優しい ・洗浄力が弱いため肌への負担への負担が少ない ・管理方法によって雑菌が繁殖しやすい |
ジェルタイプ | ・泡立ちやすい
・洗浄力が高いため肌への必要な皮脂まで洗い流す可能性が高い ・洗い上がりがさっぱりするものが多い |
泡タイプ | ・ポンプ式で泡の状態ででるため便利
・十分な泡で洗顔ができる ・洗顔フォームなどと同じで合成界面活性剤が多く含まれているものが多い |
フォームタイプ | ・一般的な洗顔料で、安価なものが多い
・種類が多い ・少量で泡立つ ・合成界面活性剤が多く含まれているものが多い ・洗浄力が強いため汚れは落ちるが必要な皮脂も洗い流したりと肌への負担が大きい |
以上が、洗顔料の大きく分けた4種類の特徴です。
フォームタイプは一般的なものでよく見かけますし、一度は使ったことがあるんじゃないでしょうか?もちろんメーカーなどによって含まれている成分は違うので、一概にダメというわけではありませんが、安価な洗顔フォームは特に前述でも紹介した合成界面活性剤が多く含まれているので避けた方が良いです。ジェルタイプも同じように合成界面活性剤が多く含まれているものが多いです。
これらはすべてメーカーなどによって違います。
ですが、石鹸タイプの洗顔料のほとんどは洗浄力が強くなく余分な皮脂や汚れのみを落とし肌にとって必要な皮脂などはしっかり残してくれます。また天然成分のみで作られているものなど肌への負担が少ないものが多いので敏感肌・乾燥肌の方は石鹸タイプの洗顔料がおすすめです!
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