ニキビの歴史は古い！？注目の2つの時代と治療法の歴史！

2.昔はどんなや対処をしていた？ニキビ治療の7つの歴史とは？

ニキビに悩んでいた歴史があるなら、ニキビの治療法にも歴史があると思いませんか？

今のように医療や技術が発達していなかった昔は、どんなふうにニキビと戦ってきたのでしょうか？

昔のニキビを治療してきた歴史がないと、今のニキビ治療法は見つけられなかった！というものもあるかもしれませんよね。

そこでここでは、ニキビの治療方法の歴史について、紹介したいと思います。

2-1.ニキビの歴史には密陀僧という昔行われていた治療法がある！

ニキビの治療法の歴史の1つに、密陀僧（みつだそう）という江戸時代に行われていたものがあります。

密陀僧とは、一酸化鉛を砕いて母乳で溶かしたものと言われているのですが、その密陀僧を、「寝る前に顔に塗布して寝て、翌朝洗い流す」という方法で使われていたそうです。

2-2.ニキビの治療法には江戸時代に行われていた金化粧がある！

ニキビ治療の歴史には、江戸時代に行われていた金化粧（きんけしょう）もあります。

金化粧とは、唐の土とお酒、水を混ぜて作ったものを顔に塗ることで、ニキビを改善していく方法です。

唐の土とは、鉛白（えんぱく）のことで、白色の顔料で、昔はおしろいにも使われていたものだそうです。

江戸時代のニキビ治療法にお酒を加えているのは、今でいうアルコール消毒のようなものかもしれませんね！

2-3.馬歯莧もニキビ治療の歴史に忘れてはいけない方法の1つ！

馬歯莧（ばしけん）も、江戸時代に行われていたニキビ治療の1つで、ニキビの歴史を語る上で忘れてなならないものですね。

江戸時代では、馬歯莧を水に煎じたものを使って洗顔をすると、ニキビが改善すると言われていたそうです。

馬歯莧は、植物の1つで、現在では漢方薬としても使われています。

馬歯莧には、解毒効果があったり、皮膚の炎症や湿疹などを緩和する効果があることから、江戸時代のニキビ治療として、使われていたのかもしれませんね！

2-4.現在でも使われているイオウは1800年代から注目されていた！

ニキビへの成分として、今でも使われているイオウは、なんと1800年代から注目されていたという歴史を持っています。

イオウには、殺菌作用があるため、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌し、ニキビの炎症を悪化させないようにする効果があります。

また、角質を柔らかくしたり、皮脂の過剰分泌を抑えてくれる効果もあることから、ニキビ治療に有効として、古くから知られている歴史のある治療法です。

今でもイオウを成分に使った洗顔やスキンケア商品もあります。

2-5.古代エジプトではケミカルピーリングがすでに行われていた？

古代エジプトでは、なんとケミカルピーリングが行われていたというのですから、かなり驚きです！

古代エジプトで行われていたケミカルピーリングの方法は、上記で紹介したクレオパトラが行っていたサワークリームを使ったお風呂に入ることです。

ケミカルピーリングとは、酸を顔に塗布して、古い角質をはがして肌の生まれ変わりを促すものですが、最先端の技術と思っていたのに、実はニキビ治療として歴史がかなりあるものだったのですね！

2-6.古代ローマでのニキビ治療は湯治という歴史があるって本当？

古代ローマのニキビ治療は、湯治というもので、これは、お風呂に入ることで治していくものなのですが、ニキビ改善のためには、イオウとミネラルウォーターを含んだお風呂に入ることがポイントだったそうです。

古代ローマは、紀元前の時代のため、日本でイオウが使われだした1800年代よりもずっと前から古代ローマでは使われていたのですね！

2-7.古代ギリシアはハーブをニキビ治療に使っていた歴史がある！

古代ギリシアでは、ヘリクリサムというハーブがニキビ治療に使われていた歴史があります。

ヘリクリサムをニキビ部分に塗って使っていたようです。

ヘリクリサムは、傷を治してくれる効果があったり、肌の老化を防止してくれる効果もあることから、ニキビ改善だけでなく、ニキビ跡を防止する効果も期待できそうですね！

ヘリクリサムは、今でもアロマオイルなどで使われている成分でもあります。