2.一般的なニキビの治し方
それではまず、多くの人が行なっている一般的なニキビの治し方と、その問題点についてご紹介します。一体なぜその対策が良いのか。あるいは悪いのかをしっかり学んでおきましょうね!
出典 | 写真AC
2-1.とにかく放置!
おそらく最も多いのが、この「放置」という対策をとる人ではないでしょうか。「何もしなくても、ニキビなんて治るでしょう?」と考えている方も多いですよね。
確かに、基本的にはニキビはお肌の抵抗力や自然治癒力で何もしなくても治ります。しかしこれはあくまでもニキビだった場合。もしもマラセチア菌による顔カビだった場合は、放置していても治りません。
先述したように、マラセチア菌による顔カビをニキビだと勘違いする方は非常に多くなっていますので、「ニキビのつもりで放置していたら実は顔カビで、ひどくなってしまった!」という事態を招きかねません。
また、基本的には放置していても治ると言ってもそれはあくまでも健康状態や肌環境が良い場合のこと。いつまでも健康状態、あるいは肌環境が悪いままならニキビも治らず、しつこく繰り返してしまいます。
寝不足が続いた日やうっかりメイクを落とさずに寝てしまった日など、何か理由があってニキビができたのではないなら、放置はあまりおすすめできない対策です。
2-2.スキンケアをより丁寧にする
「雑菌が繁殖してニキビになるなら、スキンケアをしっかりすれば治るよね。」ということで、いつも以上に念入りに洗顔をしたり、たっぷりと保湿ケアコスメを使用したりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
一見良いように見えるこのニキビ対策も、実は落とし穴があります。ニキビは皮脂過剰によって繁殖場所を増やし炎症を発生させますが、だからと言って念入りに洗顔をしてはいけません。
洗顔剤を使用してお顔を洗うことは、本来必要な皮脂までをも洗い落としてしまい、皮脂不足を導いてしまうからです。皮脂不足に陥ったお肌は、バリア機能が低下。より深刻な炎症を引き起こしてしまうきっかけとなります。
また、皮脂不足を感じたお肌が「これは大変だ!皮脂を分泌しなければ。」と一気に大量の皮脂を分泌して、以前よりも過剰な皮脂分泌を導いてしまうこともあるのです。
あくまでスキンケアは日常通り。もしもどうしてもスキンケアでニキビを治したいなら、高濃度なビタミンC誘導体を含んでいる美容液など、その種類や質で対応するようにしてください。
2-3.市販の薬を散布する
最近では、手軽にニキビ専用の薬が薬局でも手に入るようになりましたよね。そのため、市販の薬を買って使用しているという方も多くなりつつあるようです。
もちろん、市販のニキビ薬でもきちんと効果はありますので安心してください。多くの場合、その改善を見ることができますよ。
ただし、注意しておきたいのが「10人中10人に効く薬はない」ということです。その時のお肌の状態や肌質などで、どの薬が効くのかは違います。
万が一自分に合わない市販薬を使用すると、治るはずのニキビがひどく悪化してしまったり、あるいはお肌が薬に負けて、別の肌荒れが引き起こされてしまうこともあるのです。市販の薬を自分で買ってくるという方は、ぜひ買う前にお薬の説明書きを読んで「本当にこれで問題ないのかな?」という問いかけをしてくださいね。
2-4.押し出して膿を出す
「両はしを指で押して、膿を出すよ。」という方、あるいは「ニキビは潰したら治る。」と思っている方も多いのではないでしょうか。確かに膿を出すことで炎症を取ってあげることができますので、一見この方法が良いように思うかもしれません。
しかしながら、ただでさえ繊細なお肌を押すことは肌ダメージの元。ニキビが治った後もその跡がでこぼこと残る「ニキビ跡」を作る原因の一つにもなってしまいます。
また、膿が出た跡の空洞部分に再び菌が入り込んで、新たな炎症を導いてしまう恐れもあります。絶対にニキビを押して膿を出すことはやらないようにしてください。
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