目薬でニキビの赤みがひく！？その理由と注意すべきこと

2. 目薬をニキビ治療に使うときの注意点

出典 ｜　無料素材倶楽部　

目薬に含まれている成分がニキビに効果がある！　なんて言葉を聞くとすぐにでも試したくなってしまいますよね。

しかし、使用する前に注意してほしいことがいくつかあるのです。

注意することも守らずに使用し、ニキビが悪化してしまっては意味がありません。

しっかり読み、頭に入れておきましょう。

2-1. 本来は目のためのものということを忘れない

出典 ｜　いらすとや　

目薬は、本来は目の調子を整えるためのお薬です。ニキビを治すために作られたものではありません。

ですから、場合によっては目薬でニキビが治らないこともあります。それは理解できますよね？　

それにしっかりとモノを選ばないで使用するとニキビを悪化するどころか、他の皮膚炎を引き起こしてしまうリスクも抱えているのです。

本来は目のための薬で、ニキビ用ではないことを忘れないでくださいね。

2-2. 痛みなどが現れたら使用中止

目薬をニキビケアに使っていると、または使い始めたときに痛みやかゆみを伴うことがあります。

その場合はいさぎよく使用を中止してください。もしかしたら、ニキビのために新しい目薬を買ったかもしれません。それでも中止してください。

その目薬は、あなたの肌にとっては刺激物としてみなされてしまったのです。そのまま使い続けるとニキビが悪化したり、その周りの皮膚をひっくるめて炎症を起こす可能性があります。

ヒリヒリしたり痛かったり、かゆかったりしたらすぐにぬるま湯ですすぎましょう。それでも痛みなどを感じるときは、洗顔料で優しく洗うことです。

数日様子を見て、それでもまだ痛みを感じるようであれば皮膚科へいきましょう。使っていた目薬本体とその外箱、そして説明書を持参すると話がスムーズになります。

2-3. 成分を見て選ぶ

ニキビケアに目薬を使おうとしている方の中には、これから購入するか考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そのような時は、しっかりと成分を見て選ぶようにしましょう。

さきほどご紹介した「塩酸テトラヒドロゾリン」「ビタミンB6」「ビタミンB5」「ビタミンE」「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されているものにしましょう。

その他にもビタミンB群を含んでいる目薬は、ニキビに効果があるので選んで◎です♪

また、目薬によっては爽快感を与えるためにメントールを使用しているものがあります。それをニキビにつけるとスーッとして気持ちいいです。しかし、肌バリアがかなり低下している状態で使用してしまうと、肌の刺激にしかなりません。

その刺激はニキビを悪化させてしまうこともあるのです。ですから、メントールが配合されているものは使用しないほうがいいでしょう。

2-4. 古いものは使わない

新しい目薬を購入せずに今手元にある目薬を使おう、と考えている方がいるかもしれませんね。

しかし、古い目薬は使わないようにしましょう。基準としましては「いつ買ったか分からないほど古いもの」「開封してから3ヶ月以上たっているもの」はNGです。

また、高温多湿で保存していたものも危険なのでやめましょう。

目薬にも消費期限があります。それは含まれている成分を守るための防腐剤が含まれていないだとか、その成分の酸化を防ぐためです。

場合によっては、細菌が増えており、それをニキビにつけてしまうということもありえるのです。

自らニキビを悪化させないためにも、できるだけ新しいものを使うようにしてください。

2-5. 洗顔や食生活も見直すこと

目薬を使ってニキビが完治した、という声はたくさんあります。その口コミにまどわされて、ニキビケアを目薬だけにしないでください。

そのようにしてニキビが完治したとしても、きっとまたニキビができてしまうはずです。なぜならば、あなたの肌がニキビが出来やすい状態だからです。

ニキビの出来やすい肌を治さない限り、ニキビは繰り返します。

そのようなニキビの出来にくい肌を作る基本は、正しい洗顔・スキンケア・食生活・生活習慣の見直しにあります。

泡たっぷりの洗顔をしていますか？たっぷりの保湿をしていますか？栄養バランスの整った食生活を送っていますか？また、不摂生な生活をしていませんか？

あなたの体を健康にすることで初めて、ニキビができにくい体にすることができるのです。

目薬だけに頼らず、できることから始めましょう。