ニキビの場所で体調不良がわかる！部位ごとの原因一覧

4.食事内容がどのニキビにも言えるんです！

出典 |　ニキビ跡を消す化粧水　

ニキビを予防するには、バランスの良い食事とビタミンを正しく摂ることが大切。レバーやうなぎに多く含まれるビタミンB群とビタミンA（にんじん、小松菜、かぼちゃなど）、ビタミンC(レモン、いちご、赤ピーマンなど)、ビタミンE（ナッツ類、青魚など）がとくに効果的です。ニキビ対策の第一歩は、普段の食生活を見直し、身体の調子を内側から整えることなんです。

4-1.ホルモンを安定させないと体調は悪いままかも？

睡眠不足や生活習慣の乱れによってホルモンバランスが崩れると、新陳代謝が低下して、ニキビが治りづらくなります。また冷房の効いた部屋で一日中過ごしたり、冷たい飲み物を多く飲んで身体が冷えることなどが重なると、胃腸の働きが低下してしまいます。

まずは睡眠時間をしっかり確保し、ホルモンの分泌を正しいリズムに整えましょう。さらに、温かい飲み物を飲んだり、身体を温める効果のある生姜などを積極的にとることも、胃腸の働きを高めるために効果的です。ただし、スパイスや唐辛子などの香辛料は、身体を温める効果があるものの刺激が強いため、ニキビに悩まされている場合は、出来るだけ控えましょう。

4-2.ニキビの色でも体調不良がわかる！

実はニキビの色からも、どこが悪いのか？ どれくらい悪いのかが確認できます。たとえば、白ニキビがたくさんできる方は体力や気力が少なく、老廃物が溜まりやすい体だということがわかります。紫ニキビがよくできる方は、もしかしたら子宮の病気かも。血行不良が起こっている可能性があるので、紫ニキビができたら注意が必要です。頭痛や肩こりが常にある方も、紫ニキビができやすい体質といわれています。ニキビの状態に合わせて、健康診断や検査などを行うことも考えてみて下さいね。

また同時に、保湿不足が原因となる場合もあります。ニキビができたとき、まず洗顔を気にする方が多いのですが、そもそもの皮脂の過剰分泌の原因がお肌の乾燥である場合もあります。洗顔をきちんとしていても、保湿がなおざりになっていると、肌の内側が乾燥している「インナードライ」の肌状態を招き、皮脂分泌をさらに過剰にしてしまいます。

4-3.ターンオーバーを整えることを意識しよう！

２０代を過ぎて出来る大人のニキビを吹き出物、と呼びます。通常吹き出物は、毛穴に皮脂が詰まり、そこへアクネ菌が繁殖することで炎症が起こりぽっこりと出来上がります。本来、お肌は約２８日周期で生まれ変わっていて、日に日に少しずつ古い角質が剥がれ落ち、新しい角質で形成されることで美肌を作ります。しかし加齢やストレス、またホルモンバランスの乱れなどが原因でこのお肌の生まれ変わる周期が遅れ、乱れてしまいます。そうすると毛穴に古い角質や皮脂が溜まりがちとなり吹き出物が作られやすい状態に陥ります。

大人は様々なストレスを抱えていますし、女性は特に生理の周期の関係でホルモンバランスも乱れやすくなるため、ついお肌の生まれ変わりが乱れやすく、いったん治ったとしても繰り返し吹き出物が出来やすくなってしまうんです。通常はこのように過剰な皮脂や汚れが毛穴詰まりを起こすメカニズムで吹き出物が出来るのですが、内臓の調子や体調の変化でも吹き出物の原因となる皮脂が過剰に出たり、お肌の生まれ変わりを乱す原因となりえると東洋医学では言われています。またそれは吹き出物が顔のどこに出来るのか、場所によっても異なると言われています。

4-4.いつもよりもスキンケアを丁寧にしておく！体調は肌に出る！

出典 |　afuro-megami-skincare.com　

ニキビや肌荒れには、なるべく刺激を与えたくないものです。洗顔、保湿などのスキンケアは、いつも以上に丁寧にやりたいところですね。洗顔料は低刺激性のものを使っていきます。保湿成分が配合されているなら、それがおすすめですね。また生活養生として、キレイな皮膚をつくり、瘀血を減らしていくために、できるだけ甘い物や脂っこい食事を減らして、ご飯・味噌汁・納豆など和食を中心にした食事を摂るように不規則な生活をできるだけ整えて、皮膚の作り替えが最も盛んといわれる22時から2時をすぎてしまわないよう、できるだけ早く就寝しましょう。