アトピーとニキビが同時に！徹底した保湿がポイント？！

5.アトピーニキビ跡が治らない！

ニキビ跡はひどくなると肌がへこむ「クレーター」と呼ばれる状態になることがあります。ここまでニキビ跡が深刻になると専門病院での治療以外、改善方法はありません。

ニキビ跡の多くは色素沈着です。色素沈着はアトピーの人が多く抱える悩みでもあります。色素沈着が起こる原因は繰り返し起こる炎症、自分で肌を掻いてしまったことによる皮膚の剥がれ、紫外線による刺激などがあります。

5.1.アトピーニキビ跡には美白成分配合のスキンケア

色素沈着の正体は「メラニン」です。メラニンの生成を抑える成分が配合されている美白スキンケア商品が有効です。

美白ケア商品を選ぶときのポイントはできてしまったメラニンに作用する「ビタミンC誘導体」「ハイドロキノン」。

これからできるメラニンを抑える「トラネキサム酸」、「アルブチン」、「エラグ酸」、「リノール酸S」、「コウジ酸」、「プラセンタエキス」が配合されていることです。

同時にセラミドなど保湿に優れた成分が配合されていることも、アトピーとニキビの人には重要です。

5.2.ビタミンを積極的に摂りましょう

アトピーとニキビ跡である色素沈着はビタミンを摂ることで、身体の中からもケアしましょう。

ビタミンAは皮膚の修復と肌のターンオーバーを促進する作用が期待できます。かぼちゃ、にんじんなどの緑黄色野菜や鶏レバーなどのに多く含まれています。

ビタミンB群は皮膚や粘膜の発育促進、免疫力の増進、細胞再生の促進、皮膚粘膜の炎症防止などに効果が期待できます。 豚肉、大豆、卵などに多く含まれています。

ビタミンCは抗酸化作用、コラーゲンの生成促進、肌の新陳代謝を促進などに効果が期待できます。いちご、みかん
キウイ、ブロッコリー、ほうれん草などに多く含まれています。

ビタミンEは抗酸化作用、血行促進に優れ、ごま油、ナッツ類、アボカドなどに多く含まれています。