食生活の乱れとは、その多くが野菜不足によるものです。
朝、忙しくてトーストとコーヒーだけで済ませたり、昼は外食で済ませていませんか?
野菜は1日350グラムは取らなければいけないといわれています。
しかし、なかなかそれだけの野菜は摂れません。
まして、忙しい毎日の繰り返しで簡単に済ませてしまいがちな食事。
野菜不足に陥るのは仕方のないことかもしれません。
しかし、野菜にはビタミンやミネラルなどお肌に良い栄養素がたくさん含まれているのです。
特にビタミンB群はニキビに大きく作用する栄養素なのです。
皮脂の分泌をコントロールするビタミンB2が不足するとニキビができやすくなるのです。
ビタミンの摂取はビタミン剤よりも食事から摂るのが良いとされています。
手軽にビタミンを摂る方法として青汁をお勧めします。
ビタミン類や食物繊維などが豊富に含まれている青汁は最適な飲み物であるといえるでしょう。
1日に必要な野菜の量を簡単に摂取することができますし、
ニキビの予防としては最も良い方法ですね。
3・ 野菜不足がニキビに影響?
3−1・ニキビの原因は野菜不足にあった
野菜には食物繊維とビタミン類が豊富に含まれています。
特にビタミン類はニキビに効果があるものです。
例えば、ビタミンB2は脂質や糖質の代謝を促してくれます。
また、毛穴の詰まる原因となる過酸化脂質を分解してくれます。
ビタミンEは活性酸素から体を守ってくれるのです。
活性酸素は皮膚の再生を妨げ、ニキビができやすくなるばかりではなく、
ニキビ跡も残りやすくなってしまいます。
ビタミンCは肌のハリをよくしたり、シミ、そばかすを防ぎます。
ニキビ痕も防ぐことができます。
ビタミンは体の中では作り出すことができないので食物から取り入れなくてはならないのです。
ビタミンB1・・・バナナ
ビタミンB6・・・モロヘイヤ、トマト、セロリ
ビタミンA・・・・ほうれん草
ビタミンC・・・赤ピーマン、アセロラ、ゆず
豆類や根菜類には食物繊維が豊富なのでこれも大切な栄養素です。
これらの野菜が不足すると、皮膚や粘膜を傷つけ、ターンオーバーの乱れを招いてしまいます。
毛穴を老廃物が塞ぎ、ひいては忌まわしいニキビへと変化してしまうのです。
ニキビ予防には野菜が大切だということはお分かりになっていただけたと思います。
1日350グラムを目安に毎日の食事に野菜を摂りたいものですね。
しっかり栄養素を取り入れて美肌を目指したいですね。
3−2・便秘もニキビの原因
便秘はお肌にもいろいろな影響を及ぼします。
便秘が続くと、肌のくすみ、肌荒れ、ニキビなどお肌のトラブルが起きてしまいます。
便秘は腸内に便が止まっている状態ですね。長時間その状態が続いてしまうと排出すべき老廃物などが排出されず、
体内に溜まってしまいます。
その結果、腸内環境が悪化するばかりか全身の血流も悪くなってしまいます。
腸内に溜まった便の毒素が血液を通して全身に回っていきます。
そのためイライラや食欲低下などが起こり、お肌のトラブルも生じてしまうのです。
大人ニキビに悩んでいる方は便秘にも悩んでいる場合が多いといいます。
体の中からすっきりとさせて便秘を撃退しなければ大人ニキビは治らないのです。
4・ 青汁でニキビを撃退
4−1・腸内環境を改善してニキビを治す
人の体内には約1000兆個の細菌が住んでいるといわれています。
細菌といっても体に悪いものばかりではありません。
中には大腸菌やブドウ球菌、ウェルシュ菌など有害な菌もありますが、人にとってなくてはならない菌もあります。
例えば、ビフィズス菌や乳酸菌などです。
それらが小腸から大腸にかけてまるでお花畑のように点在していることから『腸内フローラ』と呼ばれます。
腸内フフローラには体に良い働きをする『善玉菌』と悪い作用をする『悪玉菌』が生息しています。
どっちつかずの『日和見菌』などもあるといいます。
善玉菌の代表格は乳酸菌で悪玉菌の侵入を防いだり腸の運動を促進したりと体を守る働きをしてくれます。
一方の悪玉菌の代表はウェルシュ菌や病原性大腸菌、黄色ブドウ球菌などです。
便秘や下痢などおなかの調子が悪くなる作用をします。
食中毒の原因にもなりますね。
他に、日和見菌は腸内の善玉菌と悪玉菌のどちらか優勢な方に味方します。
一番厄介な菌ですね。
これらがバランスを保ち腸内環境を作り出します。
このバランスは善玉菌が2に対して悪玉菌は1、日和見菌が7が良いそうです。
何かの原因でバランスが崩れて悪玉菌が増えてしまうと体調が悪くなります。
悪玉菌が作り出す有害な物質で、便秘や下痢、肩こり、肌荒れなどを引き起こします。
また、老化の原因にもなります。
腸内バランスを崩す原因は食生活の乱れ、ストレスなど、生活習慣の乱れにあります。
ニキビのできやすい体質になってしまいます。
ニキビの予防としてはまず、善玉菌を増やして腸内フローラを整えることが大切です。
4−2・体すっきりでニキビの予防に
腸内フローラを整えるにはまず、ストレスを軽減することです。
ストレスを溜め込むと交感神経を刺激し、便の排泄を抑制してしまいます。
便秘になれば、悪玉菌や悪玉菌の作り出す有害物質を排出できずに腸内フローラを悪化させます。
そのため、腸内フローラを整えるにはまず、ストレスを軽減し、睡眠時間をたっぷりとって
なるべくリラックスした時間を作りましょう。
また、乳酸菌を取り入れた食品を摂取するように心がけることも大切です。
善玉菌を増やす食事とはどんなものでしょうか。
その代表格は玉ねぎ、ごぼう、バナナ、とうもろこし、しいたけ、などの野菜類。
牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品。
他には、果実に海藻類も大事です。
やはり、野菜や果物の役目は大切ですね。
野菜の食物繊維と果物のビタミンCで腸内環境を良くして体の善玉菌を増やしましょう。
体をすっきりさせてニキビも撃退。
しかし、そんなに毎日の食事に野菜を摂れないという方もいらっしゃいますよね。
そこで、青汁の出番です。
毎日一杯の青汁で十分に野菜の栄養が摂れて腸内環境も整います。
青汁で憎っくきニキビを撃退しましょう。
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