縄跳びの消費カロリーでダイエット効果！ 3つのメリットなどご紹介

例えば、40代女性（60Kg）のかたが60分間縄跳びをすると消費カロリー469Kcalとなり、これをジョギングでいうと時速8Km弱ほどで、ゆっくりめで走ったときの消費カロリーに値するといわれています。比較的いって、縄跳びはゆっくりめに走るジョギングと同じくらいの消費カロリーがあるということがわかります。

1-3.縄跳びの消費カロリーの計算のやり方

縄跳びの消費カロリーは、自分でできます。インターネットなどでも親切に入力するだけでできるものもありますが、その都度インターネットが手元にあるわけではないため計算方法を覚えておくといいでしょう。簡単に縄跳びの消費カロリーを計算するために使用すると便利なのが｢METs｣という数値です。

このMETs（メッツ）というのは、身体活動の強度を表している単位であり、安静にして座っている体勢を1METsと数えるといわれています。運動をすると身体活動がエネルギッシュになり、座っている状態でのMETsの何倍のエネルギーを使うかで消費カロリーを計算していくようです。

ここで出てくる専門用語は、METs（メッツ）とEx（エクササイズ）この2つになります。ここでのエクササイズというのは、ダイエット時のあのエクササイズではなく計算に使用するものになります。

・縄跳びを30分間ゆっくりめに跳ぶとMETsの数値は8.8METsとるようです。そして、先ほどのエクササイズ数値を出すには、「8.8METs×0.5（時間）＝4.4（Ex）」といった計算になります。そして、エクササイズ数が4.4Exとでたので、消費カロリーの計算式をここで出せます。

「縄跳びの消費カロリーの計算式（METsとEx使用の場合）」…1.05×体重（Kg）×Ex（エクササイズ）

体重が55Kgのかたの場合の計算だと、1.05×55×4.4＝254.1Kcalとなります。

少しややこしいですが、慣れてしまうと結構簡単で便利なのでこれも豆知識として知っておくといいでしょう。

2. 縄跳びダイエットのメリットは？

縄跳びの消費カロリーが注目されてから、ダイエットのプログラムに取り入れるかたも増えているといわれています。縄跳びは消費カロリーが意外と高いといわれていて、低コストのためやりやすいです。そして、リズム感もよくなるため何かと嬉しいメリットが出てくるといわれています。

2-1.縄跳びは消費カロリーが意外と高め

最初の頃にも少しご紹介しましたが、縄跳びはゆっくりと走るジョギングと消費カロリーがほぼ変わらないため、縄跳びの消費カロリーは意外と高いということになります。ジョギングは苦手だけど縄跳びは好きというかたにとっても、縄跳びはやりやすいといわれています。

縄跳びをすることにより脂肪燃焼も活発になるので、ダイエットにも効果覿面です。跳び方によっても、筋トレになるためボクシングのエクササイズなどでも取り入れられていることが結構多いようです。美脚を目指すためにも、縄跳びは欠かせない時代になってきているのかもしれません。

2-2.低コストなのでやりやすい

小学生のころに縄跳びに夢中になっていたというかたも少なくないでしょう。縄跳びは、何百円くらいで購入できるので低コストで手に入れやすいです。

100均でも購入できるので、縄跳びダイエット初心者のかたにとっても簡単に始められると人気です。後半で、縄跳びの選び方についても詳しくご紹介していくので、是非最後までご覧になって縄跳びの消費カロリーをうまくダイエットに取り入れてみてください。

2-3.リズム感がよくなる

先ほどから何度かボクシングのトレーニングなどにも縄跳びが取り入れられているということをお話しましたが、これはリズム感にも関係してくるようです。

縄跳びは消費カロリーだけではなく、縄跳びをすることでリズム感がよくなるといわれています。ボクシングは、リズム感が大切といわれておりパンチのタイミングなどにも関係してくるため、とても大切な課題となってくるようです。

3. 縄跳びダイエットのデメリットは？

縄跳びの消費カロリーをうまく活用したダイエットには、メリットだけではなくデメリットも出てきます。デメリットとなるのは、やはりいくらダイエットに良いといわれる縄跳びも長時間はできないのが難点なところです。

そして、縄跳びはなかなか屋外でやるのは恥ずかしいというかたもいらっしゃいます。あと、身体に対する負荷が結構かかるといわれているため知っておくこともいくつかあるようです。

3-1.長い時間できないのが難点

縄跳びの消費カロリーは、ジョギングに相当するといわれていますが、長い時間できないのが難点です。縄跳びは、有酸素運動になるため20分以上から脂肪燃焼効果がでてくるため、少ししかできないとあまり効果が期待できないといわれています。

縄跳びを毎日しているのに全然痩せないというかたも少なくないようですが、ダイエットに縄跳びを取り入れる場合には20分以上はするように意識するのが成功のコツといわれています。

3-2.大人の縄跳びは屋外でやりづらい

大人の縄跳びは、子供たちのように屋外で自由になかなかできないというかたが多くみられます。ジムなどに通われていて、縄跳びが出来るスペースがあるジムならば大人でも周りを気にせずにできるといいます。

ただ、なかなかジムには通っていられませんよね。そこでエア縄跳びというのもアリのようです。1階にお住まいのかたや、天井が厚めのお住まいのかたで2階以上にお住まいのかたなら、縄跳びを跳んでいるふりして、エア縄跳びでも結構効果があるといわれています。

3-3.身体に対する負荷が結構ある

縄跳びは、身体に対する負荷が結構あるとはいえ、軽めの縄跳びを使った場合には腕への負荷はそこまでないといわれています。初心者のかたには、縄跳びは軽めのものを選ぶようにするといいようです。軽めの縄跳びを使ったときに、１つ知っておきたいのは縄跳びの消費カロリーが低めになるということです。

軽い縄跳びのデメリットとして、リズム感よく飛ぶのがどうしても軽い分むずかしくなってしまうといわれています。だからといって、重めの縄跳びを選んでしまうと腕への負荷が大きくなってしまうため、ダイエットのためだけに縄跳びを使用しているかたにとっては負担になってしまう可能性が大きいといわれています。