青汁の選び方～無添加・無農薬で国産の青汁は本当に安全か！？

国産野菜や果物に関しては、身体に害を及ぼすほどの残留農薬が含まれている可能性はとても低いと言えるでしょう。

また、メーカーによっては残留農薬の検査結果を公表しているところもありますので、青汁を選ぶ際にはそういったところもチェックすると良いでしょう。

他に、安全性の高い野菜では「有機栽培」のものがあります。
これは、農薬や化学肥料の使用量を基準値以下まで抑えて栽培することを意味します。

そうやって育てられた野菜は有機JAS認定を受けることができるのです。

国産の有機栽培の青汁を探す場合は、有機JASマークがパッケージにあるかどうかチェックしてみてください。

有機JASマークは、厳正な管理下で育てられた野菜が原料ということ、しかもその含有率が95％以上ということを意味していますので、安全性や信頼性はバツグンです！

3.3 妊婦や子供、お年寄りが避けるべき青汁の添加物

厚生労働大臣によって指定された比較的安全な添加物とは言え、妊娠中や小さな子供、お年寄りなどの身体の弱い方には安全ではない場合もあります。

青汁自体はとても健康に良いものですが、注意すべき点をよく確認した上で賢く青汁を選びましょう。

妊娠中の女性が避けた方が良い添加物

①アステルパーム
アステルパームは甘味料の一種です。妊娠中に摂取していると新生児が知能障害を引き起こす可能性があると言われています。

②アセスルファムカリウム
アセスルファムカリウムも甘味料の一種です。
これは、妊娠しているラットが摂取していたところ、子供に影響が出たという報告がありますので
やはり避けた方が無難でしょう。

子供が避けた方が良い添加物

①アステルパーム
アステルパームに含まれている「メチルエステル」は体内でメタノールに変化するのですが、
メタノールは神経毒の一種でもあります。

大人と比べて体が小さく、消化機能も弱い子供、特に幼児が摂取すると
腫瘍・脳障害・頭痛・ポリープ・知能低下・失明などが起きる可能性が高くなると言われています。

また、発がん性も認められている添加物です。

②アセスルファムカリウム
アセスルファムカリウムに含まれる「塩化メチレン」は皮膚や呼吸器から摂取すると発ガンするとも言われています。

カロリーオフの飲み物の甘味料に使われることが多いので、ジュースやコーラをがぶ飲みしたりするとリスクが高まりますので気をつけたいところです。

③増粘多糖類（ゲル化剤）
大腸障害の危険性が高くなると言われています。

お年寄りが避けた方が良い添加物

①香料
②難消化性デキストリン

この２つの添加物は低栄養状態を招く可能性がありますので気をつけましょう。

健康への意識が高いお年寄りほど、糖質や脂質の摂取を控えてしまい気がつかないうちに「低栄養」になっていることがあります。

そんなところに食欲を抑える働きのある「香料」や糖質の吸収を緩やかにする「難消化性デキストリン」を摂取しすぎると低栄養状態を更に加速させてしまいます。

低栄養状態になると認知機能の低下や骨密度の低下を招き、大きなケガにもつながりかねません。
また、免疫力が下がってしまうので病気になりやすくなってしまいます。

3.4ほんとうに安心して飲める青汁とは

ここまで添加物のこと、国産かどうか、農薬について確認するポイントについてご紹介してきました。

ですが、原材料が国産かどうかとか、農薬が使用されているのかどうか、添加物の詳細までを厳密に調べることは個人レベルでは難しいというのが現状です。

ですので原材料の安全性に関しては、製造会社が公開している情報を確認したり問い合わせるしか方法はありません。

ただ、この公開している情報が青汁が安全なものかどうかを確認できる方法でもあります。

原材料の種類や産地、農薬使用について、製造工場の場所や残留農薬の検査結果など、安全に関する情報をしっかりと公開しているメーカーは信頼できますし、販売している商品についても安心できますよね。

「ほんとうに安心して飲める青汁」なのか迷ったときは、
消費者に対して誠実な対応をしているメーカーの青汁を選ぶことをおすすめします。

4.まとめ

身体に良い青汁を選びたいのであれば、「無添加」と謳っている青汁を選ぶのではなく、
しっかりと自分の目で

原材料表示（添加物の使用量）
国産かどうか
農薬使用の有無

を確認することをおすすめします。

不安がある場合は、メーカーが公開している情報を確認したり問い合わせするなどして、
消費者に対して誠実かどうかをチェックすることもおすすめです。

安心して飲める、ということが身体に良い青汁と言えるのかもしれませんね。