目立つ胸ニキビを治したい！胸にニキビができる原因と改善法２つ

ニキビといえば顔をメインにでき、体の中では背中などにできやすいイメージですよね！

背中だけではなく体でいうと胸にもボツボツとニキビはできてしまいます。

胸にボツボツとできてしまったニキビは顔に近い分目もひくし、赤くなったりしがちで目立ちやすいので一日でも早く治したいですよね！また、一度できると治ってはできての繰り返しで長引いたりすることも多いんですよね！

この「胸ニキビ」ってそもそもなんでできるんでしょうか？顔ニキビなどと違い胸ニキビができる原因はそこまで多く知れらていませんが、日常生活の中で胸ニキビができる原因はさまざまあり、注意しないとすぐできてしまいます。

胸ニキビができる原因からできてしまった胸ニキビの改善方法まで詳しく紹介していきます。

目次

1. なんでここに？！胸ニキビができる原因とは？
1-1.胸ニキビは「アクネ菌」ではなく、「マラセチア菌」が原因
1-2.汗や汚れで胸元が不衛生になっていることが原因
1-3.ホルモンバランスの乱れが原因

2.胸ニキビができたときの改善策は？
2-1.ニキビじゃない？と思ったら皮膚科を受診する
2-2. できる前に予防しておきたい！マラセチア毛包炎の原因と予防方法

3. できる前に対処したい！胸ニキビの予防方法は？
3-1.”ホルモンバランスの乱れ”に気を付ける
3-2.食生活の偏りはホルモンバランス以外の原因につながるため見直そう！
3-3.シャンプーの洗い残しに気を付け、洗う順番を変えてみる
3-4.毛先が胸元に付着しないよう気を付ける

4.まとめ

1. なんでここに？！胸ニキビができる原因とは？

顔はニキビができやすくできる原因や治療方法も多く知られているので、顔ニキビができてしまっても原因をはじめ、治療方法や予防方法を知っているという方は多いはずです。

ですが、胸ニキビはどうでしょう？もちろん胸に良くニキビができてしまう人もいれば、一方初めて胸にニキビができてびっくりして焦りながらこの記事を読んでいる人もいるでしょう。ですから胸ニキビができる原因や胸ニキビの治し方などを知っている人は、顔ニキビなどに比べて少ないかもしれませんね。

では、そもそもこの「胸ニキビ」はなぜできるのでしょうか？

意外と知られていない胸ニキビができる原因を詳しく紹介していきます。

1-1. 胸ニキビではなく「マラセチア菌」が原因のマラセチア毛包炎かも

顔にできるニキビの原因として「アクネ菌」というものを聞いたことがある方は多いかもしれないですね。

アクネ菌は思春期ニキビの原因とされていて、洗顔などで対策することができます。他にも顔ニキビは余分な皮脂や、メイクの洗い残しなどが毛穴に詰まることでできてしまいます。胸ニキビも毛穴や皮脂の汚れなどが原因でニキビになってしまうことがあります。

ですが、体にできる皮膚疾患の一つで「マラセチア毛包炎」といわれるものがあります。このマラセチア毛包炎は、見た目がニキビと似ていることもあり、ニキビとして扱われている場合もありますが、実はニキビではなく、皮膚疾患の一つです。

マラセチア毛包炎は、ニキビなどのアクネ菌と違い、「マラセチア菌」というものが原因でできます。

このマラセチア菌というのは、カビの一種で夏など汗をよくかく季節に活発になり、マラセチア毛包炎になりやすいです。

皮脂や湿気をエサに繁殖するため、夏場にはなりやすい皮膚疾患です。

見た目は、胸ニキビに似ているためニキビ治療を継続して胸ニキビにも行っている方も多いのですが、ニキビとマラセチア毛包炎はできる原因が違います。

胸にできたマラセチア毛包炎をニキビと勘違いしたままニキビ治療を続けても治らない、悪化してしまう場合があります。ニキビ対策をしても治らない、悪化したという場合はマラセチア毛包炎かもしれませんので、皮膚科を受診することをおすすめします。

1-2. 汗や汚れで胸元が不衛生になっていることが原因

マラセチア毛包炎の場合も、胸ニキビの場合も汗や汚れなどで胸元が不衛生になっているとマラセチア毛包炎と胸ニキビの原因になります。

前述でも紹介した通りマラセチア菌は汗や湿気などが多いと活発に繁殖してしまいます。

一方胸ニキビも同様に、汗や汚れなどで胸元が不衛生になっていれば胸ニキビはできてしまいます。

不衛生にしているとアクネ菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。また、汗をかき汗を餌として雑菌は繁殖してしまいます。繁殖した雑菌が毛穴に詰まってしまい、胸ニキビはできてしまいます。

夏場は汗をかくので、しっかりと清潔に胸元を拭き取りケアをしておくのも重要です。ですが、気を付けたいのは夏だけではなく、冬もです！

なぜなら夏は通気性が良い服や胸元の開いた洋服を着ることが多いので汗をしっかりと拭き取ったりケアをするのも容易ですが、冬は胸元の詰まったセーターなどを着たりしているのでケアがおろそかになりがちです。

また、冬は気づかぬうちに汗をたくせんかいていて、気温が暑くなくても胸元が汗をかいて不衛生になっていることが多いので気を抜いていると胸ニキビが繰り返しできてしまったり、悪化することがありますので注意してください！

また、女性で下着（ブラジャー）を毎日洗濯するという方が実は少ないのをご存知でしょうか？

実は胸に触れる下着を毎日洗濯しないという方も多いんです！この肌に触れる下着が不潔だと肌にふれ胸ニキビの原因になってしまいますので、肌に触れる下着や衣類が不潔な場合胸ニキビの原因になってしまいますので気を付けて下さい。

1-3. ホルモンバランスの乱れが原因

胸ニキビができる原因として、ホルモンバランスの乱れがあげられます。思春期ニキビは、ホルモンバランスが乱れてしまうことで皮脂が過剰に分泌されて毛穴に皮脂が詰まってしまうことがあげられます。

ですが、大人ニキビはホルモンバランスが乱れてしまうことで、肌を守るために働く肌のバリア機能が崩壊（弱まってしまい）されてしまい、ニキビができてしまいます。

ホルモンバランスが乱れてしまう原因は日常生活の中で様々あります。具体的にどのようなことでホルモンバランスが乱れてしまうのか知っておくことで日常で気を付けることができますので、知っておきましょう。

いかがですか？「あれ・・・心当たりがある・・・」という方も多いのではないでしょうか？

ホルモンバランスが乱れてしまう原因は日常生活の中で山ほどあるので、すべてを気を付けるのは難しいかもしれませんが、ニキビとホルモンバランスの乱れは深く関係しています。今この瞬間から改善できる項目があれば改善するべきです！

1-4. シャンプーやリンスの洗い残しが原因

実は胸ニキビは、衣類が不衛生であったり、ホルモンバランスの乱れも関係していますが、胸ニキビができる原因として意外と多いのがこのシャンプーやリンスなどの洗い残しです。

お風呂に入るときまずは体から洗っているという方に多い原因なのですが、シャンプーやリンスなどを後から行うと体には洗い流したシャンプーやリンスが付着したまま洗い残してしまいます。

体に付着してしまった洗い残しのシャンプーやリンスをエサにして菌が繁殖してしまい、胸ニキビができてしまうんです！

また、シャンプーが原因で胸ニキビができる原因としてもう一つあげられるのが、シャンプーの洗浄力です。

シャンプーには「合成界面活性剤」という食器洗剤などに含まれる洗浄力の強い成分が含まれていて、その成分が体に付着し洗い流してしまうことで、肌にとってバリア機能の働きを果たすために必要な皮脂までも洗い流してしまいます。

必要な皮脂を洗い流してしまうとバリア機能が崩壊されニキビができる原因となってしまいますので、胸ニキビや生え際などのニキビに悩んでいるのであれば、洗い残しや合成界面活性剤が原因でできている可能性が高いので、顔や体などの皮膚にシャンプーはできるだけ触れないようにすることをおすすめします。

1-5. 毛先が胸元にあたり菌や汚れが付着するのが原因

胸ニキビやおでこなどの生え際にできるニキビに多くみられる原因として毛先が皮膚に触れてしまうことです。

「前髪が皮膚にあたるとニキビができてしまう」なんて聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？おでこや生え際にできるニキビは確かに毛先が皮膚に触れ毛先についた菌が肌に付着することでできることが多いです。

髪が長い女性の場合ですと、髪の毛先がちょうど胸元まであり、胸元に毛先が触れてしまうという方も多いと思います。胸ニキビもおでこや生え際など毛先が原因でできるニキビと同様に、毛先が肌に当たれば毛先についた菌が肌に付着し胸ニキビの原因となってしまいます。

毛先には気づかぬうちに目に見えぬニキビの原因になってしまう菌がたくさんついています。「え？こんなことでニキビができるの？」と思ってしまいますが、意外と毛先の付着とニキビは深い関係があるんです！