マイナスカロリーダイエットには効果がないという意見の根拠としては、「科学的に実証されているわけではない」ということがあります。
事実、DITによるエネルギー消費がどれくらいなのか、正確に測定する方法は今のところ存在しないのです。ですから、マイナスカロリーが事実なのかどうかも検証できないということになります。
アメリカのタイム誌も、記事内で「マイナスカロリーの食品は存在しない」と発表しています。
では、マイナスカロリーはダイエットにとって全く無意味なのでしょうか?
一概にそうとも言えないのは、マイナスカロリーとされる食材が、一般的に見てダイエットや健康によいものばかりという事実があるためです。
つまり、言われているような理屈通りの効果があるかどうかはともかく、マイナスカロリーの食材を食べることは、ダイエットにとってメリットがあるということだけは間違いないでしょう。
3.マイナスカロリーの食品は?
では、マイナスカロリーの食品にはどんなものがあるのでしょうか。
具体的な食材について見ていきましょう。
3.1.セロリ、アスパラガスなどの野菜類
マイナスカロリーに該当すると言われる食品には、野菜類の多くが当てはまります。
例えばセロリは、100gで約15kcalしかありません。また、ビタミンCやB1、食物繊維など栄養も豊富で、ダイエット効果の他にも、美肌効果や便秘解消効果、疲労回復・ストレス解消効果などが期待できます。
アスパラガスも、100gあたり22kcal程度と、非常に低カロリーな野菜です。
また栄養面でも、ビタミン類やミネラル、食物繊維に恵まれており、美肌効果や疲労回復効果などさまざまな効果を持つ「アスパラギン酸」も含まれています。
ブロッコリーのカロリーは、100gあたり33kcalほど。ビタミン、ミネラルを多く含み、特にビタミンCの量は、アスパラガスの10倍に及びます。抗酸化作用を持つビタミン類を多く含むブロッコリーは、美容にも効果の高い野菜です。
他にもマイナスカロリーと言われる野菜類には、キャベツや人参、玉ねぎ、ほうれん草などがあり、これらはダイエットにぜひ取り入れたい食材と言えるでしょう。
3.2.グレープフルーツなどの果物類
果物類もまた、マイナスカロリーの食材として挙げられています。
リンゴ100gのカロリーは、55kcalほど。まるごと一個でも、138kcalくらいとなっています。さらにビタミン・ミネラルをバランスよく含んでおり、中性脂肪の上昇を防ぐ効果などが期待できます。
グレープフルーツのカロリーは、100g中38kcalほどです。栄養分も、ビタミンCやクエン酸、リコピンなどを含んでおり、美容に加え、動脈硬化予防など生活習慣病を防ぐ効果もあります。
いちごは、100gあたりのカロリーが約34kcal。ビタミンCを多く含み、またアントシアニンやエラグ酸などのポリフェノールも含まれています。美白効果やアンチエイジング、視力回復などの効果があります。
他にも、パイナップルやブルーベリー、レモン、パパイヤなど、マイナスカロリーとされる果物類は数多くあります。
3.3.海藻類やウーロン茶も
野菜や果物だけでなく、海藻類もマイナスカロリーに分類される食べ物です。
わかめのカロリーは100gでも16kcalしかありません。ビタミンB群やβ-カロテンなどのビタミン類とミネラル類を豊富に含み、食物繊維にも恵まれています。
わかめなど海藻類の食物繊維は、便秘解消効果やコレステロール値抑制効果など、健康にとても大きな影響力を持っています。昆布やひじきなども、やはりマイナスカロリーの食材に含まれます。
また、ウーロン茶のカロリーは0kcal。つまり、いくら飲んでも太らない飲み物です。さらに、水に比べてエネルギー消費が高いため、理論上は飲むごとに痩せていくことになります。
他にも、カプサイシンを含む唐辛子は中性脂肪を脂肪酸に変え、燃焼しやすくさせるという効果があり、マイナスカロリーとしてだけでなく、ダイエットに高い効果があります。
4.マイナスカロリーダイエットのやり方は?
「食べるほど痩せる」というマイナスカロリーですが、その具体的な方法はどうするのでしょうか。
マイナスカロリーダイエットのやり方について見ていきましょう。
4.1.野菜を取り入れる
前項でもみたように、野菜はマイナスカロリーの代表的な食材です。野菜を食事に取り入れることで、食事のカロリー消費を上げ、痩せやすくなります。
ダイエットというと、太りやすいたんぱく質や炭水化物はNGとして、摂ってはいけないのではと思いがちです。しかし、ダイエット中でも必要な栄養はきちんと摂らなければいけません。
ですから、肉やごはんといったものも、適度に食べる必要があります。そこで、付け合わせとして野菜をプラスすることで、カロリーの摂りすぎを防ぐのです。
特に揚げ物類などを食べるときは、必ず野菜を一緒に摂ることを心がけましょう。
4.2.時間をかけて取り組む
マイナスカロリーダイエットは、短期間で結果を出すというダイエット法ではありません。時間をかけてゆっくりと、体重を減らしていく方法になります。
ですから、結果がでないからとあきらめず、じっくり取り組むことが大切です。
また、食材を急にマイナスカロリーのものに切り替えるのも、よくありません。段階的に食事内容を切り替え、徐々に体を慣らしていきましょう。
4.3.マイナスカロリーダイエットの注意点
どんなダイエット法でもそうですが、マイナスカロリーダイエットにも、注意すべき点があります。
まず、やりすぎは禁物です。上でも述べたように、ダイエットでも必要な栄養は摂らなければいけません。痩せる効果が高いからと言って、マイナスカロリーの食材ばかりを食べるのは、栄養が偏り健康にとってよくありません。
食事内容は、栄養バランスをよく考えてダイエットに臨みましょう。
また、当然ですが、糖類や脂質の摂りすぎには注意が必要です。せっかくマイナスカロリーの食材を取り入れても、砂糖やマヨネーズをたくさん使ってしまっては意味がありません。
野菜にはドレッシングより、オリーブオイルやレモン汁などの低カロリーなものを使いましょう。必要な栄養を摂りつつ、できるだけカロリーを減らす工夫も大切です。
5.マイナスカロリーダイエットの口コミは?
ここまで見てきたように、理論上は食べるほどに痩せるというマイナスカロリーダイエットですが、反対意見も根強くあります。
では、実際の効果はどうなのでしょうか?マイナスカロリーダイエットを実践している人の口コミから、その本当の効果について見てみましょう。まずは、ポジティブな評価の口コミからです。
最初は半信半疑だったマイナスカロリーダイエットですが、私には効果があったと思います。
必ず食事には海藻サラダをプラスして、海藻サラダから食べるようにしていったら1週間で-1kg達成しました。
お通じも良くなったので体重が減ったのかもしれませんが、やっぱり効果があったと信じています。
今まではただ普通に食べていたものを、マイナスカロリーを意識して大きめに食材を切ってみたり、食物繊維が多いものや消費する時にカロリーを使うものを選んでみたところ、体重が少しずつですが減ってきました。
沢山噛まないといけないからもしかしたらそれの効果もあるのかな?と思いますが、とにかく私はダイエットできています。
マイナスカロリーダイエットは、この調子で継続していきたいです。
痩せたいけど食べるの我慢できないマンなので(クズ)マイナスカロリーダイエット始めたんだけどちゃんと体重減ってて驚き。メンマまじでうまいしこれなら一生続けられそう。ちなみに間食も我慢出来ないのでアイス食べまくり(確か低GIだったと信じて)
— 메이δvδ♡ (@maemin7128) 2016年7月16日
と、このようにマイナスカロリーダイエットで結果が出たという人もいるようです。実際に理論通りの結果かどうかはともかく、減量に成功したという事実は、マイナスカロリーの信ぴょう性を高める材料と言えるかも知れません。
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